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腸内環境改善ガイド⑩〜腸内環境に何故野菜が必要なのか?〜
2021年1月10日更新
前回までは様々な栄養についての記事をまとめてきました
今回はその中でも「野菜」にフォーカスを当ててやっていきます
腸内環境と野菜について極める
具体的に何を食べればいいのかという話
これまでの話から野菜を食べるべきなのは明白ですね
じゃあ何を食べればいいのかってお話です
アブラナ科の野菜
ここからさらに細かい野菜群を紹介していきますが、アブラナ科の野菜全般からやっていきましょう
基本的には腸内細菌が好む食物繊維が豊富に含まれていて、ビタミンなどの栄養素も多いのが特徴ですね
具体的には
・体重1kgあたり14kgのアブラナ科野菜を食べてもらった実験では14日間で毒素の原因となる菌株の量が減った
・ランダム化クロスオーバー研究では、健康な成人に84gのブロッコリーとカリフラワーを6個ずつ食べてもらったら、14日間で硫酸還元菌(大腸炎や過敏性腸症群と関わる菌)の量が減った
・1日200gの調理済みブロッコリーを食べた被験者は、対照食と比較してバクテロイデスの量が増えた。
・ホルモンやエネルギー代謝の機能にも改善が見られた
などが挙げられます
アブラナ科野菜の抗がん作用も腸内細菌のおかげと言われております
ただ、腸内にグルコシノレートを分解する菌が足りないとアブラナ科のメリットは得にくいなどの報告も上がっています
とりあえずは、1日200~400gずつ食べれば腸内に菌株が増えていくため、まずは1ヶ月続けてみてください
一般的なアブラナ科の野菜はこんな感じです
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