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FRIED DRAGON FISH🐠1996➅

「魚たちは僕にいろんなことを教えてくれた。」

なのに食べるんだ。



ニキータ風な青白いオープニング。
B級感と色彩。
水槽とクラシック。

香港マフィアから派遣されたテロリストのナツロウ(浅野忠信)は『スーパーレッド』という魚が欲しかった。
のに、、?


1996年の50分間の世界観。
岩井俊二監督が、Charaの「Break These Chain」を聴いてインスピレーションを受けて出来た作品。と言われている。


フライにした🐠



が、実は、
Charaの出演ok願わず、音楽だけ懇願。
Chara想定ミッチョンを。
これがよかった過ぎる。
みっちょんからのエンディングChara
♪あの人に嫌われる 無関心よりましね 
みっちょんに寄り添うCharaの声っていうか。


劇中にはられた伏線、集約された物語がエンディングのCharaで迎える様が感動的。
喪失感とノスタルジーが混じり合う90年代。
カメラワークに泣く。


水族館と呼ばれるアジト


この時の浅野忠信の美しさと透明感、
孤独と純粋。髪型。



マーラーの合唱曲を聴く。
クラシックは身体全体で聴くものだ。
床に大の字になる姿。そこがアジト。


人殺すのに二発かよ


「ロックっつってもお前が好きなジャカジャーンのロックじゃねぇぞ」

唐突に挟まるコメディー要素に岩井俊ニのセンス。
FRIED DRAGON FISH 🐠
このタイトル、秀逸極めたよぅ(泣)






ピンクのベスパ


ワシントン条約で売買を禁止されている「ドラゴンフィッシュ」生物学者のペットである高級熱帯魚の捜索を依頼されていた探偵はプーと一緒にデータバンクの情報を駆使して探し始める。



プーとナツロウ。
出会いと別れ。
なんで出会ったら別れがついてくるのー



一匹一千万?


香港ノワール。
殺し屋現れ、銃撃シーン、殺人シーン。
ウォンカーウァイっぽさあり。


青い世界、白いベッド。
生き物感覚がじわじわくる。






小説、アカネ杏(半分本人半分杏)
が90年代を思い出していました。
「アカヒメジノフライ食べたい!」
けっこう一般的に食べられている魚であったりする。
物語は続いています。続くかな。



「ふたりで、海にいこう」
これは、ナツロウのセリフ?プー?
どっちでしたっけ?




プーにだけは優しいナツロウ




タルタルソース付けたくなるよね







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