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「プログラミング教育」必修化の落とし穴

先日のWBSで紹介された「2018年 子供にさせたい習い事」ランキング。
第2位にプログラミングがランクインしましたね。

2018年4月に発表された調査結果によると、

子ども向けプログラミング教育市場規模は、2023年に226億4,000万円に達し、2013年の約34倍に拡大する見込みである

とあり、2023年のプログラミング教室数は1万超えと予測されています。

これだけ市場規模が拡大している背景に「2020年の教育問題」があります。

ご存知の方も多いと思いますが、2020年から「プログラミング教育」が必修化されますよね。

ただ、勘違いしてる方もいるかもしれませんが「必修化=教科」というわけではありません。あくまで「プログラミング的思考の育成」が目的です。

以前、こちらのnoteでも紹介しましたが、

2020年には約37万人、2030年には約79万人ものIT人材が不足する

と経産省は発表しており、少子高齢化により生産人口が減少していくなか、日本の国際競争力を維持していくうえで、IT人材をいかに育成していくかが日本の至上命題的な雰囲気さえあります。

しかし、この「プログラミング教育」いくつか落とし穴があるんですね。

実際に僕は小学生にプログラミングを教えた経験があるので、それをベースに今回はこの「落とし穴」について掘り下げていこうと思います。

保護者に「プログラミング教育」が認知されていない

WBSでも発表されたランキングのテーマを思い出してみてください。

「子供にさせたい習い事」

でしたね。

これって、つまり、保護者の方も検討段階ってことですよね。

実際、保護者の半数が「プログラミング教育」についてよくわかってない、というのが現状です。必要だと感じている保護者の方に話を聞いてみると、「将来役に立ちそう」という理由が大半なんですよね。

要は、保護者に「プログラミング教育」が認知されてないということです。

なんとなくプログラミング教育必要だよね〜という空気感はあれど、実際「何のため」に学ばせるのか、一体「何が」身につくのか、保護者自身が理解できていないので、検討しようにも誰に相談していいか、って状況が発生してるんですね。

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