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食品はもともと安全ではない

 生物にとっては、食物であろうと酸素であろうと自己以外を体内に取り込むことは、すなわち毒を取り込むことであり、異化により無害化した後、同化により自己の一部にすることが、代謝すること、すなわち生きること、そのものなのである。


食品はもともと安全ではない

「畝山智賀子さん。畝山さんはバッサリと「食品という物はもともと安全ではない」と発言。

これはどういうことかというと、食品を構成している成分というものは実はよくわかっておらず「何が入っているかわからない」ということから、安全性もよくわかっていないそう。しかし「その食品を食べてきた」というデータにより、食べてきた物の範囲内で、食経験を担保として安全とみなしているのが実態とのこと」

「畝山さんは「食品の正体を私たちは知らない。“食品”というのは人間が食べているものを“食品”と呼んでいるだけのものなので定義はないんです」とも続けます。実は、コーヒーの良い香りの中にも、実は1000種類ほどの化合物が入っているそう。良い物も悪い物も必ず両方入っているのが食品で、まったくのクリーンな物は存在しないのだとか。」

https://web.archive.org/web/20161107232739/https://getnews.jp/archives/1549462

WHO:食品安全に関する10の事実

事実1:200種類以上の病気が食品を通して広がる。

事実2:汚染された食品は長期的な健康問題をもたらす可能性がある。

事実3:食物媒体の病気は、感受性の高い人々のほうが影響を受ける。

事実4:食物汚染の起こる機会はたくさんある

事実5:グローバル化によって、食の安全はより複雑で不可欠なものになる

事実6:食物の安全は多部門にわたり、学際的なものである

事実7:食物汚染は総じて経済と社会にも影響する

事実8:有害な細菌の中には薬物療法に耐性を持ちつつあるものもある

事実9:すべての人々に食品を安全に保つための役割がある

事実10:消費者は食の安全慣行について、十分情報を与えられなければならない

https://web.archive.org/web/20161111222417/https://www.who.int/features/factfiles/food_safety/en
https://uneyama.hatenadiary.jp/entry/20161109/p1/

大量に食べると危険な食品

大量に食べたり飲んだりするとなんでも毒となります。

 出典喪失しましたが、2時間で4リットル飲水で亡くなった事例もあったようです。

赤ちゃんって小さじ1杯の塩でお亡くなりになるそうです。

コーヒー

食品を加熱してできる発がん性物質アクリルアミドのことのようです。

カフェイン

食品添加物

身近なものの毒性

タマネギとジャガイモの例え

 こうやって調べていくと、なかなか食べられるモノはないとは思いませんか?

タマネギは「食品添加物」ではないので、安全性評価は行われていませんが、仮にタマネギを食品添加物とみなして、動物実験で評価を試みたとすると、有毒だということになってしまいます。本書では、よくある残留農薬や食品添加物の基準値違反に関する報道を、そっくりタマネギに置き換えて例えています。

「基準値を超えるタマネギが含まれるサラダが販売されていました。タマネギは肝臓への悪影響があり、一度にたくさん食べると溶血性貧血を起こして死亡することもある危険な食品添加物です。販売していた□□食堂の社長は商品の販売を中止し、消費者に謝罪しています。なお厚生労働省はこのサラダを食べることによる健康被害は考えられないと言っています」

ジャガイモにはソラニンやチャコニンというアルカロイド配糖体が含まれ、有毒であることはよく知られています。もし、ソラニンやチャコニンを「残留農薬」と見なせば、残留農薬の検査は皮ごと行うので、ジャガイモのほぼ全てが「基準値違反で回収」になってしまいます。

https://web.archive.org/web/20160903095357/http://usnowrabbit.web.fc2.com/uneyama.html


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