レッスンレポート〜練習日記を付けるYさんその②〜
こんにちは。
家の中でクモを見つけても、殺しもせず外にも出さないモロエです。
さて。
今日は以前ご紹介した「練習日記を付けながらピアノ練習をするYさん」の続き。
その①の記事はこちら⇒https://www.sound-freejoy.com/all-music/3022/
Yさんは相変わらずその練習方法を続けているみたいで、しかも、成長速度がえげつないんです。
ノートの中身をみると「14から15小節のペダルがきれちゃう」「でも踏みっぱなしだとなー」「そもそも、手に問題があるのかな」
とかとか、
とにかく「今の自分自身の演奏と対話」しているんです。
これを僕は「音楽的自立」と呼んでいます。
【一人で音楽を楽しめる覚悟】
僕にも今50人ほどの生徒さんがいて、全員に24時間つきっきりになるのは現実的ではないですね。
一緒にレッスンが出来るのは、大体一人あたり1ヶ月に1時間〜4時間ほど。
年間12時間〜48時間ほどです。
多い人で2日分、少ない人だと半日分だけ。
これだけで、「音楽を楽しむための準備」は、なかなか難しいんですね。
では、それ以外の時間はと言うと、
「一人で頑張る時間」なんです。
だからその時に、「努力したくても、仕方がわからない」となってしまうと、せっかくのモチベーションも失われてしまいます。
その時に必要になってくるのが「音楽的自立」です。
「一人で、自分の理想とする音楽を追求する力」です。
Yさんはその価値にいち早く気がついて、今の自分を俯瞰で見るために「練習ノート」を付けているんですね。
すごいですね。
ノートの中身は具体的な目標はもちろん、その日のお天気だとか、気分だとかまで書いてあって、めっちゃくちゃキュートでした。
試してみて(*^^*)
【追伸】
いまYさんはクラシック『トロイメライ/シューマン』を練習しています。
なんと彼女、最後の4小節くらいに「歌詞」付けてました。
タイトルは『2度寝』
#寝るなよ !
#夢をみろよ !
最高かよ!!!!wwwww
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