『7/3』 キーンコーンカーンコーン… 完全下校時刻を告げるチャイムが僕らの間に響き渡る。 「先輩って、あんな感じで男に来られたらあっさり落ちちゃうんだ、びっくり、僕には全然落ちてくれないくせに」 「ん?なんて?チャイムうるさくて聞こえなかった」 「あ〜あ、…先輩って、先輩なのに、僕よりちょっと抜けてたりするところが"かわいくて"良いですよね〜って言ったの」 「...」 彼女は顔をしかめて頬杖をついた。目も合わせようとしない。わかりやすい。 「あー、先輩照れてる〜」
2年前に書いた小説 『2/1』 誰も来ない図書室、埃だけが溜まる図書室、薄暗くてなんだか不気味な図書室。 でも、いつの間にか僕にとってはそこが僕の居場所となっていた。 「うう‥寒い」 廊下からヒュウヒュウと吹く風が僕の頬を伝う。 寒すぎる、2月の凍るような風は、しつこく僕らを取り巻いてくる。 クリスマスも正月もとっくに終わったというのに、これ以上冬に何のメリットを見出せば良いのか。 今は本来なら下校する時間だが、僕の足は今日も、ロボットの流れ作業かのごとく図書室
小さな不幸を改善する努力を後回しにしない!
パターン この曲、オシャレだなあ!イケてるなあ!→お気に入りリストに入れる→翌日1回聞き満足→数ヶ月放置→久しぶりに聞く 毎日聴く曲と、このパターンとの違いはなぜ?と考えた結果わかった。このようなパターンになる曲にはどれも「切なさ」の要素が含まれていない。 もちろん、「切なさ」の有無によって作品の優劣を付けるつもりはない。 「切なさ」とはなにか? 「切なさ」は単に悲しい、と表現するものではない。主に過去を懐かしむ行為を指す。普段通る通学路、電車、友
「グッドウィルハンティング」という映画を見た。 そこで私は「お互いのありのままを受け入れれば、客観的事実なんていらない」ということに気がついた。 私の母親はありのままの自分を受け入れてくれなかった。 相手は自分の気持ちを発散させているだけなのに、私はひとりで裁判をしていて、相手に言われたことと客観的事実を照らし合わせるだけのパズルをしていた。 相手がおかしいと証明するために完璧なパズルを作ろうとして、自分を正当化しようと必死だった。 私は、物語においてい
目次 ・はじめに 皆さんは普段ゲームのbgmにどれくらい注目しますか?私は音楽を入り口に様々なコンテンツにハマることが多くて、スプラトゥーンのその中の一つです。ハマったゲームのbgmはいつも擦り切れるほど聞いています。 今回はスプラトゥーンの音楽についてオススメを紹介していきます。洒落た言い回しとか硬い文章が書けないのでゆる〜く、ツイートするようなノリで書いていきます!(特に好きな楽曲は文章も太字にしています。) れっつらご〜 下の埋め込みリンク先に公式で聴ける