factory visit 渡航記 助け合いは当たり前。工場は第二の家のような場所。
マザーハウスの海外研修制度「factory visit」が2019年ぶりに復活!コロナ前までは毎年のように行われていたfactory vist。復活した2023年は、日本と台湾から11人のスタッフがバングラデシュに渡航しました。今回は渡航した船橋東武店の北村より、渡航レポートをお送りします。
factory visitとは?
販売国のスタッフが自社工場など生産現場を訪れ、職人たちと触れ合い、生産工程や素材について学びます。また訪れるスタッフは販売国を代表して、
お客様のことやお店のことをを伝える等、ミッションを持って現地に向かいます。お互いが学び合い、教え合うことをを目的とした研修制度です。
長年の夢をかなえてバングラデシュへ
みなさま、こんにちは。船橋東武店の北村です。私は2018年に新卒でマザーハウスに入社をしたのですが、factory visitを通してバングラデシュのマトリゴール工場に訪れることが入社時からの夢でした。今年の渡航者は全社を員対象とした書類選考で決定すると発表が。思いの丈を志望理由書に書き込んで、5年越しに夢を叶えることができました。
活気と思いやり溢れる工場
マトリゴールの職人さんたちの技術がいかに素晴らしいかは、マザーハウスのお店に並ぶ商品を見ていただければ感じていただけるかと思うのですが、私が今回ぜひみなさんにシェアしたいのは、活気と思いやり溢れる工場の雰囲気です。
職人さんたちは、みなさん口をそろえて「職人同士での助け合いは当たり前。マトリゴールの仲間は家族みたいな存在」と言っていましたが、3泊4日の滞在中に私も実際に体感した瞬間が何度もありました。
職人の名前と合わせてご紹介させてください。
「第二の家のように感じてほしい」という想いを込めて名付けられたマザーハウスとマトリゴール工場。マトリゴールは、ベンガル語で”マザーハウス”を意味します。
その名の通り、職人さん同士は家族のような関係性で、日本から訪れた私たちスタッフのことも、同じく家族のように受け入れてくれました。周囲に思いやりをもって接すること、仕事の話は真剣にすること、休憩中や食事のときは賑やかに笑いあうこと。
マトリゴールのみんなにたくさんのエネルギーをもらって、帰国しました。
海を越えても近いオープンな存在
2020年以降、コロナ禍で生産地の職人さんたちが日本に来る機会がなくなり、私たち日本人スタッフも生産地を訪れることができなくなりました。そのような状況で、販売国と生産国の距離が広がってしまったことをずっと残念に思っていたのですが、勝手に距離を感じてしまっていたのは私だけで、マトリゴール側はいつでもオープンに待ってくれていて、こちらが動き出せばいくらでもつながる方法はあったことを実感しました。
これから先、職人が日本に来る機会もまた増えてくると思います。職人が来るときはもちろんですが、いつものお店でも、職人とのつながりをふと感じていただけるようなお店づくりをしていきたいです。
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途上国から世界に通用するブランドを「つくる人」に。
「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念を体現するために、目の前の先入観や常識にとらわれず、常に本質的なことは何かを考え、
生産国、販売国の垣根を超えた仲間と共に、前例のない挑戦を続けてきました。世界に通用するブランドになるために共にマザーハウスで挑戦する仲間を募集しています。
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