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警察学校のことが本当にわかるマガジン記事

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このマガジンは↓こういった人たちに役に立つものです ・警察官になりたいけど、警察学校はすごく厳しいと聞いたことがあるから不安 ・家族や恋人が警察学校に入っているが、どんな生活かわ…
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#警察官

警察学校は恋人を切り裂くところ。入校した人の半分以上が恋人と別れてしまう理由。それを防ぐために知っておくべきこと

この記事を読んでくれている人は、 これから警察学校に入校する人 または 彼氏・彼女が警察学校に入校する人だと思います。 そんなあなたたちに気をつけてほしいことがあります。 警察学校は恋人たちを引き裂くところです 私が警察学校に入校していた時、彼氏彼女がいた人たちの半分以上が別れました。 クラスの人数が約30人、入校時に彼氏彼女がいた人が15〜16人くらい そのうち10人以上は別れてしまいました。半分以上です しかもそのほとんどが最初の3ヶ月以内で別れてしまいました。

警察学校は給料は少ないけど、自由に使えるお金(可処分所得)は意外と多い。

警察官を約10年勤めて退職した元警察官です ブログやnote、ツイッターで警察のことや子育てのことについて発信しています でも頭の中は毎日女性のことばかり考えてます。 今回の記事はこんな人のための記事です ・警察学校に入ってる間の給料ってどれくらいなの? ・勉強や訓練してるだけで、市民の役にたってるわけではないのに給料ってもらえるの? ・自由に使えるお金ってどれくらいあるの? ・警察学校中と、卒業して現場に出た時では給料はどれくらい変わるの? といった、警察学

警察学校最終回。午前中までは警察学校生だったのが、午後には110番の最前線へ。

卒業式の後、警察学校で昼食を取ったらすぐに配属先の警察署に向かいます。 遅くても14時くらいには警察署に着きます。 署に着いたらまずは地域課に行きます。 地域課の部屋に入ると、すぐに聞こえてきたのが「無線」でした。 地域課の真ん中には大きな無線機器があり、そこから途切れることなく無線通話が流れていました。 「交通物損事故の通報」「車上狙い発生の通報」「PC1現場に向かいます」・・・・ 流れ続ける無線を聞いて「本当に現場の最前線に来てしまったんだ」と実感しました。

いよいよ警察学校卒業間近。何を思う?何をする?

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警察学校のお風呂はどんな訓練よりも厳しい鍛錬だった

警察学校のお風呂はもちろん共同風呂です。  入校者が多い時期などは何百人という人が利用します。  さらに、風呂に入ることができる時間帯も決められています。 、確か19時~21時の2時間くらいしかないのです。  そのため、お風呂はものすごい混雑します。  風呂の入り口ドアを開けると、そこはいつも裸の男たちがぎゅうぎゅう詰めでした。 共同風呂はドアを開けると、広い脱衣所があります じっとりと湿った空気の中で、溢れかえった裸の男たちが、談笑したり着替えたりしています。

初めてのけん銃実射訓練の時の衝撃

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警察学校を途中で辞めるとどうなるか

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警察学校での挨拶(マガジン記事)

警察学校初任科に入って来た新入生は、学校内では最底辺の存在となります。  先に入校している先輩、教官・事務職員などすべての人々が上の存在です。 そして、入校してまず挨拶や礼儀・上下関係などをうるさく言われます。これらのことが合わさり、とてもおもしろいというか異常な雰囲気をもたらします。  とにかく、学校内で先輩や教官と顔を合わせたら、でかい声で挨拶しろと言われます。  警察学校での大きい声というのは、常識の範囲内の大きい声ではありません。  怒鳴り声くらいの声をいい

警察学校に入って一か月。初めての給与の日、振り込まれた金額に驚いた。

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風俗街一帯を貸し切る勢い。爆発寸前の警察学校生たち

前回の記事にも書いたように私は恵まれていました。 入校前から相手がいて、すぐに行ける距離に住んでいて、しかも一人暮らしで、初めての帰宅日に予定を合わせることができて。 この時に関しては彼女に本当に感謝です。 この先のことを少し明かしておくと、残念ながらこの彼女とは卒業前に別れてしまいました。 この後も続く警察学校での収容生活の間に、彼女は仕事先で別の男とくっついてしまいました。 今思えば、別れないためにもっとできることがあったと思います。 私に限らず、同期生の中に

ついに始まる警察学校 入校当日⑥。目の前のご飯を中々食べることが許されない

教室でのガイダンスが終わると、また寮に戻りました。 ここでようやくルームメイトたちと少し話ができるようになってきました。 まだ初対面から1時間ちょっとです 部屋長(班長)の 「せっかくだからお互いに自己紹介しておきませんか」 という声掛けで、6人それぞれお互いの紹介をしたと思います。 私のルームメイト(班員)は、 班長が30歳過ぎの元会社員、 28歳くらいの元会社員、 24歳で大学卒業以来アルバイトをしながら警察官試験を受け続けてようやく合格して入ってきた人

警察学校入校前に郵送されてきた案内書。そこにはすでに警察組織の体質の匂いがプンプンしていた

「あっ、あった」 その日は警察官採用試験の最終合格者の発表の日。 私は実家のパソコンで、ホームページに掲載された合格者の受験番号を確認した。 平日の午後で、私以外は誰も家にいない。 合格者の番号の中に、確かに自分の受験番号があった。 そっか受かったか、自分は警察官になるんだな 特に大喜びするわけでもなく、なんだか淡々とそんな感じだった。 もちろんこの結果を望んでそれなりに努力はしてきた。 でも受かったら受かったで、気が重くなってきた。 警察学校ってすごく理不