「ゴジラ-1.0」はゴジラに詳しくない私でもみんなに推せる作品でした
私が好きで良いと思った作品は日本国内であまり人気が出なかったとか予想よりヒットしなかった場合でも世界規模では大ヒットしたり人気がでるというのがジンクスであったりします。
2023年11月現在で海外での興行収入第1位の日本映画作品は「すずめの戸締り」です。
「すずめの戸締り」は最近の映画の中では珍しくハマってしまい私が何回も劇場に行って見た大好きな作品です。
「3.11」の話が背景にある作品なので海外で受け入れられるのかどうかとも思ったのですが「君の名は。」の興行収入を上回り新記録達成しての1位です。
前から推してる「カウボーイビバップ」や「AKIRA」もそうです海外では大ヒットしました。
私が好きな作品は海外で受け入れられるというジンクスはガチです。
最近見た「ゴジラ-1.0」がとても良かったんですよ。
そこで思ったのがジンクスですよ。
海外で「ゴジラ-1.0」は大ヒットするなと
12月8日現在、海外で「GODZILLA MINUS ONE」が公開されて一週間が経ったのですが米国での邦画映画興行収入第一位になったりデイリーランキング第一位とかもとったり米国の映画評論のサイトでも評論家からも一般からも指示されて異例の高評価を維持してるようです。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
やはりジンクスきたね
何故か日本国内では宣伝が少ないというか弱い気がする(ここでもジンクス然り)なので「ゴジラ-1.0」が気になってる人や知らない人向けにシンプル推そうと思ってnoteの記事を書いています。
ここから
《ネタバレなしでの感想いくよ》
「ゴジラ-1.0」は情報規制しつつ極秘で撮影されたようでタイトルのみで他の情報を出さずに公開されたゴジラ生誕70周年記念作品だったようです。
「君たちはどう生きるか」「VIBANT」とか情報を出さないスタイルが最近は流行りなんですかね?
監督は「三丁目の夕日」の山崎貴監督です。
私もタイトルと公開日しか知らなかったんですけど「X」で私が好きな某漫画家さんが公開初日に観に行ったらしく絶賛っぽいポストをされてたのを見て気になってたんです。
身近の知り合いでも観に行った人がいて「良かった」と言ってたのと「大画面で見なきゃダメだ」と言われてそりゃそうだと思い劇場で観ました。
ちなみにゴジラ作品を劇場で見るのは私は初めてでした。
見ようか迷ってる人に言いたい
「ゴジラ-1.0」は大画面で見るべき
白組のVFXは大画面で見る価値があります。
「ゴジラ」シリーズだけは大画面がいいに決まってる!
劇場で見て正解だったし、ちゃんとゴジラが怖かったし、私は満足できました。
一部の映画評論家とかゴジラマニアの方々がYouTubeなどで作品を批判してるのを見かけますが視聴数稼ぎなんでしょうかね…ただの捻くれ者としか思えない…普通に良いものは良いって言えばいいのにって思いました。
意外にも岡田斗司夫さんも大絶賛してましたね。
↓下記の動画は前半はネタバレなし途中からネタバレありになってます。
批判する意見の中で庵野監督の「シン・ゴジラ」と比べる人がいるけど別物であって比べるモノじゃないと思います。
「シン・ゴジラ」も見たしよかったけど別物だと思う。
山崎監督もわざと「シン・ゴジラ」とは逆張りにしたと言ってるので別物としてそれぞれを愉しめばいいと思います。
ドラマパートを言葉で説明が多すぎるとかクドいしドラマパート全部が要らない(ゴジラをもっと出せ)って言ってる人もいますが察したり考察して楽しむような内容じゃないので言葉での説明は私は許せました。
説明してくれないと訳わからない内容だったし時代背景とか国際情勢とか説明は必要だと思ったから私はアリ派。
役者さんの演技がクドいと言っている人もいるけど説明的なセリフにはあれくらいの演技のが感情が伝わるよ。
主人公演じる神木君が絶望して叫ぶシーンがあるけど私はあれくらい非現実的な災害がいきなりやってきて残酷な状況になったら主人公の敷島に共感したし叫ばないとやってけないと思った派です。
主人公が生き残ったことに悩んでいたことも必要なプロセスでドラマパートなしでゴジラだけ暴れてる作品だったらゴジラマニアの人しかウケないんじゃないかと…海外の人にウケたのは分かりやすいドラマパートの部分があったからゴジラがとても怖く感じたのもあったはずです。
最悪な状況にゴジラがやってきて日本は「ゼロ」どころか「マイナス」になったわけで…この状況下でゴジラに勝てるわけもなく、それでも人は生きて抗わなければならない。
そこが世界的にウケてヒットしたんだと思う。
ゴジラシリーズはたくさん海外でも作られているけど最初は日本が作った作品なのだから日本人がいちばん面白いゴジラ作品を作り続けてほしいじゃない。
その面白いゴジラ作品が今回の「ゴジラ-1.0」なのです。
テーマはまさしく「生きて、抗え。」
気になったら是非劇場で見てほしいです。
最後は少しだけネタバレありの感想を述べて終わろうと思います。
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《ネタバレありの感想いくよ》
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子役の子の部分でちょいちょいうるうるしたけど最後の典子の「あなたの戦争は終わりましたか?」で涙がダァーッってなっちゃいました。
まさかゴジラで泣くとは思いませんでした。
でも典子が生きてたなんていくらなんでも都合が良すぎだろって思いつつも理性と関係なく涙が溢れちゃったんです。
でも典子の首に原爆症?蠢く火傷みたいのあったしなんなのアレって思って後で調べて分かったんですけどゴジラ細胞とかいうものでゴジラ細胞を体に宿して再生し存命したって設定らしいです。
ハッピーエンドってわけじゃなくゴジラも生きてるっぽい終わり方だったし続編も作れる流れなんでしょうね。
私は続編は作らなくていい派です
ご都合主義的な流れも感じられたけど脚本的には完璧に元祖のゴジラの設定に合わせ作ってたんですね深いなぁ。
映画の「永遠の0」は個人的に好きじゃありません(好きな方いたらすいません)特攻隊とか、あの当時は特別な状況下だったので仕方がないことだったのは理解しています。
ですが日本ってどこか無意識に自己犠牲が美しい的なとこありませんか?
それが私はとても嫌でした。
アニメ「鉄腕アトム」ではアトムが最後に犠牲となって地球を救う話でしたよね。
なんか、そういうのが違うよなって思ってたので主人公の敷島が特攻から逃げた生き残り兵という設定がよかった。
生きていて何が悪いのか死んだら全て終わりなんだから生きたいと思うのは自然なことだよね。
そこがよかった。
生きて抗ってなにがいけないのか
メッセージ性と脅威としてのゴジラがうまく融合していた。
ちなみに子役は当初「明アキラ」で男の子設定だったんだけどオーディションしたらあの女の子があまりにも良かったから「明子アキコ」に名前を変えたんだそうです。
確かに子役の子の演技もよかった。
もうひとつ海のシーンはガチで海で撮影したそうです。
海での撮影は大変だったそうでVFXって思われたくないらしいです。
海のゴジラのVFXと上手く融合してたしよかったですね。
船とか空母とか詳しくないし幻の飛行機とかも詳しくないゴジラシリーズも詳しくない私でも楽しめたので老若男女問わず楽しめる内容の映画になっていたので見てきてよかったです。
2023年に劇場で見た映画だといちばんよかった。
以上、感想でした。