「車に乗るのを控えよう!」と訴えかけるルノーの広告
これは、画期的な広告。まずは、ご覧ください!
最初のシーンでは、男性が朝起きて、慌ただしく支度をして、車のキーを掴み、急いでガレージに向かう。
ガレージのシャッターが開き、「車が発進」と思いきや、男性はヘルメットを被り、自転車で出動。
次のシーンでは、パーティーに向けて、楽し気に支度ををする2人の女性。
激しく雨が降って来たので、車のキーを掴み、車に乗り込むと思いきや、車の中の置き傘を取り、傘をさして徒歩で向かう。
最後のシーンでは、朝、子供たちを学校に送迎するシーン。準備が整い、子供たちは嬉しそうに車に駆け寄る。でも、お母さんが「歩いていくわよ」という感じで、子供たちに手招き。「何でよ~」という表情で渋々歩き始める子供たち。
「ハイブリッドであっても、なるべく使うのは控えよう」のメッセージと共にエンディング。
自分の商品の使用を控えることを訴求する広告。斬新です。
背景には、フランスで導入予定とされている、日々の車の使用を制限する法律(Mobility Orientation Law)を意識したメッセージであるとのこと。
これだけ、切れ味鋭い広告が先行すると、競合各社は、どの様に対抗していくのか?激しい知恵較べが繰り広げられそうです。
自動車に限らず、地球環境問題に対する前向きな取り組みとしてあらゆる商品・ビジネスのヒントにもなるのではないでしょうか?
<おまけ>
こちらのマクドナルドのラジオ広告風の動画広告。玄人受けする感じかな(笑)。
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