出動!セブンイレブンの万引きGメン!
セブンイレブンでは、棚卸があります。棚卸は専門部隊がいるので、セブンイレブンのお店を閉めることなく、棚卸は終わります。
棚卸では、帳簿上の在庫金額と実際に数えた在庫金額の差を数枚の紙にして、店長である私に渡してくれます。
私が店長だったときは、だいたい5~10万円の品減りでした。
品減りとは、帳簿上ではあるはずの商品が、売り場にないということです。
要は万引きされたということですね。以前、別の記事でも紹介しましたが、お酒や化粧品が万引きされやすいのです。
今回の結果を棚卸チームの偉い方頂き、品減り額を見ると、
なんと15万!!!
ありえません。どんだけ万引きされやすいお店なんでしょう。かなりの品減り額でしたので、OFCであるSVに報告しなければなりません。
そして当然激怒。
「おい!なんなんだ!その万引き額は!!!」
当たり前ですよね。売り場管理能力ゼロです。棚卸表によると、今回は化粧品のDHC関連商品が、大量に盗まれていました。そして、その日から防犯カメラとの戦いになりました。
まず、過去1週間の防犯カメラチェック。化粧品コーナーを中心に、怪しい行動をしている人はいないかをひたすらチェック。
超倍速で日曜日、土曜日、金曜日分の録画データをチェックをしていきましたが、それらしい人影はいませんでした。
もう刑事の気分です。
まだ、木曜日、水曜日、火曜日が残ってます。その日は、23時を回ったので、いったん明日に持ち越しをすることになりました。
まずやったことは犯人捜し。売り場で万引きした怪しい人物を過去1週間の防犯カメラ映像から去1週間の防犯カメラ映像から探していきます。1週間分のうち4日分は見終りました。ただ怪しい人物がいなかったので、残り3日分は翌日に持ち越し。
翌朝、出勤して発注や売り場を一通りチェックしたあと、防犯カメラチェックの再開です。
木曜日分
水曜日分
と見終っていき、あと火曜日分を見終ったら、手がかりゼロです。
DHC化粧品が大量に万引きされていたことから、化粧品売り場を集中的にチェック。結局、あやしい人物は火曜日分の映像にも写っていませんでした。
そこで、作戦変更。化粧品売り場に長く滞留している人がいたらその人物を監視する方法です。
ただ自分がずっと防犯カメラを見ているのは大変なので、レジにいる店員と連携して、ちょっとでも化粧品売り場に長く人がいたら、レジの呼び出しボタンを教えもらうというシステムにしました。
その日は、夕方からそのシステムで監視を行い、1時間に1回ぐらい、呼び出しボタンが鳴りました。その度に、防犯カメラの映像を最大まで拡大して、じっくりと監視。
まさか、このお客さん自分がめちゃめちゃ防犯カメラで拡されているなんて
思わないだろうなと思いながら、DHCを手に取る仕草を観察していました。そんなとき、ちょっと長く化粧品売り場にいるOL風の女性がいました。
そのお客さんは女性で、OL風。会社の帰りに立ち寄った感じです。
ちょっと気になります・・・。
つづく。
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