「緊張が勝って話の組み立て方もうまく行きません…」にお答えいたします！
Q：「職場で『話が伝わらない』と指摘され、それからあがり症になってしまったようです。緊張が勝って話の組み立てもうまく行きません。どうしたらいいでしょうか？」
ご質問いただきありがとうございます！「ある出来事から急に緊張して話せなくなった」というパターンですね。これもよくいただくご相談です。
トラウマと言ったらいいすぎかもしれませんが、例えば、犬が好きだったのに、犬に噛まれてから犬が怖くなった…とうことがあります。今回もそれに似ていて、「話が伝わらない」と指摘されてから、急にあがり症になってしまったというケースだと思います。
下地をつくってから伝える
そんなときこそ、実施していただきたいことがあります。
それは準備です。
「やっぱり準備か…」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、やはり準備なのです。
伝わるように話そうと思った場合、「相手はこんなことを聞きたいだろうな…」とか「こんなことを聞かれるだろうな…」と事前に想像する。そして準備をする。
例えば、商談の結果を報告する際、「まず商談結果を知りたいだろうな」「それに競合他社がどうだったかも知りたいだろうな」「契約の見込みは何％くらいか？ということも知りたいだろうな」と、下地を作ってから伝えるということに取り組んでいただきたいです。
伝わった記憶が上回れば、自信を持って話せる
なぜそんなことを言うかというと、「伝わった記憶」が「伝わらなかった記憶」を上回ったとき、それが自信となり、気づけば指摘されたことすら忘れているからです。
冒頭に犬に噛まれた話をしました。私、小さいころ、本当に犬に噛まれたことがあります。犬が怖くなった時期もありますが、その後、何度も犬に触れる機会があり、徐々になれいき、いまでは普通に犬とたわむれることができます。
伝わらなかった記憶を消すのではなく、伝わった記憶を増やすこと。
そのためには「準備」が肝です。是非、応援しております！詳細は動画にて解説しております。
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【株式会社モチベーション＆コミュニケーション：桐生稔 著書】
◎30秒で伝える全技術 (KADOKAWA)
【プロフィール】
・株式会社モチベーション＆コミュニケーション代表取締役：桐生 稔
・モチベーション＆コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士
1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション＆コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。
北海道、青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島、新潟、石川、栃木、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、長野、静岡、岐阜、愛知、三重、滋賀、京都、奈良、大阪、兵庫、和歌山、鳥取、岡山、島根、広島、香川、徳島、愛媛、高知、福岡、大分、熊本、鹿児島、沖縄
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