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私が入社したプレックスが無名だけどめっちゃ面白いのでぜひみんなに知ってほしいという記事です

10月からプレックスという会社で働いています。職種は新規事業SaaSの1人目マーケ&全社の1人目広報です。

さて、転職した会社が超面白いのですが無名すぎて悔しいのでタイトルの通り、ひたすら転職した会社の紹介をします。
ざっくり言うと

・巨大マーケット&巨大な課題への挑戦である
・創業5年、ノンエクイティで30億超の売上が立っている(年3倍成長)
・既存事業の利益を元に新規事業を複数立ち上げている(コンパウンドスタートアップである)
・超若くて死ぬほど優秀な人材が沢山いる(SaaSの事業責任者は24歳)
・属人と仕組み化のバランスがよく、尖った人材を活かしきれる
・戦略性・施策精度へのこだわり・検証のカルチャー・使える予算・コスト意識が揃っている(マーケターの天国である)
・課題だらけなので活躍の余地が大量にある
・マジでみんな入社してくれ

以上です。結論をまとめたのであとは適当に書きます。

お前は誰だ

實川(じつかわ)と申します。
1社目は先日上場承認されたナイルという会社で7年働き、デジタルマーケのコンサルティング部門の責任者などをやっていました。2社目はReproというマーケSaaSの会社で4年、事業責任者とマーケティング責任者をやりました。

特徴としては両社とも泥臭く真面目にクライアントへの価値を追求しながら、事業としてのアップサイドもきっちり狙っているという会社でしょうか。あとどっちも社長のキャラが濃いです。キラキラスタートアップではないが芯がある会社というのが好きなようです。

今回転職したプレックスは社長のキャラが濃いとは言えないのですが、足元をしっかり固めながら飛躍していくという、やはりいぶし銀スタイルでやっているのが特徴です。

右が社長の黒崎さん。実家も体の線も細い(坂本達夫のスタートアップ酒場!!

巨大マーケット&巨大な課題への挑戦である

プレックスがやっているのはエッセンシャルワーカー(ノンデスクワーカーともいう)領域、つまりITなどの普及が届きにくい伝統的産業・インフラ産業です。

リクルートワークス研究所のレポートによれば労働力の需給バランスは2022年以降ひたすら供給不足の一途をたどります。建設や物流のインフラ産業ほど、この需給の乖離は大きくなります。

Works Report 2023(リクルートワークス研究所)

こうした大きな課題に対して1ソリューションではなく様々な角度で課題解決に挑戦しているのがプレックス。「日本を動かす仕組みをつくる」のミッションのもと、
プレックスジョブ(人材紹介による人手不足解消)
サクミル(SaaSによる業務DX)
M&A支援機構(事業承継の課題解決)
の3事業を創業5年でやっています。人数は200名を超えたところ。
各事業しっかり勝ち筋を持って急成長してるんですがそれは書ききれないので一旦割愛。興味ある方はぜひお話しましょう。

個人的な感想として、エッセンシャルワーカー領域はより自分の仕事が社会全体へのインパクトに繋がっていると感じられ、またクライアント・プレイヤーともに多様なため面白いポイントが多いです。

創業5年、ノンエクイティで30億超の売上が立っている(年3倍成長)&既存事業の利益で新規事業を立ち上げている(コンパウンドスタートアップである)

2023年度末で売上30億円超が見え、昨年から3倍成長となっているのですがなんとここまでノンエクイティ(株式による資金調達なし)です。しかも既存事業である人材業からの利益によって、十分に新規事業に投資していける体力があります。

先日代表の黒崎さんが出演したYou Tube動画↓でも言ってるのですが、ここまで早く複数事業を作るというのは経営の常識的には微妙なところ。多少クレイジーでも自由にできるようにという狙いもありノンエクイティで進めています。

また隣接領域に複数事業を展開している状態はLayerXさんのような「コンパウンドスタートアップ」であるとも言えます。事業同士のシナジーによって効率的に課題解決ができ、ワンプロダクトではできない大きな仕掛けも作っていけるのではというワクワク感があります。

超若くて死ぬほど優秀な人材が沢山いる(SaaSの事業責任者は24歳)&属人と仕組み化のバランスがよく、尖った人材を活かしきれる

なんかよくわかんないんですが事業責任者の大半が20代です。SaaS事業に至っては新卒2年目で24歳。しかも「若いなりに頑張ってる」とかじゃなくて普通にめっちゃレベル高くてバランス良い。事業への集中度合いが凄まじく、みな知識・コミットメント・姿勢が揃っている。ちょっと意味がわからなくて老化を感じました。↓の記事のメンバーです

ほかにもほぼ一人で年間100名を基準を落とさず採用しちゃう化け物人事ウーマンとか、ほぼ一人・数ヶ月で多機能SaaSプロダクトを実戦レベルに仕上げちゃう超ビジネス目線があるエンジニアとかがみんな20代で存在してます。怖い。
ついでに言うと社長の黒崎さんもまだ31歳です。

こういう尖った人材を活かしきれている理由は2つ、
①できる限りその人の得意&やりたいことに集中できる環境を作っている
②仕組みに人を合わせるのではなく人ありきで組織を作っている
という点がありそうです。

①できる限りその人の得意&やりたいことに集中できる環境を作っているは当たり前に聞こえるけど割と難しくて、結局人手が足りないので良いプレイヤーには色んなことをさせたくなる。マネジメントに引き上げて横断課題も見させたり、管掌範囲を広げてやったことのない仕事にアサインしたり。

でもこれをやると得意ゾーンから外れたり、本業へのコミットメントが下がっててパフォーマンスが下がりがち。あとシンプルに会議が増えて可処分時間が減る。組織横断的な多人数の会議が極端に少ないというのもプレックスの特徴であり、やるべきことに集中できているが故の気持ちよさがあると感じています。

じゃあどうやってそれを実現しているのかというと、致命的な課題以外は能力があってやりたい人が来るまでやらずに耐えるというスタイル。笑(これは②につながります)
詳細は言いづらいですが実はここもノンエクイティなのでなんとか誤魔化せているみたいな部分もあります。。

②仕組みに人を合わせるのではなく人ありきで組織を作っているもある種常識から外れているのですが、あるべき姿から逆算して強制的に人をアサインしていくよりも(もちろんそれもやるけど)「この人がいるからこれができる」という発想で事業を組み立てています。

当然バランスを間違えるとただの属人に甘えた組織になるのですが、そのあたりは社長の黒崎さんのアンテナ感度が異様に高く、絶妙なバランスで属人と仕組み化を両立しています。
(余談ですが黒崎さんは「CEOというよりCOOタイプ」であることを自認しており、その社長自らが事業を見れる時間を最大化しているということが現プレックスの最大の強みではないかと思います。)

かく言う私も広報未経験だったんですが「これだけすごいのに世に知られてないのもったいなくないすか?」という入社前の会話の流れで広報に力を入れる流れができて任されることになった、ということもあったりします。

戦略性・施策精度へのこだわり・検証のカルチャー・使える予算・コスト意識が揃っている(マーケターの天国である)

社長の黒崎さんがエス・エム・エスのマーケター&事業責任者出身であり、創業メンバーもマーケ系人材が多いです(共同創業者・取締役はナイル時代の私の1年後輩)。そのためカルチャーとしてマーケティングへの感度が高い。

マーケティング部の使命とは限られたマーケティング予算を使って最短で売上成果を最大化することであり、そのためには正しい戦略のもと、細部までこだわり抜いたマーケティング施策で確実な検証を素早く重ね、大胆かつ無駄遣いせず攻めて行くことが肝要です。そこに関しては

  • デイリー〜週次レベルで新たな情報に基づく仮説や見込み数値、戦略について解像度高く会話している

  • 社長自らが執拗なまでに施策細部まで見る(重要な変数への肌感を落とさず、基準を示す一方でマイクロマネジメントではない)

  • 変数の検証を徹底的に行い可視化し、改善する文化がある

  • 意思決定までに余分な会議がなく早い

  • 事業を伸ばすための十分なマーケ予算がある

  • 既存事業の利益で積み上げられた予算であることが身に沁みており、1円でもコストを下げようとする意識がある(かつ攻めるところは攻める)

というマーケター冥利なカルチャーとなっており、マーケターとして活躍するための高い「当たり前」が培われること間違いなしです。

(コスト意識について余談ですが会社のビルは神田にある共同ビル(日銀前)と言いまして、築50年の格安オフィスビル。前職のReproも代々木駅前の全理連ビルでこれまた築50年。前々職ナイルの大塚オフィス時代は東邦レオさんという会社の自社ビルを間借り・・・と、見栄えよりも固定費を抑えにかかるスタイルの会社が私は好きなようです。)

・・・という環境でありながら実はマーケターを始めとして「色々やれる系人材」は超不足しており、↓につながります。

課題だらけなので活躍の余地が大量にある&マジでみんな入社してくれ

初期メンバーはマーケターばかりだったのですが、祖業の人材事業は法人営業とキャリアパートナーの営業力が肝になるビジネス。高い基準での採用に注力し、人材紹介会社でトップだったメンバーや、人材未経験だが圧倒的な営業力・コミットメントを有する優秀なメンバーを、法人営業・キャリアパートナーとして多数採用することができています。その一方で会社の拡大に伴い、人材営業・キャリアパートナー以外の「色々やれる系人材」が追いついていないという実情があります。例えば以下のような職種。

・マーケター
・Bizdev
・デザイナー
・エンジニア
・PdM
・人事

上述のとおり「敢えて課題を残しながら突っ走る」スタイルの会社なので、上記の職種に限らず「大きな課題が沢山ある場所で、とにかく事業へのインパクトが大きいことなら何でもやりたい」スタイルの人に取ってはごちそうが延々と出てくる環境であり、全く飽きないのではないかと思います(実際、初期メンバーも含め離職率はかなり低い)。

ということで本当に延々と会社の紹介をし続けるだけのnoteだったのですが、いやこんなに面白い会社が埋もれてたんだ~~~というのが入社しばらく経ってからも持ち続けている感想なので、マジでみんな入社してください。
興味を持ってくれた方は實川までDMか、↓のカジュアル面談フォームからどうぞ。

あと採用ピッチです

興味ある方はこの辺の記事もぜひ。


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