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ポートレートと目線について

目線のあるポートレートは怖い?

最近、目線のあるポートレートは怖いんですという意見を聞くことがある。
僕も同感である。
SMSで、いいねがつく画像はセルフでない限り、目線が来ていないものが多い。

時代は80年代、グラビア隆盛期、、、ほとんどのモデルさんはカメラを見ていた。隣町の少女がタレントになっていく時代。
アイドルが身近にいる時代、目線はカメラのレンズに注がれ、笑顔とともに親近感をかもしだしていた。
これは最近のAKBブームにまで及ぶ。
どこにでもいる少女は目線によって人気を獲得していった。

反対にファッションモデルは意味もなく目線は宙を飛ぶか、下を向いた。
DCブランドブーム、洋服を売るには服に注目させる必要があった。
モデルが出ても存在を意識させない、もしくはマネキンと見立てた撮影方法もあった。目線がない方が服が売れた。

現在はどうだろう。

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