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mochi
2019年5月25日 12:13
世界に対する信頼が、ふつり、と途切れた瞬間を覚えている。その時私は小学6年生だった。その時私の身長は151センチだった。その時私はやや肥満児で、肌が弱くていつも顔や体は掻きむしったあとでボロボロで、にきびっぽく、髪の毛をブローすることも、自分が着たい服を着るということも知らなかった。その時私は母の話を一心に聞く役割の人だった。朝、学校に行く前の貴重な10分間や15分間を彼女の話を聞く