八王子市裏高尾 旧甲州街道の風景
10月18日(日)に八王子市裏高尾の旧甲州街道沿いを歩き撮影した写真です。
高尾駅北口から小仏行きのバスに乗り終点の小仏バス停下車。そこから5分ほどの浅川神社(ご祭神:大己貴命、木花開耶姫命)から散策をスタートしました。
小仏というと東京近郊ににお住まいの方なら渋滞情報でよく流れる中央道小仏トンネルといえばだいたいの場所が分かるでしょうか。
高尾山北側の谷間を通る一本道が旧甲州街道で小仏の先は小仏峠を抜け相模湖方面へと続いていますが、今回は山登りはせず高尾駅方面へと戻るように歩き始めます。
街道沿いの風景は樹々によってはすっかり葉を落とし冬の装いの様でした。でも秋の深まりを感じつつも全体的にはまだ紅葉には早いといった印象ですね。11月中旬にはすっかり秋色に変わっていることでしょう。
旧甲州街道からは蛇滝コースという高尾山への登山口があるのですが、現在の新道が開通する前はこちらがメインの登山ルートだったそうですね。そのため、今は閉まっていますが講中宿の建物が残されかつての賑わいを想像させられます。この建物が好きで少し前にも投稿しました。
また江戸時代には小仏関所が設けられ周囲には駒木野宿という宿場がありました。当時の建物はほとんどないのですが僅かにその面影を感じる建物が見られます(最後の写真)。
今回はひたすら旧街道を歩き、所々で脇道に入ったり川に降りたりしながら気になる風景を撮りました。散策しやすい季節になりこれから思う存分秋を楽しみたいです。
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