仕事と家庭の両立。完璧な子育てを目指さなくていい。親はもっとわがままに「自分の幸せ」を貪欲に追求すべき
今回質問箱をして驚きました。気付けは前回の質問箱設置から既に半年経過していることに・・。今年も半分がもうすぐ終わろうとしている現実に驚きを隠せません。今年も更に増して、時間の流れ早すぎやしませんか?汗))
今回の質問箱で頂いた中で、特に多かった項目は子育てについてと私の仕事についてです。また、子育てと仕事の両立・それに付随したマインドセットなどの質問も多数。子育て(以前より教育関連の質問が圧倒的に増えました)と仕事の質問が大半を占める結果となりました。なるべく、頂いた質問を含めるような形で仕事関連と教育関連の2本立ての記事でまとめたいと思います。
個人的には息子が4歳になったタイミングから仕事への注力度が増し、今の私の人生テーマである「会社経営と子育て」に付随することに興味関心があるフォロワーさんが多いことが嬉しいです。私が個人のアカウントで求めることはフォロワーの数ではなく、私の発信コンテンツとのエンゲージメントの高さです。マス向けは散々仕事でやってきているので、マスに届くコンテンツではなく私と同じベクトルにいるニッチエリアの属性に興味があります。私のフォロワーさんは全体のパイから見ると大分ニッチな属性になると思ってます。
今、まさに私の記事を読まれている、皆さん。周囲から言われませんか?!「少し変わっているね。」と、変わってるは、最高の褒め言葉です。
楽しくても甘くは決してない
会社経営をしながら子育てをするのはなかなかキツイ現実があります。勿論、覚悟は要りますが、楽しさと厳しさは両立できます。子どもを育てながら働く女性にとって「仕事と家庭の両立」には不安がつきまとうものです。大きく変化する環境にどう対応すればよいか、戸惑う人も少なくありません。家事や育児を上手にこなしながら、仕事のキャリアもしっかり積み上げていきたいこのようなライフスタイルを望む女性が私のフォロワーさんには顕著に多いですが、実際に経験した人の不安や不満の声も多いと改めて感じました。
こういった声を聞くと「仕事と子育てって両立できるのか!?」と不安に思いますよね。逆を返せば、多くの人が仕事と家庭の両立について悩んでいるという事です。
頂いた全ての項目に触れることは難しいですが、多かった項目を下記いくつか記載しました。なるべくこの辺りの項目に触れるので質問箱に書いてくださった皆様は、是非読んでみて下さい。
まず、仕事のスタンスやマインドについては以前も綴っているので、下記記事を参考に頂ければと思います。
完璧な子育てを目指さなくていい
かつてないほどに教育熱が高まっているいま、多くの親がよりよい子育てをしようとたくさんの教育情報に触れています。私も親としてこの情報を正しく取れない親にはなりたくないと思っていますが、現在の情報化社会のなかで、あらゆるところから子育てや家庭教育の情報が入ってきます。そうして「わたしの子育ては不十分じゃないのか」というふうに不安になってしまう親が増加しているように感じます。
子供の人生とはあなたの人生は別です。他人をコントロールすることは不可能なように、他人の言動に一喜一憂していては、疲れませんか?!私は以前から他人が羨ましいとか、自分が劣っているみたいに思うタイプの人間では全くないですが、その理由はベクトルが完全に自分に向いている人間だからだと思います。
私には私の人生があり、夫には夫の人生があり、息子には息子の人生がある、あくまでも他人。私の分身みたいにそっくりさんな顔をしていますが、生まれた時から息子を小さな同居人だと思っています。子供はあなたの所有物ではなく、あくまでも他人です。他人をコントロールすることは出来ないと理解して下さい。
他者に影響することはできますが、他人を根本から変えることはできません。だったら、私は私の人生を生きる方が簡単ですし圧倒的に効率がいい。自分で切り開くことができる自分の人生を楽しんだもの勝ち!ではないでしょうか。
みなさんの大切な家族も自分の人生をそれぞれ生きています。この考えはある種、相手を尊敬しているからできることだと私は思っています。
大切なのは他人の意見より自分が納得いく行動
いろんな子育てや仕事のやり方があって、それでいいんだと私は思っています。大事なことは、あなたの子育てやあなたの仕事にあなた自身がどれだけ自信を持ち満足できているかなんです。これって本当に、大切なことで、これさえあれば、他人は全く気にならなくなります。
私の周りには素晴らしい経営者も多いですし、素晴らしいお母さんもたくさんいますが、それと自分や息子を比較し落ち込んだことや悩んだことは一度もないです。私の子育てを完璧だ!と言ってくれる友人やフォロワーさんも事実たくさんいますが、実際の私は完璧には程遠い母親ですし、完璧を演じる意味や必要性もないと思っている人間です。子育ては本当に楽しくて仕方ないと思っていますが、毎日オムツを何回も変えたり、睡眠3時間で母乳をあげ疲れているのに眠れないあの日々は(笑)、私にとっては全く好きな時間ではありませんでした。勿論、子育ての中では貴重な時間だとは思いますが。4時〜5時半に起きる息子より早起きした日など直近2年半ないですし、朝ごはんも2年間作っていません。仕事の時間が欲し時は鍵を閉めて引きこもることもあります。そんな適当な母親の私ですが、子育てのフレームワークや仕掛けづくりを考え、遂行することは何より得意ですし、大好きです。そこだけはできるから、やる!のが私という、人間です。
とにかく、完璧とは程遠い母親ですし、息子を助けたり細かく教えたりも一切しません。ただ、今の私のできる範囲で自分のやりたい子育てはやる!と決めていますし、自分との約束事なので、そこだけはきちんと守ります。全ては息子のためではなく私のためにです。ここがポイントです!
自分のしたい子育てをしながらできる仕事にやりがいと幸せを感じています。だから、大事なことは、どれだけの時間を過ごしたかでも、どれたけ子育てしているかでもなく、あなたの子育てやあなたの仕事にあなた自身がどれだけ自信を持ってできているかなんです。この自信はそのまま自分の人生の満足度に直結する数値になります。
親は自分の幸せを追求することがなにより大切
他人のやり方を見て学ぶことは大切ですが、それを正しいとインプットするのではなくて「自分はこのやり方だ」「自分はこのやり方が合ってる」と決めることが大切です。いつもエネルギッシュで、本当に楽しそうですね!そんなお声をいただくことが多いです。そうです、楽しいんです。子育ても仕事も楽しくて仕方ないんです。子育てか、仕事か、どちらか一つで私は満足出来ないんです。この両方を私の指標で遂行できることで私は幸せだと感じれるんです。
いつも楽しんでいる人には、そのような人が常に周りにいます。楽しくないのに、楽しそうに振る舞っていたとしたら、最初は人が来てくれたとしても、長続きしません。お子さんに、幸せで楽しい人生を送って欲しいと考えるのなら、何より自分が率先して楽しむこと!がとっても大事です。
お母さんが自分の人生を楽しんで生きる姿が最高の手本
今回一番多かった質問項目が私の仕事内容への質問でしたので、ここで回答したいと思います。会社は海外登記という形をとりました。仕事内容としては1社目はマーケティング業となります。マーケティングとは、世の中が求めているものを探り、ニーズを満たす商品やサービスを効率的に提供するための活動の総称です。その通りに、新しい商品・サービスを企画したり、企画するための市場調査、販売に向けて営業戦略やプロモーション手法を立案するなど、活動内容は多岐にわたります。企業のマーケティング部門に所属している場合より、クライアント様のプロジェクト単位で戦略を組み、活動するので仕事範囲としてはかなり多岐にわたります。最近多いのはリアルな店舗等のオフラインとオンラインでの集客販売等をいかに連携させるかみたいなプロジェクトが多いですね。
市場調査だけを依頼される場合もあれば、商品に対しての営業戦略やプロモーション手法を一から考え実装したり、新商品を開発した方がいいと思えば商品提案もしますし、そこに付随する営業戦略やプロモーション手法のサポートもします。
2社目は、息子が4歳になったタイミングではじめています。こちらは、企業向けの人材組織開発コンサルティングおよび個人向けのキャリア開発支援です。個々人の資質を的確に診断し、従業員、メンバーそれぞれの特性を強みとして活かしてチームを設計し、人材育成・開発、チームビルディング、組織活性化のお手伝いをしています。また、人材コンサルティングというと、仕事を探している人や人材を採用したい企業に対して、さまざまな採用やキャリア支援を行う職業を指しますが、私の場合は採用やチーム作りに伴い、どのような人材を採用すべきかという基準を示す仕事になります。
経営層、マネージャが自身の強みを活かしつつ、部下とどう接すればパフォーマンスを最大化できるかを、企業や人の目標達成を支援しています。
「欲」に忠実に。自分でつくっていく
目の前の現実はこれまで積み重ねてきたことの結果です。誰かに与えられるのではなく、自分でつくっていくことです。まだ、経験していないことを選択しなきゃいけない場合、それは確かに難しい選択です。でもどっちを選んでも、自分の欲に忠実であれば楽しいと思います。たとえ隣の芝が青く見えても「楽しい」とか「好き」っていうのに忠実に生きていけば、必ず選択すべき道は見えてきます。仕事も子育ても全て自分の欲に忠実であれば楽しいと思うし、結局は自分自身が後悔をしない選択をすることに尽きる。
以前別に記事にも綴りましたが、私のライフステージに、私の働きたい職種では、サラリーマンは適応できなかったので、起業という選択をし会社経営をしていますが、自分のライフステージに合った仕事があればサラリーマンに戻ってもいいと思っています。
自分のライフステージに合わせて働き方を選ぶということが重要。現状就いている仕事と自分のライフステージが合致していて、仕事に満足している人は良い仕事に就いているといえます。自分の立ち位置で、自分にあった働き方を目指し、自分の環境をカスタマイズする。これは色々と試してみないと分からない部分も多いと思います。
子育てしながらの会社経営は、私の想像を簡単に超えていくほど壮絶で試行錯誤の日々です。試行錯誤を繰り返して自分のライフステージに合わせカスタマイズできるような働き方を実現していきたいと思います。
家事や育児を上手にこなしながら、仕事のキャリアもしっかり積み上げていくライフスタイルを望む私のフォロワーさん。家事育児をしながら仕事って、決して楽なことばかりじゃないけれど、幸せなことはそれ以上に多い。育児は大変だけど、我が子が自分の人生を懸命に歩むこの幸せに感謝しながら、私たちも私達の人生を一生懸命に生きましょう。