コロナウイルスのワクチンで気絶したお話 1
こんにちは。もちべーこんです。
9月30日にコロナウイルスのワクチン2回目を打ち終わりました。打ち終わってから少し時間が空いていますが、ワクチンでとんでもない目にあったお話を書こうと思います。
決してワクチンを批判したいわけではないので、こんなこともあるんだなくらいで流していただけると助かります。
私が最初にワクチンを接種したのは9月9日のことでした。今まで打ってきたインフルエンザワクチンはたくさんの人たちが接種したことがあるものなので、打つのが当たり前という感じがしていました。しかし、コロナのワクチンは10代で接種している人がこの時点ではまだ少なく、開発されたばかりのものなので、緊張していました。
名前が呼ばれて診察室に入ると、「生年月日と名前を教えてください」と言われ、自分の名前を言うのが苦手な私は黙り込んでしまいました。
「さっき診察室に呼んだのあなたでしょ?」、「カルテ持ってるじゃん、それ見てよ」と思っていました。頭がいいからお医者さんになっているはずなのに不思議です。
いやいやながら名前を教えてあげた後、人の名前も覚えられないお医者さんから「ベッドで寝ながら打ちますか?」と聞かれました。
大丈夫ですと答えました。もう15歳です。大丈夫に決まっています。やっぱりこのお医者さんはちょっとどこか抜けているなあ、と思いました。
寝ながら打てばよかったです。
それから体制を整えて打ってもらい、診察室を出ました。結構痛かったです。
15分の経過観察のタイマーをもらい、いすに座ると、ちょっとふらっと来たので、親に言って先生を呼んでもらうことにしました。
2秒に1回意識飛びかけるみたいな感覚でした。やばそうだけど大丈夫かなと考えていたら、目の前が真っ暗になりました。
手遅れでした。床にいました。
「大丈夫?立てる?」と誰かから聞かれましたが、声を出す元気すらなく、首を振りました。すると、立ち上がらせられて、ストレッチャーに乗せられました。
そのまま中央処置室と呼ばれるところに連れていかれました。運ばれている間は目を開けるのすら面倒に感じました。
中央処置室につくと、ベッドに移されました。「ちょっと足高くするねー」と言われて高さを調節されました。足を高くしてもらったら、少し楽になりました。
なんて素敵なベッドなんだろうと病院のベッドに心を奪われそうになりました。部屋のベッドを病院のものと同じにしたいです。
ベッドで1~2時間休みました。ようやくトイレに行けるくらいには回復しましたが、ずっと母に腕を抱えられてました。でも、歩くのがだるすぎて、トイレまでストレッチャーで運んでほしかったです。
帰ったあとはアイスを食べました。シャトレーゼのチョコバッキ―おすすめです。食べながら、お医者さんはここまで予知していたんだなと気づきました。やはりお医者さんの言うことを聞くのは大事なようです。
しかし、本当の地獄はここからでした。
次回へ続く。