霊性進化論と日本のサブカルの獣人達
進化論に影響を受けたオカルト思想である霊性進化論と日本のサブカルのGODに対立する獣人たちについて。
以前のまとめ
霊性進化論
神智学の進化論
神智学のブラヴァツキー夫人により、オカルト理論の神智学に進化論が取り入れられました。
第一race アストラル体のみ
第二race ハイパーボリア人 エーテル体のみ
第三race レムリア人 肉体をもつ
第四race アトランティス人 肉体をもつ
第五race アーリア人 肉体をもつ 現在の人
第六race バーラータ人 肉体を手放す 未来人
第七race 肉体なし 未来人
日本の霊性進化論
現在のオーム真理教などのオカルト思想では、輪廻転生で霊的に超人に進化する、または堕落して獣になるというものになりました。
ちなみに、キリスト教などでは、動物はエロヒムからルーアハ(いわゆるたましい)をもらっていないことになっています。
現代オカルトの根源 霊性進化論の光と闇
著者インタビュー
書評ブログ
ブログ時代に出版されたので、たくさんありますね。
日本のサブカルにおけるGODに対立する獣人たち
霊性進化では獣化は忌むべきことでした。ところが日本のサブカルでは獣人がヒーローとして描写されるようになりました。
タイガーマスクや仮面ライダーが連載されていた、マンガ雑誌ぼくらマガジンに獣人関連のふたつ、平井和正原作のマンガ ウルフガイと永井豪の魔王ダンテがありました。
ウルフガイはのちに小説が大ヒットし主人公の狼男(獣人)はヒーローとなりました。
魔王ダンテは、地球を侵略してきたエネルギー生命体(神)と戦うヒトと恐竜と恐竜狩猟マシーンが合体した悪魔の物語でした。これはのちにデビルマンを生み出しその最終戦争は読者に衝撃を与えました。後続に魔獣戦線など多数の影響をうけた作品があらわれました。この影響は現代に続いています。