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ポモドーロ・テクニックに関するいくつかのお悩みとその解決方法について


ライフハッカーならみんな大好き!なような気がしないでもないポモドーロ・テクニックというのをだいぶ前から実践したり飽きたり再開したり挫折したりを繰り返している。

一応解説しておくと、

ポモドーロテクニックとは25分集中したら5分小休止を4セット繰り返したら30分休み

という時間活用テクニックのこと。
考案者がトマト型、イタリア語で言うポモドーロ型のキッチンタイマーを愛用したことからこの名前がついたという。

なお時間やセット数は、任意に可変OK。

この辺フレキシブルでとてもいいのだが、ある意味この適当に変えていいよ〜というのが曲者なわけだ。

ここでお悩みその1が登場する。

自分にとって何分集中して何分休んでそれを何セット繰り返すのがベストなのか?



いろいろ試してみた結果わかった。
そんなん時と場合による、ということが。
それに外部要因、すなわち他人に邪魔されることも多々あるし。

そういうときは基本に戻るのが吉。そう、25分集中の5分小休止パターンだ。

だまってこの基本時間をなるべく守ることとする。
自分の体調や他人に寄って邪魔されたら、まあ仕方がないってことで。

ギチギチに守ろうとすると、これがまたなかなかのストレスとなるからだ。



そしてお悩みその2。

5分の小休止時に何をしたらいいのか?



実は答えは「何もしない」が究極回答と決まっている。
次点としては「脳を使うこと以外なら何をしてもいい」だ。
軽い運動やストレッチ、あるいは瞑想などが推奨されている。

やるべきではないことを具体的に言えば、スマホでSNSやニュースのチェック、ゲームなどとなる。
これらは脳のリソースを激しく使うので、休息にはまったく向いていないのだ。

それなら悩むことなく何もしなきゃいんじゃね?と思われるかも知れないが、私は結構悩んだ。

何もしないというのはかなり難しい。
同じく瞑想、すなわち何も考えないというのも激ムズである。
軽い運動やストレッチは悪くないけど、毎回やるのもなんか面倒。
スマホいじりやゲームは面白すぎて疲れるから前述した通り問題外。

ではどうするか?

ただ寝ることにしてみた。

5分タイマーをセットして椅子をリクライニングさせ、アイマスクを装着してただ寝るのだ。
目を閉じた瞬間、脳内に余計な思想や感情や妄想が湧き出すことも多々あるが気にしない。そのままにしておく。
このあたりが瞑想とは違う部分。

とにかく5分寝る。目を瞑る。
眠くなくても、だ。

これが一番いい、というのが最近の結論となった。

5分で寝て起きることが可能なのか?
これが意外とできるのである。
うまくいくと一瞬熟睡したような感覚が味わえて、しかもアラーム音とともにすぐに覚醒できる。

ところで自室ならいいが、カフェなどのサードプレイスならばどうするのか?
これがまた意外とできるのである。
ただし大っぴらに寝る体制はとれないことがほとんどなので、座って机に向かったままただ5分目を閉じるだけになる。

なお職場にいる場合は、邪魔される要因が多すぎ問題によりそもそものポモドーロ・テクニックが実行できないことがほとんどなので、考慮しないものとする。
この他人がいるオフィスにおいて集中する方法はまた別途考えよう。

さてこの効果だが、今のところなかなか良い。
まず何をするか悩まないことによって、認知リソースの節約になっている。
そのせいか集中力の乏しい私にしては、まあまあ集中が持続できている。

ついでに大きな眠気がふいに襲ってくることも減った。
(食後は無理だが)
眠くなくても目を瞑るという行為には、思っている以上の休息効果があるようだ。

正直いえば5分のつもりがいつのまにか10分、下手すると30分寝てた、なんてこともあるんだけどね(^_^;)
まあそれはそれでいいじゃん、ってことでどうかひとつ。

諸神 大介

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