スタッフブログ#15~アメリカのレトルトカレー事情について
こんにちは、プロボノメンバーのなほです。
私はアメリカのペンシルベニア州に住んでいる高校2年生です。
今日はアメリカのスーパーマーケットで売られているレトルト(インスタント)食品について紹介したいと思います。
レトルト食品の語源と定義とは?
もともとレトルトとはオランダ語で、「加圧過熱殺菌をする釜」を示しています。熱と圧をかけることにより食材が殺菌されるため、保存期間が長くなるそうです。日本では非常食としても使われており、種類も豊富に売られています。最近はレトルトカレーだけでなく、中華丼、牛丼、グラタンなど、食品の幅も増えています。
海外ではどのように知られている?
レトルト食品を直訳すると「Retortable Pouched Foods」となり、減菌の行う袋に入った食べ物と訳されます。しかし、一般的に日常では使われません。その代わり、英語圏ではレトルト食品と一つの言葉で定義せず、
湯煎などで温めて食べる食材(レトルト食品に一番近い)を
boil-in-the-bag food(お湯で温めるタイプの袋入り食品)
電子レンジで温める食材を
microwave meal
出来合い、インスタント食品を
Pre-packaged food / Instant food
などとといくつかの種類に分けています。
https://perky.jp/2021/05/11/retort/
人気のインスタント食品は?
多くの人がEasy Microwave dinner、 ready to eat meal、と手軽に準備できる食品を購入しています。特に一人暮らししている人や、仕事で忙しい人にとってはインスタントフードの需要が高いです。
ここではアメリカのスーパーでよく見かけるインスタントフードを紹介します。(常温で保存できるもの)
Kraft
アメリカで定番のMac &Cheese を売っている会社です。
水を注ぎ電子レンジで3分半ほど、付属のクリームを混ぜ完成と、特に子供世代に大人気です。
Hormel
多くの食品を展開しています。(有名なSPAM缶もHormel)
このHormel compleats シリーズはパスタからチキン、ステーキとアメリカの食卓で見かける食事を60秒で準備できるようになっています。
Nissin、Maruchanなどのカップラーメンも主流になってきています。日本のものと比べると味の質は変わりますが、多くの人に愛されています
アメリカのスーパーではレトルトカレーは売っている?(North East 周辺)
日本のレトルトカレーは海外ではまだ流通してませんが、簡単に作れるインドカレー、タイカレーなどはスーパーで売られてます!日本のレトルトカレーのように湯煎しないものが多いです。
Tasty Bite
インドとアメリカが連携して作った保存食メーカー。電子レンジですぐに食べられるインド、アジア料理を製造。(VEGAN)
1袋、$4.19(約589円)
Blue Elephant
タイのシェフが開発したプレミアムカレー。
100% made in タイ。調理が必要。
1袋、$8.29(1,166円)三人分
Mike's Organic Curryオーガニックの食材に特化したタイカレー。VEGAN、 グルテンフリーなど健康にもこだわったオリジナル商品を製造している。
1袋、$5.99 (約843円)
物価高のアメリカではインスタントカレーの価格も比較的高い傾向があります。しかし、味やスパイス、具材にこだわっていたりと各々で違う特徴が見られます。
(レトルトパウチに入っているのかいないのかは不確かのため、インスタントカレーと呼んでいます)
まとめ
インスタント食品は、調理や後片付けに 手間と時間がかからない、安価である、温かい食事が食べられることなどメリットが沢山あります。しかし、保存するための添加物が入っていたり味付けが濃かったり、栄養が偏っているという欠点があることも確かです。
アメリカで売られているインスタントカレーでは、使う食材にこだわり、「手軽に作れて健康でおいしく」という消費者のニーズにあった商品を作っている会社も複数見かけました。インドなどでは宗教上、肉を食べる習慣がないので必然的にVEGANの食品が多いようです。歴史的な背景が食事、そしてインスタントカレーにまで影響しているのを感じました。
今回見つけたのは数多くある商品のほんの一部です。さらに突き詰めて新たな発見をしていこうと思います!
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