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【要約】伝え方が9割~同じ内容でも「Yes」が引き出せる魔法の伝え方~

みなさまお疲れ様です!
充実した三連休を過ごせましたでしょうか?

ぼくは特にこれといった予定もなかったので、スタバで自分のキャリアを見つめなおしたり、未来について思考する時間を作ってゆるゆると時間を過ごしておりました(真面目か)。

さて本日は本のアウトプット第3回目です。
今回はご存じの方が多いであろう、

「伝え方が9割」

という本です。
僕も大学生時代に買って読んだことがあったのですが、内容はほとんど忘れおりました・・・笑
2023年の年末年始で実家に帰省した際、たまたま家の本棚で見つけたので、
なんとなく東京に持って帰ってきました。

それほど厚さもなくサラッと読める内容だったので
何か皆さんのヒントになれば嬉しいです。


こんな人に読んでほしい

・自分の考え、気持ちをうまく相手に伝えられなくて悩んでいる人
・仕事でもプライベートでも相手に「お願い」をするのが苦手な人
・相手から「Yes」を引き出す伝え方の技術が知りたい人

この本でわかること

この本では、仕事やプライベートでもすぐに使える「相手からYesを引き出しやすくなる言葉の伝え方」が学べます。

【前提】伝え方にも技術がある

みなさんは仕事やプライベートで部下、同僚、上司、友達、家族に、お願いやお誘いをすることがあるかと思います。

「○○の資料△△までに作って~」「あそこにランチ食べに行かない?」「デート行きませんか・・・?」「明日遊園地いかない~?」などなど。
本書によれば人は1日に平均22回のお願いをしているみたいです。

その際の、言葉の伝え方、工夫していますか?
「言葉の伝え方」にはシンプルな技術が存在し、学び実践することで、相手への印象を劇的に変えることができ、相手から「Yes」を引き出しやすくなります。

正しい伝え方を学ばないと
・相手からYESを引き出せない
・相手を言葉で感動させられない
昇進できない
などのデメリットがあります。

最後の「昇進できない」については、これに関わることを会社の上司から言われました。

それは、「成果=結果×伝達」であるということ。

どういうことか。
会社では、売上や採用など自身の目標を達成するために、様々な活動をします。
それが半年後や1年後に「結果」として、数字で表れ、それが会社から評価されるわけです。
ただ、この「結果」だけを見て、評価が下されるかというと、そうではありません。
自分自身がその結果を出すにあたって起こした行動、工夫、チャレンジなど様々なプロセスを、上司などの評価者に適切に「伝達(伝える)」ことで、それらがその人の頑張りとして評価され、「成果」として認められ、給料UPや昇進につながるのです。

つまり、この「伝える」ことを適切にしないと、自分の仕事の頑張りが適切に評価されないどころか、下手をしたらマイナスの評価を受けることだってあり得るのです。

ここまでの話を聞くと「伝える技術学びたい・・・!!!」となっていただけましたでしょうか?

冒頭にも記載しましたが、伝え方には技術があります。
学んですぐに使える技術ばかりですので、さっそく見ていきましょう!

【技術①】「No」を「Yes」に変える技術

まずは自分のお願いを相手に聞き入れてもらうための技術です。
家族や非常に仲のいい友人は例外として、自分のお願いを素直にそのまま聞き入れてくれる人はそう多くないでしょう。
利害関係が多い職場ではなおさらです。

そういった場面で、どうすれば相手から「Yes」を引き出せるのか。
まず自分のお願いを口から出す前に意識すべきことが3つあります。

相手にお願いをするときに意識すべき3つのポイント

①自分の頭の中をそのまま言葉にしない
自分のお願い、例えば「この資料作ってくれませんか?」「今度デート行きませんか?」などをそのまま相手に伝えてしまうと、関係値が相当できていない限り相手からは「え、なんで?嫌ですけど」となって断られてしまうのが落ちです。

自分の考えをそのまま口にしてしまうと、どうしても独りよがりなお願いになり、断りをくらいやすいのでNGです。

②相手の頭の中を想像する
ではどうするか。
自分がお願いをした時に、相手がどう考えるのかを想像しましょう。
もし、想像で上手くいかなそうなのであれば、なぜ上手くいかなそうなのか、相手の頭の中を想像しましょう。

「デート行きませんか?」というお願いを伝えた時、相手の頭の中では『なんで急にこの人とデートに行かなければいけないんだろう。あんまり距離も近くないし正直気まずい・・・』などと考えているかもしれません。

これが想像できれば、言葉を出す前に対策が打てます。
それが次の③です。

③相手のメリットと一致するお願いをつくる
そんな時は、自分の願いと相手のメリットが一致するお願いをつくりだすことです。
例えば先程の例で、相手側の人が、中華料理が好き、という情報を持っていたとします。
その情報を元に「最近できた美味しい中華料理屋があるんだけど、今度一緒に行ってみない?」という誘い方ができますよね。
先程のストレートな誘い方より、幾分「Yes」が引き出せそうではないですか?

これは、自分の「この人とデートに行きたい」という願いと「おいしい中華料理が食べたい」という相手のメリットが一致しているからこそ伝えられる言葉です。

以上のように、独りよがりのお願いをするのではなく、まずは相手の頭の中を想像してみる・・・
これを意識するだけでも、いつもの伝え方よりグッとくる伝え方ができるはずです。

切り口のヒント

上記以外にも、伝え方のヒントとなるものを記載します。
感謝を伝える
相手にお願いをする前に、日頃の感謝をすることで相手が断りにくい状況をつくる方法です。

✖「この経費精算お願いしていいですか・・・?」⇨「期限が過ぎているのでダメですよ」

〇「△△さん、いつも膨大な経費精算をミスなく処理していただいて本当に助かっています。ありがとうございます。こちらの経費精算少し遅れてしまったんですがお願いできますか?」⇨「わかりました。次は気を付けてくださいね!」

このように感謝をしっかり伝えることで、相手も「しょうがないな~やってやるか」みたいな気持ちになるわけです。

これは伝え方の技術ですが、1人減として、お世話になっている方には感謝の気持ちは日頃からしっかり伝えたいですね!

「あなた限定」を伝える
「このお願いはあなたにしかできないんです・・・!」ということを言葉にして伝えることで相手のやる気をUPさせ、Yesを引き出す方法です。

〇「この資料は、今までいろんな経験を積んできた△△さんだからこそ、作れるものだと思うんだけどお願いできるかな?」

相手としては「自分の実力を認めてもらえている」という承認欲求が満たされますし、相手の期待にこたえたい、という気持ちも生まれるので要求を受けてくれやすくなります。

【技術②】相手を動かす「心を揺さぶる言葉」をつくる技術

続いては、「話す伝え方」ではなく、どちらかというと「書いて伝える」技術についてです。

現在は、1人1台スマホをもち、色んな情報に同期的に接続できる情報化社会です。
情報にあふれる世の中だからこそ、感動の無い言葉は無視されしまいます。
そんな世の中だからこそ、ガツンッ!と相手の注意を惹ける言葉をつくる技術は重宝されます

話す技術と同様、これにもシンプルな技術がありますので見ていきましょう。

すぐに使える!心を揺さぶる言葉をつくる技術3選

サプライズ法
これは非常にシンプル。

①伝えたい言葉を決める
②「!」「そうだ、~」「実は、~」「信じられない~」などをくっつける。

これだけです。

みなさんよくご存じ「そうだ、京都へ行こう」という言葉は有名ですよね。
「京都へ行こう」だけだと、ただの旅行のPRになってしまいますが、「そうだ」をつけることで、フラッと行ける旅行先として京都を選んでほしい、という意図も伝わってきます

・ギャップ方
これは「あえて反対の言葉を混ぜて言葉に落差をつける」方法です。

①伝えたい言葉を決める
②正反対のワードを前半に入れる
③前後がつながるように接続の言葉を入れる

例えば、相手に好きということを伝えたいとき
①あなたが好き
②あなたが嫌い
③「嫌いになりたいのに、あなたが好き」

ただ、すきを伝えるよりも、あえて正反対の言葉をつけることで、深みが出ている感じがしませんか?

・クライマックス法
これは自分が最も伝えたい、重要な部分をしっかり相手に伝える方法です。

プレゼンやミーティングなどで、最も伝えたい部分の冒頭に
「これだけは覚えておいてほしいのですが~」「ここだけの話~」「3つポイントがあります。1つ目は~」などの枕詞を付け加えます。

こうすることで、相手に「オッ聞かなきゃ」という姿勢をつくらせることができます。

人間の集中力は20分しか持たない、と言われいますが、この伝え方をすることで相手に重要部分であることの意識付けが可能になります。

そういえば、学校の先生とかが良く使っていたな~と思い出しました笑

まとめ

いかがでしたでしょうか。
伝え方にも技術があり、まずはそこをしっかり学び、実践することで、自己流で伝え方を学ぶよりも、確実に速く成長することができます。

普段からなんとなくしているお願いも、意識的に伝える技術をつかえるとおもうので、練習の機会は比較的取りやすいと思います。

まずは自分が使えそうなもの、気に入ったものから日常生活に取り入れてみてください。

自分の言葉で相手から「Yes」を引き出す。
これができるようになれば、人生がもっと豊かになりそうですね!

これが皆さんの何かのヒントになれば幸いです。
ではまた次回!!!

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