『まほろばトリップ 時のむこう、飛鳥』倉本由布
以前も感想をかきました、『まほろばトリップ 時のむこう、飛鳥』。
私は倉本由布先生の本が大好きです。
倉本由布先生のタイムスリップものの『きっとシリーズ』も拝読してました。コバルト文庫です。
今回のこのお話は、児童書らしく可愛らしい表紙なんですが。
タイムスリップが三重?になっている複雑な展開になっています。
そして、主人公がタイムスリップしたのは飛鳥時代。
俗に言う、有間皇子の変をあつかったお話。
史実と伝わるお話とは違う展開になりますが、倉本先生のお話だと納得してしまう。
そして、史実でもこのお話でも悪役の蘇我赤兄ですが。
悪人になりきれないところも好きでした。
読んで本当によかったです。