Re:Re:Re:僕が元旦に60km歩いた理由【モリノート】
新年、明けましておめでとうございます。2022年は、コロナの影響が残るものの、少しづつ、お店やリアルイベントなどが復活してきた年になった印象です。
会社や学校もオンラインとオフラインのハイブリットがまだまだ続いており、個々人の働きやすい・学びやすい環境が整ってきていることは、長期的に見て良い方向に動いているのかな、と感じます。
僕個人としては、2018年頃から「ベルフェイス」というオンライン商談ツールを担当部署で導入をして、オンライン商談を早めに行っていた時期がありました。その頃は「え、森さん、めんどくさがらないで顔見せてよ~」みたいな声も多々ありましたが、現在ではオンラインの方が多いかな?と。
とはいえ、僕の周りはコンテンツやクリエイティブに関わる人も多いということで、「会社には出社」「社内のミーティングはオフラインで」「社外のミーティングはオンラインで」という方が多い印象です。
また「リスキリング」や「アンラーニング」などの動画や記事コンテンツも増え、社会人になってからの学び直しや自身のスキルの棚卸しや整理整頓に興味がある人が多くなってきているのかな?とも感じています。
転職したい、給料をもっと上げたい、希望の部署にいきたい、など再学習の理由は人それぞれだと思いますが、個人的には、働き方が変わって、少し自分と対話する時間が増えて、そういう部分にも目が向くような世の中になってきているのかな…と推測しています。※エビデンスは無いです。
私自身も、2020年4月から2022年3月まで立教大学大学院に修士の学生として入院しており、なんとかかんとか「修士(経営管理学/MBA)」の学位を取得することができました。
修論のテーマとしては【「危機を突破するリーダーとは?」-組織変革とリーダーシップに関する考察-】というタイトルで執筆をしました。リーダーと聞くと「CEO」や「社長」を想像すると思いますが、私は「No2」「副社長」「専務」「右腕」にフォーカスをした研究をしました。
RQ(リーサチクエスチョン):No2・右腕リーダーが危機を突破する際のリーダーとしての行動は、コッターの理論と同様なのか?
簡単に言うと、【組織の危機的状況におけるNo2リーダーのリーダーシップの特性とは?】という内容です。コッターの「組織変革プロセスモデル」をベースにしながら、「変革型リーダーシップ」「オーセンティックリーダーシップ」の特性を活用して、例えば「第1段階:危機意識を高める」の際には、右腕リーダーはどのようなリーダーシップ特性を発揮しているのか、ということを、HONDAの元副社長 藤沢武夫さんおよびHONDAが直面した組織の危機的状況(イベント)をいくつか抽出し、コッターのプロセスモデルの各段階とリーダーシップ特性を組み合わせてのモデル化を試みました。
ここだけ見ると、さぞや素晴らしい論文かと思われるかもしれませんが、本当にacceptはギリギリだったと思います。自分でも完全燃焼したとは言い難いので、コツコツ研究を続けていければと思います。
仕事面では、引き続き株式会社イードに所属しつつも、出資先の株式会社テクノコアに専務取締役としてグロースする新たなミッションに挑戦したり、2021年6月からジョインしているeスポーツプロバイダーの株式会社JCGの取締役を再任してもらったりと変化もありました。
2021年は「従業員(イード)」、「修士学生(立教大学大学院)」、「経営者(JCG)」の3足の草鞋。
2022年は「従業員(イード)」、「経営者(テクノコア)」、「経営者(JCG)の3足の草鞋。ただ、履いているだけでなく、履きこなせるよう邁進します。
なぜ、元旦に60キロを歩いたのか?
タイトルにも記載している通り、2022年12月31日の深夜から2023年1月1日かけて東京都豊島区をスタートとして歩き続けました。目的地は僕の地元でもある、栃木県小山市。地図で見ると、距離的には75kmくらいなのですが途中道に迷うことや寄り道することを想定して「100km踏破する!」という目標を置いていました。
「元旦にとんでもなく辛いことをすれば、その1年は辛いことや大変なことがあっても、元旦の苦行を思い出せば乗り切れるようになるだろう」という謎理論のもと、毎年実施しているチャレンジです。
なぜ、やりはじめたのか?
今年の作戦:17号線ルートからの踏破
栃木県小山市までの道のりは、ざっくり分けると
①:「17号線ルート(埼玉県左回り)」
②:「4号線ルート(埼玉県を真ん中突っ切る)」
③:「新4号線ルート」(埼玉県を右回り)」
の③ルートがあります。
2020年は①で蓮田(約50キロ)でギブアップ、2021年は③→②で春日部(約50キロ)でギブアップ、2022年は①で蓮田(約50キロ)でギブアップしていました。
本番に向けて準備したもの
今回で4度目の挑戦、そろそろ帰省したいぞ…ということで、10月あたりから準備をコツコツと始めていました。
過去の経験から、30キロを超えてきたあたりから足裏が痛くなって動けなくなることが多々あったので、今回はマラソン用のシューズではなく、ウォーキング用のシューズを準備。
[ニューバランス] ウォーキングシューズ FRESH FOAM MW1880(MW1880)を選択しました。
また、ここ数年意図的に増量を続けていたのですが、さすがに長距離移動に向いていない身体になっていたので、少し減量をしました。食事内容は特に変えず、普段のトレーニングに有酸素を+αしました。結果として、-5キロの75キロまで落とすことができました。
万全な状態で挑む!とうことで、ファイテンのパワーテープを脚から腰にかけてしっかり張り、ピップの腰ベルトもしっかりと装着、首元にもピップのマグネループを装着しました。
想像以上の気温の高さにびっくり
豊島区→板橋区→埼玉県戸田市→さいたま市…のルートなのですが、想像以上に気温が高く、防寒のし過ぎでとても汗をかきました。「10キロor15キロに1回小休憩を入れよう」と決めていたのですが、途中喉が結構乾いて大変でした。
例年はSSA(さいたまスーパーアリーナ)あたりで、かなり辛くなってきていたのですが、今年は全然脚が動く。大宮駅まで順調に進み、初日の出を大宮駅のそばにある大宮公園で拝めることができました。雲ひとつ無い晴天でめちゃめちゃキレイに見えたのが印象的でした。加えて、朝日(東日?)がすごくて全く前が見えず、車に轢かれないように慎重に、ほっそい歩道を歩いたことも印象深いです(結構、怖かった…)
鬼門「蓮田駅」
そこからは、鬼門である「蓮田駅」までテクテクテクテク…いつもは脚を引きずりながら「蓮田駅」に逃げ込んでいたのですが、今年は準備のおかげもあってか、ある程度ペースを維持しながら、「蓮田駅」まで到着することができました!めちゃくちゃ嬉しかったのを覚えています。
蓮田からは未知の道、ということで結構迷子になりながら、歩みを進めていったのですが、隣駅の「白岡駅」をすっ飛ばして「新白岡駅」までなんとか到着。蓮田→新白岡間の距離は約8キロ程度かと思われますが、このあたりから脚と足裏が相当痛くなってきました。(時刻は確か1月1日のお昼過ぎくらい)
いろんな人に背中を押されて…
「新白岡駅まで来れて、自己ギネス、ロキソニンも切れてきたし、ここらが潮時かなぁ…」と駅前で小休憩を入れながら、次に進むかリタイアするか悩んでいました。が、前日の大晦日に自社のVtuber@V_insidechanMK3ちゃんが気合の14時間生配信をしていたことを思い出したり、応援している地下アイドルの@EMNee_miina(同郷:栃木県出身)が身体や喉を痛めながらもライブやイベントを頑張ってたことを思い出して「よっしゃ自分ももうひと頑張りや!」と隣の「久喜駅」まで目指すことを決意しました。
新白岡→久喜間は約4キロ、気合で「久喜駅」まで歩きました。途中、幼稚園児やご老人に怪訝な目を向けられながら追い越されていったのが記憶に残っています。
どこまでいけたか…?
結果として、今年も栃木県まではたどり着けませんでしたが、自己ギネスの「久喜駅」。
ここから先は「栗橋駅」(埼玉県)、「古河駅」(茨城県)、「間々田」(栃木県)、「小山」(栃木県)と駅だけでいったらあと4駅です。間に「利根川」という大きな川が流れているので簡単な道のりではないですが、帰省に向けてしっかりと心身ともに準備をしていきたいと思います。
今までの初日の出チャレンジ一覧
2013年 一般道、宮城県チャレンジ ★★★★
2014年 自転車、お台場チャレンジ ★★★
2015年 一般道、宮城県チャレンジ ★★
2016年 原付バイク、大洗チャレンジ(往復約300km)★★★★★
2017年 一般道、伊豆半島チャレンジ ★
2018年 中型バイク、茅ヶ崎チャレンジ ★★★
2019年 徒歩、お台場チャレンジ(約25km) ★
2020年 徒歩、栃木県チャレンジ:17号線ルート(途中リタイヤ、約45km)★★★★★
2021年 徒歩、栃木県チャレンジ:4号線ルート(途中リタイヤ、約45km)★★★★★
2022年 徒歩、栃木県チャレンジ:17号線ルート(途中リタイヤ、迷子、約50キロ)★★★
2023年 徒歩、栃木県チャレンジ:17号線ルート(途中リタイヤ、迷子、約60キロ)★★★★★
今年は、まさかの暑さとの戦いでなかなかに大変でしたが、少しづつですが、距離が伸びていることは素直に嬉しいです。
2022年は、ぐっとかかんで、準備をする年だったのですが、幸先もよいスタートも切れたということで、2023年はいろいろと爆発させていきたいと思います。
みなさま、2023年も何卒、宜しくお願い致します。
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