天気読み(雨)
雨のようにどうにも止まらない僕のプライド
何言ったって裏切ってく彼や彼女
ほんの少し傷つけあうために待っている
意味のない言葉を並べてできあがる僕のロマン
切り過ぎた前髪のようにふてくされて
いちいち感情に名前を付けたがる彼女
予言を続けた名無しの犬が新しいフレーズで吠える
共感だけじゃ理解に足りないキャパオーバー
甘いニヒリズムが今日も濡れて来たって言ってる
すれ違って生きて傷付くだけはwho did it
通り雨が僕らの心に染み込んで
誰かが水たまりを飛び越える
簡単に雨が上がったその後で
ふぞろいな心 傘の向こう 虹なんか渡って
やるせない心 雨の並木道 息なんか切らし
心に名前を付けてもらいに電話をする
浮いた前髪をきっと両手でおさえてる
「そこまでお茶でも飲みにいこう」