僕のお酒遍歴と初心者にお勧めの飲み方紹介
毎日note更新というやってる人にはなんでもないことを自らに課した僕ですが、本日が最終日。また週1,2回更新になると思います。
さて、お酒についてあーだこーだ言っている僕でありますが、今回はそれにかこつけて自分語りしてしまうおうかなと。
そもそも隙あらば自分語りをしておりますが、今回は最終日ということもあり積極的にしてしまおうというわけです。
そう、お酒遍歴です。私の履歴書、お酒バージョンです。ただ書くのもアレなので、初心者の方にお勧めの飲み方を紹介していこうかなと思います。
甲類焼酎編
もう20年近くも前になりますね。おおむね20歳の頃。おおむね。
僕は栃木県で生まれ育ち男子校を卒業し、都内の4年制大学(共学)に入学、一人暮らしを始めました。
そして、僕みたいなクソ雑魚陰キャ野郎が身の程知らずにも、サークルの新歓コンパに行きます。そこは女子比率が少なく、そのせいで女子のみがちやほやされ、一年男子のみで固まって飲む地獄の新歓コンパでした。
「新歓」とは?と存在自体に疑問符を持つ僕。
さらには泥酔した先輩に絡まれるという事態に遭遇。
今思えば、そのサークルも先輩が女性ばかりかまう時点でクソ雑魚陰キャ揃いだったのだと思います。(シンプルなディス)
以降、僕は無所属のサークルフ○ック野郎になります。…といいつつ結局3年になって学校公認の勉強団体に入り、そこで知り合った女性が今の妻になるのでとんだ掌返しですが。
ともかく、僕にとって、お酒とは自身と向き合うためのもので、パリピでコールしてフーゥフーゥーな飲料ではないのです。
さて、そんなわけで大学に友人が全くいないロンリネスなボッチ飯期間がゴールデンウィークまで続きます。類は友を呼ぶのか、卒業後の男子校の友人は、人間関係でほぼほぼ苦戦しておりました。
ゴールデンウィークをきっかけに集まる男子校の友人たちと僕。
「なーにが、チューハイだカクテルだ。あんなもんはお子様が飲むもんだぜ。」
今思えば何もかも間違っているのですが、当時はそんなノリで飲みました。
お酒はトライアングルです。
所謂、甲類焼酎。一般的に割って飲みます。
ウーロンハイだったり、それこそチューハイ、水割り…などバリエーション豊富ですし、値段も控えめなので酒飲みにとっては大変ありがたい存在です。
しかし、当時の僕らはそんな飲み方はしなかった。とにかくこれをストレートで飲んだ。
ネットもまだまだ過渡期であり、情報は実家にあるお酒。飲み方を知らなかったのです。
ただただ度数と値段だけで買ったお酒を、男子校のDT達がそろいもそろってストレートで飲む宅のみが度々繰り広げられたのでした。
今思えば、大変お酒に対して失礼な飲み方だったのですが、あの頃の僕たちには必要な時間だったと思います。
※初心者お勧めタイム-甲類焼酎-
甲類焼酎でお勧めの飲み方はやっぱり割ること。
ヘルシー志向な方はお茶割、飲みやすさ重視ならジュース。炭酸ジュースなら簡単サワーです。
また、茶葉やコーヒー豆をつけておくとフレーバー焼酎ができます。要は水出しですね。
※カインズホームの焼酎はどえらい安さ。
カクテル編
さて、そんな友人とはまた別の、都内に一足先にこなれた高校の友人とも遊ぶことになります。
そこで連れて行ってもらったのがHUB。
当時、「洋風PUB」から「英国風PUB」へとスタンスを変え、現在のHUBの形態になりたての頃だったようです。
このお店には面喰いました。
スタンディングとテーブル、シート席がある。なんか外より店が暗い。瓶が逆さづりになってる。キャッシュ&デリバリー方式。
滅茶苦茶お洒落やんけ…
しかも19:00までハッピーアワーでカクテル半額!(今は一部スタンダードカクテルが半額、あとは30%オフです)。シェイクするようなショートカクテルも500円としないのです。
これが何を意味するか。アルコール度数40~60%の強めのカクテル(しかも飲みやすい)までお安く飲めてしまうのです。
カクテルが実は度数が高いというのもここで初めて知ります。
事前に牛丼など食してから、半額でしこたま飲む。それが僕らのスタンダードとなりました。
また、宅のみでも1本割り勘でリキュール・スピリッツを買い回数を増すごとに作れるカクテルが増えていく、というような飲み方をしました。
良く集まるならこれは結構お勧めです。
※初心者お勧めタイム-カクテル・リキュール編-
蒸留酒の中でウォッカは焼酎より癖がないので、初心者が飲むのにもってこい。適当にジュースや炭酸飲料と割っとけばOK。
オレンジジュースと割ればスクリュードライバーというカクテルに。
また、定番のコーヒー牛乳カクテルの元カルーアミルクなどナッツ系のリキュールはかなり甘くて飲みやすいです。牛乳と割ると大体美味しい。
※卵が入ったお酒。
※杏仁豆腐っぽい味のお酒アマレット。ミルクは勿論ジンジャーエールで割るのも良し。
フルーツ系のリキュールだとライチが結構お勧め。意外とカシスはカシオレ、カシスウーロン、カシスソーダあたりで選択肢が狭まりがち。ライチは柑橘系との相性が非常に良い上、ソフトドリンクのソルティライチによりより一層「味慣れ」してると思われます。
ビール(ピルスナー)編
そんな栃木の片田舎から出てきた学生にとって最強ともいえるお店を発見しても相変わらず全く女っ毛のない学生時代を爆進中でした。
ある夏の日、あっついのにイチャイチャして道を塞いでいたカップルについに僕はブチぎれます。
ふざけんじゃねぇぞ!!
心の中で毒づいた僕はコンビニに入り、ビールを買います。
なんだよ、なんなんだ、なんていうか・・・こう、ふざけんじゃねぇぞ!!!!
SlipKnotのPeople=Shit(人間はクソ)を聞きながらビールをガツっと飲み込みます。
うっっま!!!
え、お前、ビール…そんなに美味かったの???なんだよ、早く言ってよ。
今まで美味しく感じなかったビールですが、暑さによる渇きもあり勢いに任せて飲んだら実に美味しかったのです。
これが・・・のど越し!!
さっきまでのイラつきもなくなり、ご機嫌で帰路につきました。
※初心者お勧めタイム-ビール編-
今回の話に上がっているビールは日本の大手メーカーで発売しているラガー・ドラフトビールです。
はっきり言って、夏の暑い日にキンッキンに冷えたビールを飲む、これにつきます。体には良くないですが、サウナ後なんかもいいです。
飲む前の状況がしんどければしんどいほど良いです。
具体的にはカイジを読めばわかります。
※今でも一番のつまみになるシーン
「これじゃ、味関係ないじゃん。」と突っ込まれそうですが違います。
勿論、味は大前提。しかし、ともすればその苦味が受け入れがたいこともあるビール。まず、受け入れる体制を脳と体に作ってあげるとその奥にある麦の甘味やホップの香りが分かるようになり美味しくなります。
よく言われることですが、スッキリ爽快派はアサヒスーパードライ、バランス派はサッポロ黒ラベル、コクを求める派はキリン一番搾り、甘めが好きな方はサントリープレミアムモルツあたりがお勧め。
ワイン編
さて、ビールという大人が飲んでてなんで美味いか分からないランキング上位を制した僕はとどまるところをしりません。
調度、ボジョレーヌーヴォーが最高に美味しいという年がやってきました。
最高に美味しい年に関する突っ込みは受け付けません。
早速、ボジョレーを購入して飲んでみます。
「よし、よくわからんが飲める!!」
以来、僕はこの当時のフレッシュな気持ちを思い出すために毎年買っては良く分からんと言い続けております。
その当時、インターネット回線もISDNからケーブルネットやADSLが主流となり、楽天市場などネット通販なるものの人気が出てきました。
僕はそこでワインを色々買いました。そして全く銘柄は覚えてません。赤のスパークリングワインを買い、開栓と共に吹き出し、壁紙を壮大に赤く染めたのも懐かしい思い出です。
特に漫画、ソムリエに出てきたワインにはお世話になりました。
そして、ついぞ自分と同じ年のワインを買うのです。
たまたまワインショップで同い年のヴィンテージワインを見つけ、1万円と買えない金額ではなかったので買ったのでした。
正直、ちゃっかりできてた同い年の彼女がいたからイキったとも言えます。しかし、現在の妻なのであながち悪い投資ではなかったかもしれません。
さて、早速飲んでみると…
思ったほどでもない。
しかし、ヴィンテージワイン故、滓があったため、デカンタに入れていたのが功を奏しました。
後半になるにつれて、確実に香りが開き、味に深みが増していくのです。
これには驚きました。僕の人生での飲酒体験の中では気づいたらバッグごとすべてがなくなっていたことの次くらい驚きました。
今にして思えば、ワインの基本中基本デキャンタージュというやつで、空気に触れることで熟成が進むというやつだったのでしょう。おそらく酸化に強く良い方向に向かったのかなと思います。(それまで飲むスピードが早かっただけかしれませんが。)
残念ながらこれ以降、20年以上熟成したワインを飲んだことはないのですが、いつかまた誕生年のワインを買って飲みたいものです。
※2022年の40歳の誕生日に買いました!
※初心者お勧めタイム-ワイン編-
よく言われますが、カルフォルニア・チリ・南アフリカを代表とするニューワールド系は安くて美味しいです。
しかし、2019年2月1日から欧州産ワインの関税即時撤廃でヨーロッパのワインも以前よりお求めやすくなっております。今が買い時ともいえましょう。
そんな中で、ローソンのワインはかなり熱いと思います。
ナチュラルローソンがあるせいか、クラフトビールやワインといえばローソンです。味のテイストや解説もPOP(販促物)で丁寧に説明してあるので好きそうな味とお財布と相談すればまず大きく外れないかと思います。
特にアルパカ。チリのワインです。僕もワイン初心者ですが白ワインではとりあえずアルパカを飲んでおけばいいくらいに思ってます。
同じくチリのワイン、コノスル。ソムリエ泣かせというほどにコスパに優れたワインで有名です。こちらはファミリーマートに限定ものがあったりします。
また、漫画、神の雫で紹介された赤ワインもあります。
本格焼酎編
そうこうしてお洒落気取っていた僕ですが、ここで芋焼酎ブームが起きます。当時付き合っていた彼女っていうか現妻の出身地は鹿児島。
飲まないわけにはいきません。
芋焼酎初体験は今でも鮮明に思い出せます。
友人と二人、七夕の日に七夕という焼酎を買い、新宿歌舞伎町の空き地で飲んで泥酔。途中バッグを置きっぱなしにして二人でコンビニのトイレに行き、戻ってくるとバッグは無事で残り少しだった焼酎の瓶がなくなっていた、という経験があります。
盗むのそっち!?
なんにせよ、二人してバッグを忘れるほど酔っているのに、まだ記憶にあるわけですから、記憶をすっとばす今と違って若かったなと思うエピソードです。
さて、そんな芋焼酎、あっという間にハマりましたね。
まず、値段が安いところが学生にうれしい。
また、彼女が帰省した後、お土産に当時プレミア焼酎だった魔王や伊佐美を買ってきてくれたのもうれしかったです。
思わず黒じょかも買いました。
黒じょかで前割りをしておいて、燗付けするなど色々と楽しめました。芋焼酎…というより本格焼酎の良いところは、自分好みの度数で割れるということ。
今でも定期的に買っております。
※初心者お勧めタイム-本格焼酎編-
芋焼酎というと、それまで強い匂いでオジサンが飲むものという印象でした(僕としてはそれもまた良しですが)。飲み方もお湯割りメイン。さらに言えば、南九州がメインで、全国区ではありませんでした。
それが富乃宝山の登場により状況は一変します。
※今ではAmazonでも定価(おそらく)で買えるので良い時代です。
ロックで飲むことを想定しており、華やかな香りが特徴です。先述の魔王も同様です。瞬く間に大人気となり、プレ値で富宝は4000円以上はしましたし、魔王に至っては4合瓶で8000円はしました。
ということで、魔王、富乃宝山をロックで飲んでみることを推奨します。あと期間限定で人気だった赤霧島に至ってはコンビニでも買えるのでこれもお勧め。
意外と柑橘系と合うので、レモンやカボスなどを一垂らししても良いですよ。
また、シソ焼酎の鍛高譚、黒糖焼酎も飲みやすくてお勧めです。
※2021/07/30追記
最近では、炭酸割り推奨のフレーバー系焼酎も多くかなり面白いことになっています。
コンビニにもあるだいやめはライチ系の香り。
こちらはバナナの香り。ロック推奨。
メジャー銘柄田苑もフレーバー焼酎を出している。マスカットは個人的に一押し。
日本酒編
いつの間にやら社会人になった僕。最初の半年は丸一日休みが3日とかそんな激務の中で、休日は午前中仕事に行った後、昼間からスピリタスを煽ってベッドで飛び跳ねて一人フェスを敢行する、ベッドのマットレスをずらして出来た隙間をビールホルダーにするといった末期的な飲み方で過ごしておりました。
そんな中来た、父親の誕生日。入社後半年過ぎて少しずつ落ち着いてきたところ、所謂自分で働いた金でプレゼントを買うというやつをやってみるかと思いました。
酒屋に入って、買ったのは日本酒、久保田萬壽。
特約店で定価で買えたのはありがたかったです。
一升瓶で8000円でした。
「こんなに飲みきんねぇよ。」と栃木なまりで一緒に飲ませてくれたのは父親なりの優しさだったのでしょう。
そんなわけで初めて飲んだ純米大吟醸ですが、華やかな香りとスッキリしつつも深みのある味に面喰ったものです。
今まで、たまに酒屋で買っていたお酒も十分美味しいのですが、あまりに澄んだ味は唯一無二の味わいでした。
それ以降、僕が一番定期的に買う瓶のお酒は日本酒です。
我が家の日常も、ハレの日も日本酒がありました。僕が日本酒を手に取るのは自然な流れだったと言えましょう。
※初心者お勧めタイム-日本酒編-
正直ここら辺を読んでいただければと思います。
手垢つきまくってる紹介でも獺祭はやっぱり入手しやすさ、値段、味とお勧め。
※確かビックカメラにもある
また、みぞれ酒もお勧めです。
特にTHE SHOTは僕が家飲みの裏技で投稿し、Daily portal zでも紹介された飲み方で一押しです。
ワンカップだと飲みやすいけど、味としてはTHE SHOTだと思うんです。
ちょっと前に人気が出て結構定着した感のあるスパークリング日本酒なんかも炭酸ながらお刺身と合ってよし。
と、まぁ日本酒一つにとっても、最近はロック推奨日本酒やサケトニックなんかもあったりして色々面白いです。こういった、ちょっと普通の飲み方と違う部類は0杯層を意識して飲みやすいものが多く、是非試していただきたいところ。
ウイスキー編
激務だったアパレル店長から転職し、土日休みとなった僕は学生時代の友人と久々に飲むようになりました。
その中でよくやったのがバーホッパー。
バーで1,2杯飲んで、次々とバーを変えて飲むことです。
バーといえば、カクテルは勿論、いろいろなウイスキーも飲めるところ。そこで若輩ながらもウイスキーも試していきます。
25歳で完全に酒イキりでもあったのですが、良い経験でした。
38歳になったものの、小遣い2万2千円の今では絶対にできません。
やっといてよかった。
時にテンダー、Bar保志など有名バーも行きつつ、素晴らしいイベントにも出会いました。
Whisky Live TOKYO and International Bar Show
一流のバーテンダーがカクテルをふるまってくれるわ、数多くのウイスキーを飲めるわで神がかっていたイベントでした。
僕も海外の有名バーテンダーのカクテル飲んだなぁ。誰か忘れたけど…
※我ながらなんかムカつく顔である。
さらにウイスキーを色々飲んでいきます。そこから2年でマッサン放送開始と角ハイの人気でウイスキーブームとなるので、ぎりぎり高騰する前に色々飲めたと言えましょう。
一番印象的なのははボトラーズ&クラフトウイスキーフェスティバル。
ウイスキー蒸溜所から原酒を樽ごと購入して、独自に瓶詰したボトルを試飲・購入できるというマニアックながら素晴らしいイベントでした。
ミーハーな僕にしては珍しく、ブームを先駆けていましたが、スコッチならマッカラン、アイラならアードベッグやラガヴーリンといった基本的な知識程度しか定着しませんでした…無念。
でも、今もたまにイチローズ モルトのモルト&グレーンホワイトラベルでハイボールにしたりと好きに楽しんでおります。
※初心者お勧めタイム-ウイスキー編-
何といってもハイボールブームで居酒屋だけでなく家のみシーンでもウイスキーは定着しました。
シングルカスク(一つの蒸留所の一つの樽)は比較的値段がしたりもしますが、ブレンデット(数種類のモルト・グレーンを混ぜ合わせたもの)で値段が安いのでも十分美味しいです。
デュワーズホワイトラベルはソーダ割りで特に人気な銘柄。
ホワイトラベルハイボールといえばデュワーズを指すレベルで有名です。
バーではハイボールと頼むより、ウイスキーを頼んで飲み方としてソーダ割りを指定します。
ちなみにハイボールと言えば、角ハイボールですが、あれボトルの角を買って作るより、市販の缶のハイボールを買った方が安いんですよね。
勿論、ボトルで買えば、事前に瓶を冷凍庫で凍らせるなど、自分の好みの飲み方ができるので優劣をつけるものではありません。
しかし、同じ度数でハイボールだけを飲むのであれば、缶の方が安い。かなりサントリーさんが気合いを入れているのだと思います。
全くもって個人的にはロックで飲むならワイルドターキーが日本人好みで良いと思います。それこそ本格焼酎ブームの時、プレ値の百年の孤独を飲むならワイルドターキーを飲めなんて言われたくらいです。勿論、違いますし比べるものではありませんが。
※2023/09/04追記
あれから何だかんだで数十本ウイスキーを購入しました。さらにお勧めを書いておきます。
ブラックニッカスペシャル
売れば売るほど赤字になるという噂されるほど恐るべきコスパのお酒。
サントリースペシャルリザーブ
正真正銘、ジャパニーズウイスキー。白州の原酒が使われていることで有名。ソーダ割最高。
富士シングルモルト
2023年発売。高騰しがちな中でジャパニーズシングルモルトの中定価で買える頼もしい存在。バーボンめいたバニラ香と熟れたリンゴの香のテクスチャーが素晴らしい。如何様に飲んでも耐えられる。
あとはここら辺の記事を参考にしていただけたらと思います。
クラフトビール編
先述のWhisky Liveでクラフトビールの試飲も行われており、これに結構な衝撃を受けたんですね。
また、その時アンテナショップと角打ち(酒屋の一角で飲む)を良く巡っておりまして「あれ、なんだかクラフトビール、美味くね?昔の地ビールブームの時より安い気もする…」となってクラフトビールの味のバリエーションにすっかり魅せられてしまったのです。
なんせ、所謂日本のビールといえば、ビールの数ある種類のうちのピルスナーというスタイル。香りも味わいも全く異なるハイクオリティなビールの世界があったのですからこれは一気にハマりました。
これ以来、僕のバッグには必ずソムリエナイフ、通称どこでも栓抜きが入ってます。(クラフトビールは結構瓶も多い)
また、様々な試飲イベントに行っていたので、クラフトビールのイベントにも行きました。
※2014年。友人とおそろいの靴というね。
調度、日比谷公園でやるオクトーバーフェスが複数会場でやるようになってきたころだと思います。
ちなみに、アンテナショップ巡りは、こんなご時世ですからぜひおすすめしたいですね。
密をさけ、さっとクラフトビールや地酒とつまみを購入。ひっそりと公園やゆっくりと自宅で飲む。
グーグルストリートビューで街歩きしながら飲むだけで結構気分だけでも味わえますよ。
※新橋・有楽町・銀座・日本橋あたりで全国の半分以上は制覇できます。
※初心者お勧めタイム-クラフトビール編-
色々飲んだ結果、やっぱりよなよなエールは凄い。
コンビニでも買える手軽さ、柑橘系の香り高さと苦味のバランス、300円をきる値段。
僕の中で総合的にみてずっとクラフトビールのNo.1といっても過言ではありません。
しかもよなよなエールをつくるヤッホーブルーイング、他のエールビールもクオリティ高いんですよ。
ローソン限定の僕ビール君ビールはトロピカールな香りでかなりお気に入り。
そもそもで言えば長野県のクラフトビールはどれもクオリティが高く、値段も抑えめです。土地が向いているのでしょう。
先のアンテナショップで言えば、新橋の信州おさけ村がお勧めです。
また、海外のクラフトビールで言えばどうしても少し値が張ってはしまうのですが、PunkIPAを強くお勧めしたいです。
世界にIPA(インディアンペールエール)ブームを巻き起こしたと言ってもいい一本です。
何といっても香り。香りの暴力。爽やかで南国フルーツを思わせる甘い香りとグレープフルーツを代表とした柑橘系の爽やかな香りで嫌がおうにもときめいてしまうんですよね。
香りがくどいかとおもいきやそれに追随する苦味がぐっと引き締める。素晴らしいビール体験ができます。
缶チューハイ編
もういいよ、もうわかったってなりそうなところですが、最後です。
といってもこれは本当最近ですね。6,7年は日本酒、ビールを軸に国産ワインやらクラフトジンと飲んでみたりしておりましたが、久々がっつり腰を据えて向かい合ったのが缶チューハイ。
一部抜粋してもこれだけ頻度高く記事を書いております。
※ブレンド67パターンだけど、これとは別にクラフトレモンサワーも交えて79パターン飲んだ。
※最近好きな缶チューハイぶっちぎりNo1
※書いてた時ちょっと頭おかしかった
一番最初に書いた「なーにが、チューハイだカクテルだ。あんなもんはお子様が飲むもんだぜ。」と言っていた僕からこの変わりよう!!
分かるのに20年近くかかりました。すまん、チューハイ。美味しいよ。
特に昨年から缶でのレモンサワーがぐいぐい来ております。おそらくコロナ禍もあり、ピークではないかと。
ストロングゼロなどの高アルコールRTD(レディトゥドリンク)の流れとエグザイルを基にしたレモンサワーブーム。
これが合わさって、今のレモンサワーのバリエーションったら本当楽しませてくれます。
ちなみに僕としてはコンビニロックアイスのボックスにレサワの素をドボドボいれて炭酸水で自由に割る通称「豚汁」を推奨しております。置いた時の安定感がまず素晴らしく、これを落としたら飲酒終了という分かりやすさもいい。
※初心者お勧めタイム-缶チューハイ編-
本絞りを飲んでおけばいいよ!!
は雑すぎるので、とりあえずレモンサワーでのアルコールや好みでのお勧めを。
・正統派レモンサワーがいい
樽ハイクラブ
度数は8%と飲みごたえもありつつ、味わいはスッキリ。これぞレモンサワーだなーと感じさせてくれます。業務用の樽ハイを市販化したというんだからそりゃそうか。
こだわり酒場のレモンサワー
昨年のトレンド商品。通称、富美男サワー。居酒屋のレモンサワーを体現したという味わいには思わず夢芝居。
本絞り レモンサワー
香料や甘味料を加えない、果汁とアルコールのシンプルレモンサワー。じゃあ自分で生絞りしてこの味を作れるか?、というと全く及ばないくらいクオリティは高いです。ちなみに他のレモンサワーと混ぜても大体美味しい。
・高アルコールがいい
キリンザストロングレモンサワー
リニューアルして格段に美味しくなったと評判。合成甘味料の味はしますが、それを補って余りある、レモンの香りや炭酸のバランス。レモンピールっぽいオイリーさは随一だと思います。
ストロングゼロビターレモン
一世を風靡したのは伊達じゃありません。個人的にはこのビターレモンが食事を全く邪魔することなく飲めて好み。
・ジューシーなのがいい
檸檬堂 定番檸檬
コカ・コーラが満を持して出した初のアルコール飲料。定番檸檬はお手本のようなジューシー系。果汁も10%で高め。しかし、果汁以上にジューシーな味わいなんです。最近高アルコールのカウンターか、高果汁系が増えてきたように思えますが、その流れを作ったのは間違いなく檸檬堂だと思います。
レモンザリッチ
その名の通り。濃い。なんせ公式サイトで
というくらいですから。
神檸檬はまさにジューシーの極みでしたが、期間限定発売なので、再度発売されることを心待ちにしております。
最後に
おおよそ20年・・・つまり人生の半分はお酒と共に歩んできました。最近は飲みすぎると二日酔いなど発生します。加齢とともにお酒との付き合い方も上品にしていかなきゃなと思いつつ、また新たなページがつくられることを楽しみにしたいと思います。
僕のお酒の経歴が皆さまの楽しいお酒の手助けになれば幸いです。