「寄付」について考える〜フリースクールを運営する〜

私が運営するフリースクールは、その活動資金のほとんどを寄付で賄っています。

しかし、正直に言えば、寄付を募ることやいただくことに対して、最初から抵抗がないわけではありません。

寄付は、単なる金銭的支援にとどまらず、共感や応援を形にする行為です。そこには、支援者と受け手の間に信頼や期待が生まれる特別な関係があります。

今回は、私が寄付について抱いてきた葛藤や想いをお伝えしつつ、「寄付にイノベーション」を起こそうとしている株式会社ZENTECHの鈴木さんをご紹介します。


1.寄付の募集は物乞いか?

寄付を募ることに対して、「物乞いのようだ」と否定的なイメージを抱く方もいるかもしれません。

「お金を恵んでもらっている」
「お金を無心しているだけ」

というようなイメージでお話をされる方もいました。
でも、私自身が感じる寄付は、それとは全く異なります。

寄付を募るという行為は、「創りたい未来」への共感を得たり、「実現したい夢」への応援を集めるための呼びかけです。

寄付者との関係は決して上下関係ではなく、むしろ対等なパートナーシップのようなものだと感じています。

寄付してくださる方々の多くは、「応援したい」「その夢を一緒に支えたい」という純粋な想いから手を差し伸べてくださっています。

だからこそ、私は、

「一緒に未来を創っていきましょう」

という感覚を大切にしています。

寄付は、単なるお金のやり取りではなく、人と人との信頼や絆を深める手段でもあります。

私自身が寄付をいただく立場になって、お金というよりも、共感したり応援したりしてくださるその想いを裏切れないという気持ちを強く持つようになりました。

それくらい、寄付には温かい気持ちが詰まっています。

2.寄付して下さる方々の想い

フリースクールの運営を続ける中で、多くの支援者の方々から温かいお言葉をいただきました。その一部をご紹介します。

「自分にはできないことだから、あなたたちを応援したい」

「活動に感心しているよ」

「自分が元気な間は支援を続けるからね」

「あなたたちの想いに共感したから」

「困ったことがあれば、遠慮なく相談しなさい」

「何も臆することはないよ」

これらの言葉に励まされ、どれだけ力をもらったかわかりません。
「共感」「応援」「信頼」――寄付には、これらの温かい想いが詰まっています。

今後は、こうした想いに共感してくださる方々をもっと増やしていきたいと考えています。
そのためには、寄付の価値をより多くの人に伝え、気軽に寄付に参加できる仕組みが必要です。

もし「こんな方法があるよ」「こうした場を活用してみたら?」というアイデアがあれば、ぜひ教えてください。

3.新しい寄付のかたち「ZEN messenger」

数ヶ月前、私は株式会社ZENTECHの鈴木さんと出会いました。

とても素晴らしい方で、その会社では、寄付の形を新たにする画期的な取り組みが行われています。

詳しい情報は、ぜひこちらのHPをご覧ください:

株式会社ZENTECH

特に注目してほしいのが、彼らが開発したZEN messengerというアプリです。
このアプリでは、投稿を見て「いいね」をするだけで、団体への寄付が行われます。

これなら、応援の気持ちを気軽に表現することができます。

私たちのフリースクール『このいろスクール』も、このアプリに登録されています。
(play store等で検索してみてください)

ぜひダウンロードして、私たちをはじめ、多くの団体の活動を知り、応援していただけたら嬉しいです。

このnoteが、少しでも寄付について考えるきっかけになれば幸いです。

そして、皆さんとともに、新しい未来を創っていけることを楽しみにしています。

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フリースクールの設立から教育の試行錯誤までを共有するコミュニティです。 ・フリースクールの運営をして…

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