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異業種・未経験・育休中。「まさか」続きのキャリアチェンジ記
はじめまして、小野寺歩美です。
東京生まれで、今も生まれ育った街で夫と2歳になる娘の3人家族で暮らしています。
私は今年の6月、新卒時から勤めていた日系ホテルからモニラボに転職をしました。
転職を決めたのは、育休真っ只中。
しかも、未経験・異業種へのキャリアチェンジ。
カラフルな才能を持つメンバーが集まるモニラボに「入りたい!」と思ったきっかけは、まさにこのモニラボnoteでした。
そんな私の入社エントリー、ぜひご覧ください!
大好きだった、ホテルの仕事。
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前職は、日本の旧御三家ホテル。レストランウェイターにベルスタッフ、ブライダルコーディネーターを経て、産休に入る直前まではフロントスタッフとして働いていました。
「国籍や老若男女問わず、目の前の人の役に立ちたい」という思いで新卒入社したホテルは、自分の仕事が人の為になっていることをダイレクトに実感できるサービス業。
当時の私には天職で、大好きな仕事でした。
ホテルは365日営業なので、日勤も夜勤もあるシフト制。仕事に邁進する日々でしたが、社会人5年目で職場結婚し、2年後に娘が生まれました。
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娘の誕生は、私の価値観をガラリと変えました。家族と過ごす時間をもっと大事に、ライフワークバランスを考えたい、と思うようになったのです。
ホテルは前述のとおり夜勤もあり、そして世の中がお休みの時期が繁忙期になります。
これからも働き続けたい私。
保育園がお休みの土日も、娘と一緒にいるのは難しいのか……?
そう考えたときに、転職を考えるようになったのです。
私の「あったらいいな」も叶うのかな?
転職においては、土日祝休みでリモート勤務ができることが第一の条件。
それから「女性であり、母である自分がやることに、価値と意味のある仕事」を探せたらいいな、と漠然と転職活動を始めました。
求人サイトを見ていたとき、たまたま目に入った “「あったらいいな」は、きっと叶う。”というモニラボのビジョン。
「私のあったらいいな、も叶うのかなぁ」と思いながら調べてみると、このnoteの中にも、共感する言葉やマインドがたくさん見つかりました。
夢中になって読んでいくと、徹底した自分ごと化の文化やコミュニケーションを何よりも大切にする姿勢、透明性と主体性に重きを置いた組織づくりなど、私が理想としていた職場の”あったらいいな”が綴られていました。
10年の接客業(学生時代のスターバックスでのアルバイトを合わせれば14年)で培ってきた、相手を自分のことのように考える精神や、喜んでもらうことや良い関係性づくりに妥協しない姿勢は、モニラボのコミュニケーションプランニング事業にも通ずるものがあると感じました。
少し話は逸れますが、ホテルはトラブルをきっかけに常客になっていただけることも少なくありません。クレームをいただいても、しっかり誠意を持って対応することで信頼してもらい、スタッフやホテルを気に入ってもらえることがあるのです。決してわがままが通ったからではなく、自分を想って親身に対応してくれたことを、喜んでいただけるのです。
できる限り「NO」とは言わず、どうしてもできない時は別の提案を出す。WantsやNeedsはもちろん、”Hope”を見落とさないで誠意を持って尽くす。常に、想いと希望を汲み取るコミュニケーションで働き続けてきました。
だからこそ異業種・未経験の世界とはいえ、モニラボでなら今までの自分の経験や得てきたスキルを存分に発揮できるのではないかと、直感的に思ったことを、今でも覚えています。
緩めるのは、今じゃない
とはいえ一般的に、30歳を超えてからの未経験・異業種へのキャリアチェンジは、簡単なことではありません。
娘の入園と、自分の転職で”初めて”が同じ時期になることへの不安はなかったと言ったら嘘になります。復職も転職もせず、パートにしようかとも考えました。その方が自由も効くし、娘との時間も物理的に確保できる。
それでも私がモニラボの採用面接を受けることを決めた背景には、夫の何気ない言葉があります。
「どんな選択をしても応援するし、全力でサポートする。
でも、”緩めること”はいつでもできると思うよ。」
夫のこの言葉を受けたとき、確かに緩めるのは今じゃなくてもいいかもしれない、むしろ新しいことに挑戦するなら、娘もまだ幼く親も元気で気兼ねなく頼れる"今"しかないんじゃないか、と思ったのです。
面接では、未経験をリカバーする心意気や、どうしてモニラボに入社したいのかを社員と深く対話しました。何度も何度も、お互いの覚悟や懸念をすり合わせました。
もともといい意味で強いこだわりがなく、置かれた場所で花を咲かせるタイプな私。新しいことや慣れない環境に身を置くことに抵抗がなく、前職でのジョブローテーションの時も、今いる場所で期待を上回ることにモチベーションを見出して働くのが好きでした。
自分をアピールしながら、「異業種でも未経験でも、ここで私は貢献してみせます!」と、選考中の私は根拠も理屈もない自信に満ち溢れていたと思います(笑)。
最終面談の最後、口頭で採用を告げられ、代表の中村が握手をしてくれた時は、嬉しくてうれしくて、泣きました(笑)
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そして入社から3ヶ月経った現在は、スキンケアブランドのInstagramアカウント運用ディレクターを担当しています。
会議が多いこと(意見や感想を求められる場面が多いこと)やマーケティングやSNSの専門用語の解釈に時間がかかることは大変ですが、新しく学べることは楽しく、この環境に感謝しています。
クライアントワーク・B to Bも初めてではありますが、担当者の方と信頼関係を築きコミュニケーションをとることは、もともと得意な接客業の範囲ととらえています。
モニラボに入って驚いたのは、良くも悪くも自分の言動が大きく反映されること。
前職は大きな会社だったこともあり、業務内容の大半はトップダウンで自分の意見が業務に反映される機会はほぼありませんでした。
モニラボは少数精鋭かつ伸びしろのあるベンチャーなので、個人の考えや発言、行動の裁量が業務の進捗に直結します。
「良くしたい!」「変えたい!」という思いが、翌日には実を結んでいることも。
毎日新鮮な思いで、そんな前職とのギャップを楽しんでいます。
私と家族を支える強い味方・ばぁば
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とはいえ、子どものイヤイヤや体調不良など。自分の思うようには仕事が進みにくいのがワーママのリアル。
でも私には自宅近くに住む「ばぁば(実母)」という強〜い味方がいます……!
今年の4月から保育園に入った娘。入社してからも体調不良が続く日があった(今もあります……)のですが、保育園お休み時や緊急呼び出しにはほとんど全てばぁばが対応してくれました(涙)
私が母を大いに頼っている分、娘が将来母親になったときも私のことを遠慮なく頼ってほしいし、その選択肢があるだけで母という生き物は救われるような気がします。
仕事と育児の両立には「夫のサポート」も欠かせません。
食事は基本的に朝夕とも夫が作ってくれて、洗濯や掃除は得意な私が担当。
育休が終わり、転職、不慣れな環境……という本当に目まぐるしい日々の中ですが、家族の助けがあってこそ(そして癒させる娘の存在あってこそ)、前向きに仕事ができています。
たすけあう環境の中で、私なりの未来を目指したい
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また母や夫の家族のサポートはもちろんですが、それぞれがそれぞれの家庭環境を理解してくれる会社メンバーなしでは両立できていないように思います。
モニラボには、個人の働きやすさに重きを置いたフレックス制・出社かリモートかを柔軟に選択できるハイブリットな文化があります。
また同じ母親であるメンバーが多いので、子どもの緊急時にも瞬時に共感してもらえ、連絡がスムーズなところに心身ともに救われています。
「お互い様!こんな時こそ助け合おう!」と相互扶助の環境があるのは、本当にありがたいこと。
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少しずつ業務で貢献できていることを実感できる今ですが、まだまだ毎日が新鮮で、貪欲に知識を吸収中です。
近い将来は、自分の強みであるコミュニケーション力をコミュニケーションプランニング事業に遺憾無く発揮していければと思います。
それがいつかどこかで誰かの希望になったり、ひとりの母である女性のロールモデルとして社会に貢献できている人になったり、そんな未来が叶えられる日がきたら最高です。
これからも、仕事にママに、”やりたいことを諦めない”で”好きなことで忙しく”して過ごしていけるよう頑張ります!
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