落水彩

自分探し。 広告、コピーライターのお仕事をしてみたい。 ときどきイラスト。

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最近の記事

文学フリマ大阪12

 9月8日に大阪のOMMビルで行われた、文学フリマ大阪12に出店者として参加してきました!!  文学フリマの参加は2回目ですが、大阪は初めてだったのでドキドキ、ワクワクしていました。なんと言っても、来場者と言葉を交わしながら目の前でアンソロジー小説を買っていただけるのが最高で、参加して良かったと思う瞬間です。  また今回も、代表の尽力の結果、出店することができました。代表様様です。本当にありがとうございます。  今回私は、カタリナ倶楽部に寄稿させていただきました。絵師さん

    • 夏の匂い

      #夏の1コマ

      • 振り返り

        8月を振り返ります。 まあ色々ありました。いいことも悪いことも。ただ、後半にいいことが続くと、前半のやなことも掠れていって、結果いい月だったと感じてしまうのが、私の単純だなぁと思うところです。 たとえば、頑張りが認められたとか、何かを評価されたとか。 自己肯定感低い私にとって、誰かに認められる行為は、自分が生きてていいって証明してくれているみたいで、本当に嬉しいんです。 似たようなことを敦くんも乙骨くんも言ってましたね。 来月はもっといい月になるように、ほんの少し頑張っ

        • 初めてライブに行った話

           どうもこんにちは、落水彩です。  昨日開催された福山雅治さんの大阪城ホールでの公演の興奮も冷めやらぬまま今日を過ごしておりますが、ネタバレできないので、今回は2年前に開催された神戸ワールド記念ホールでのライブについての感想を述べます。  当時のメモをほぼそのまま記しています。オタク感満載で少々痛々しいですが、みなさん開演中は同じ思いだったと信じています。初めてのライブで曲もあまり聴きこんでいなかったので、あやふやな部分や的外れな感想もあるかもしれません。ご了承ください。  

          アンビバレント・ヘブン 第1話 「死にたがりの少女」

          「どうか、私を殺してください。」 「頼む、殺してくれ。」 「もう死にたいの。」  愁色に染まる人の顔。生きる希望を無くした瞳は灰色に濁っている。  青年は応える。人の願いに。 「わかった。」  青年は、この救いのない世界で、絶望の淵に立つ魂を幇助する。 「ありがとう。」  そう感謝して、息を引き取る人の顔は、苦しみから解放されたように穏やかだった。  そんな青年が死んだ。通算七度目の死だった。辺り一面、白の光に包まれた、少し眩しい四畳半の小部屋。真っ白な死装束

          アンビバレント・ヘブン 第1話 「死にたがりの少女」

          書き散らし4

           こんばんは、お久しぶりです。落水彩です。  ここ最近は嬉しいことに多忙で、充実していたのですが、少し、吐き出そうと思うことがあったので綴ります。  失敗学にしようかとも迷ったのですが、得られた学びはないのでこちらに。  頼んでいないのに口出しされたり、買ったのと同じ本を先生に貸してもらったり、作ったパスタが美味しくなかったり、なんともうまくいかない日というものもあるもので。  そんな一日を少しでも良くするために、ファミマのティラミスを買いました。三十円引きで、お財布に

          書き散らし4

          失敗学②

           こんばんは、落水彩です。  少し前にフリートークをする機会があったので、その時した失敗学を書き留めます。  今からするのは6年前、わたしが13歳の時に海外へ旅行に行った時の話です。  13歳の時、私は乗り継ぎの際にオランダのアムステルダム空港で、名物の「コロッケの自動販売機」に立ち寄ることにしました。  お金を入れると、鍵が空き、小さな扉を手前にひくと、コロッケを取り出すことができます。特別難しい仕様ではないのですが、私は何を間違えたのか、ぱちんっと扉が勢いよく閉まって

          小説を書くということ

           こんばんは、落水彩です。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。分けるアイスも良いですが、独りで食べるアイスも乙なものです。  さて、今日は物書きさんに読んで欲しい話題です。  執筆する上で常々思うのですが、小説は「書く目的を忘れないこと」が大切かと。  たとえば、見たことない世界を作りたい、誰かに共感されて読んでよかったと思って欲しい、俺が考えた最強の設定を共有したい、など。    私は、小説は自由だから何書いてもいいと思うけど、共感されたいのに自分の文を見直さないで、

          小説を書くということ

          書き散らし3

           こんばんは、今日も独りですか? いえ、全然悪いことではないんですよ。私もなので。  さて、今日は病んだときに聴く音楽の話をしましょうか。みなさんは、辛いとき、どんな曲を聴いていますか?  クラシック、ボカロ、J-pop、洋楽、ジャズ……まだまだいろんなジャンルがありますが、私はJ-popになるのかな。  私はその中でもMrs.GREEN APPLEさんと、福山雅治さんが好きです。 「え、全然タイプ違くない?」  そう感じますか? 大森元貴さんのハイトーンボイスと、福山

          書き散らし3

          【短編小説】アヒルの子

           しとしとと、空から雫が落ちてくる。辺りは若葉の青々しい匂いから埃が混じった空気に変わっていく。 「降ってきたな。」  ツルツルした黄色い体とオレンジ色のくちばしが、雨を簡単に弾いていく。水分を含んで重くなった草をかき分ける足は、折れてしまいそうなくらい細い四本足だった。草が顔に張り付くのを鬱陶しく思い、小さな舌打ちが漏れる。雨宿り先を探す彼が通った後にはゴム製の匂いが残った。  すれ違う小動物や鳥が思わず彼を二度見した。それもそうだ。形はアヒルのようだが、それでいてどこから

          【短編小説】アヒルの子

          いつかビッグに……

           自分探しをしているみなさん、どうも落水彩です。  みなさんは自分の10年後の姿を想像できますか?  10年どころか来年の自分すら何をしているかわからない私ですが、なりたい姿はぼんやりあります。  それは、  大物になること! うーん、大物って具合的になんだろうな。  お金持ち? 芸能人? 何かを発明するとか? 印税で食べていけるくらい有名な作家になる?  どれも想像できないなぁ。  でも恥ずかしい夢だっていいじゃないですか。叶わなくたって、その努力は無駄じゃないと思

          いつかビッグに……

          失敗学①

           失敗が怖い。怒られたくないしミスもしたくないし、それ故に踏み出したり挑戦したりできない。失敗したくないからやらない、失望されたくないからできない予防線を張る、期待させないように消極的になる。そうやって生きてきた私が、失敗も悪いことじゃない気がする、と思うようになってきたので、書き記していきます。  早速今日あった新しい失敗を紹介しますね。飲食店で働く人あるあるだと思うのですが(思いたいのですが)、お客様の料理を出し間違えてしまいました。  しかも相手は外国人のお客様でした

          書き散らし2

           こんばんは、今日も覗きに来てくれたんですね。昨日は良い夢見れました?  今日はちょっと早めの投稿。明日バイトだからね。ズル休みって手もあるけれど、わざわざ休みの電話を入れるのがめんどくさいのよね。ちゃんと元気に働きます。  さて、今日は人間関係について、書き散らしていきます。みなさんは、友達っていますか? 多くても少なくてもいいです。その友達との関係が些細な出来事で壊れてしまうことってありません? または、最初から自分しか友達と思ってなかった! みたいな経験とか。  友

          書き散らし2

           人の家なのにソファで寝るな。  服も脱ぎっぱなしでだらしない。  食器は水につけてって言ってるでしょ。  そういうところが大嫌い。  デートの時間に遅れるな。  道に送うなんて頼りない。  スマホより私を見てって言ってるでしょ。  そういうところが大嫌い。  でもね、謝って家事を手伝ってくれる、  コンビニでアイスを買ってきてくれる、  そういうところが大好き。  あとね、走って迎えに来てくれる、  記念日を絶対に忘れない。  そういうところが大好き。 #創作大賞2

          書き散らし

           孤独な夜を迎えるみなさん、こんばんは。時刻は深夜2時を回りました。あなたにとって今日は良い日でしたか? 悪い日でしたか?  明日が、今日よりも良くなりますように。もっと自分を愛せますように。いやいや、寝るまでが今日ですから。  さて、自己紹介にも書いたように、すぐメソメソしちゃう私なわけですが、今日は人と比較して、ではなく、自分自身を見つめて哀しくなっています。みなさんは、自分が好きですか? ちゃんと愛せていますか? 労われていますか?   自分を愛さなきゃ人を愛せないって

          書き散らし

          【小説】送り梅雨

           雨が続いてじめじめした季節。  ぼくはアマガエルなのにこの季節が大嫌いだ。帰ろうにも雨に濡れるのが嫌で、葉っぱの下で雨宿りをしていると 「乗って行くかい?」  と、トカゲのタクシーに声をかけられた。トカゲのタクシーはヘビのタクシーと違ってうっかりぼくたちを食べることもないし、屋根のついたカゴに乗せて運んでくれる。何より速くて便利だ。 「あ、はい。紫陽花ヶ丘までお願いします。」 「紫陽花ヶ丘? すぐ近くだけどいいのかい。」 「はい、あんまり雨に濡れたくないので。」 「そりゃま

          【小説】送り梅雨