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ウーパールーパーでアホロートルでメキシコサラマンダー

お疲れ様です モスパラです
今日は、未知の生物「ウーパールーパー」です

よくペットショップなどで見ますよね
モスパラのお店でも人気です
有名だし、丈夫だし、飼育しやすい生きものだと思います

ウーパールーパーの基本情報です

ウーパールーパーは、メキシコ原産のサンショウウオの仲間で、正式学名は「アホロートル」といいます 日本では、1980年代にテレビCMに登場したことで人気を博し、愛らしい姿からペットとして親しまれています
英名は「メキシコサラマンダー」です ウーパールーパーは当時の商品名だそうです
当時のCMを知っている人は年齢がばれちゃいますよ

特徴

  • 外見: 全長20~30cmほどで、幼生の形態のまま成熟するのが特徴です 通常の両生類は幼体から変体して陸生になりますが、ウーパールーパーは幼体のまま大人になり、生涯を通して水中で生活します

  • 色: ピンク、白、黒、茶色など様々な体色があります

  • 鰓: 頭部には3対の外鰓(えら)があり、ひらひらと揺れる姿が可愛らしいです

  • 再生能力: 手足や尾、さらには心臓や脊髄など、体の様々な部分を再生する能力を持っています 身体を半分失っても再生する能力があるそうです

  • 寿命: 約10年程度

  • 視力:もともと視力が弱く、目の前を動くものなら何でも食べようとします

  • 動作:視力が弱いため、ほとんど動きません 目の前に動くものを捕食する待ち伏せ型の生き方です

飼育

  • 水槽: 60cm以上の水槽で飼育するのが理想的です

  • 水質: 水質が悪化すると病気になりやすいため、定期的な水換えが必要です 中性くらいの、日本の水道水であれば問題ありません

  • ろ過: フィルターを使用して水質を維持しましょう

  • 底砂: もともとあまり見えていないので、中途半端な石は誤飲します 何も敷かないか、サラサラした砂にするかが良いと思います

  • 水温: 15~25℃が適温です 低水温には強いですが、高水温には弱いです

  • 餌: 冷凍赤虫などを与えます 人工の沈むエサも食べます 専用のエサも販売されています 小さいうちは冷凍赤虫、親指くらいのサイズになれば人工エサも食べるでしょう

  • 混泳: 基本的に単独飼育が推奨されます 前述したとおり、目の前を動くものは何でも口にします

注意点

  • 高水温: 高水温に弱いので、夏は特に注意が必要です

  • 強い水流: 強い水流はストレスになるため、避けるようにしましょう

  • 異物: 口に入れてしまうような小さなものは水槽に入れないようにしましょう

その他

  • ウーパールーパーは、現地では絶滅危惧種に指定されています

  • 再生能力の研究が、医学の分野でも注目されています

  • メキシコなどの中米の洞窟に生息しており、そのため視力は退化したといわれています


2025年の研究では、ウーパールーパーの老化現象が4年で止まるという研究結果が出たそうです つまり、4歳の身体機能のまま年齢だけ重ねるという感じです
人間でいうと、30歳くらいの見た目で80歳になるという感じでしょうか
再生医療や老化現象の研究に応用されているそうです

さらに、前述したとおり、4歳で老化が止まり、幼体のまま一生を水中で過ごします 幼体のまま繁殖もできます
ですがごく稀に、陸に上がる個体もいます そのあたりのメカニズムは分かっていません 外鰓が短くなってきて、顔が変わるそうです
モスパラも昔、ウーパールーパーの陸上化をやったことがあります
と言うかたまたま陸に上がってしまっただけなんですが・・・
陸に上がった個体は、エサもあまり食べなくなり、すぐに星になってしまったのを覚えています・・・
調べてみると、そんなに難しくないよ~と書かれたブログもありますので、陸生のサンショウウオなどを飼育した経験のある方ならそんなに難しくないんでしょうね

以前はウーパールーパー丼なる食べ物もありました・・・
食べることもできますが、あんまりそそらないですね・・・


ウーパールーパー

見た目はかわいらしいですが、未知の能力を秘めています
お店では子どもたちに人気です
で、上記のような知識を語ると、子どもたちはポカーンとしてしまいます
何がいけなかったんでしょう?

ほとんど動かないので、アクアテラリウムにもいけそうですね
その際は、底に敷く砂利を砂状のものにした方がよいでしょうね
そんな作品も作ってみたいですね
モスパラでした


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