【メンタルはコミュニケーションで変わる】
心の状態を整える
メンタルが強いというと、昔は「根性」や「忍耐」がある選手とか、いい意味で「図々しい」「太々しい」選手や「堂々」としていて「発言がぶれない」選手など、に対して使われていることが多かったように思います。
今のスポーツ界は、心技とともに心も鍛えていきましょうという考え方が広がりつつありますが、私は「心を鍛える」というよりも「心を整える」という表現します。
メンタルが強い、弱いという見方をした時、誰しも強い部分もあれば、弱い部分も持っていると思いませんか?そもそも人の心は状況や取り巻く環境によって、誰しも強くいれる状態と弱くなってしまう状態の双方を持ち合わせていると考えています。
弱いから鍛えるのではなく、「本来みんな強い心を平等に持っていて、それを発揮できるところまで修正する、整える」というのがスポーツメンタルコーチングです。もともと、すべての選手に能力があり、まだまだ成長していく可能性に秘めていると信じています。
どんな状況になっても、選手が自分らしく、良い心の状態に整っていれば、選手のパフォーマンスも安定してきます。
2つのコミュニケーション
ではどう整えていくかというと「コミュニケーション」が重要な鍵です。
ひとつは、選手が自分自身とどんな会話をしているか
もうひとつは、他者とどのようなコミュニケーションを交わしているかです。
選手の意識、集中力、パフォーマンス、自信・・・
「自分とのコミュニケーション」と「他者とのコミュニケーション」この2つのコミュニケーションに少し変えていくだけで、選手の成長や本番で発揮される力が変わってきます。
自分自身がが頭の中でどんな会話をしているか、どんな判断・決断をしているのか、無意識に行なっていることを少し掘り下げて、俯瞰してみるだけで、多くの気づきと伸びしろが見つかっていきますよ!
あなた自身を無理して変えようとしなくてもいい、今のままでいいんです(^^)