言語の壁を越える!映画シナリオを活用した英語学習法
映画のシナリオを使った英語学習には、いくつかの利点があります。
まず、映画はオーセンティックな言語生活に触れる機会を提供し、学校の教科書では得られない口語表現や文化的ニュアンスを知ることができます。
VandergriftとGoh(2012)の研究によれば、生きた素材はリスニング理解と関与を高め、より没入感のある学習体験を促進します。
さらに、映画シナリオは場面があるので、文脈に基づいた学習を促します。映像を通して対話を観ることで、意味や使い方、その時の感情などをよりビビッドに理解できます。これは、言語習得における理解可能な入力の重要性を強調するKrashenのインプット仮説とも一致します。
そして何と言ってもストーリーがあるので、飽きずに言葉に触れることができます。人はストーリーに魅了されます。ステーヴ・ジョブスのプレゼンが素晴らしいと絶賛されたのは、彼のプレゼンにはストーリーがあったからだと言われています。ヒーローと悪役がいて、最後は悪役がコテンパンにやっつけられる。そのため聴衆は皆スッキリして何とも言えぬ爽快感を得られる。まるで、日本人が大好きな水戸黄門のドラマのようです。
じゃーどんな映画がいいのか。人それぞれですが、とっかかりはディズニー映画なんかどうでしょう。スラングや知性を疑うようなお下劣な表現は一切ありません。お行儀のいい英語の宝庫です。というのもディズニーは子供たちに夢を売るのが商売。汚い言葉を連発するような品のない作品を作ったらそりゃ評判がた落ちで大変なことになりますから。
学習方法は以前紹介したマジックベルちゃんのやり方が、第二言語習得の理論にも適っていてお勧めです。
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