見出し画像

朝のやる気スイッチの正体は?

朝、目覚めて、なんだからだるさが残っている、何もやる気が起きない。
それは単に自分の気合が足りないから、など精神的な問題だけなのでしょうか。
何もやる気が起きない朝でも、やる気のスイッチを出す方法を科学的に考えてみましょう。


脳の神経伝達物質「ドーパミン」。

このドーパミンが私たちの身体に与える影響は、実に広範囲になってきています、なかでもやる気との関係は、仕事上のパフォーマンスを上げるためにはぜひとも知っておいてほしい情報です。

ドーパミンは、運動することで分泌され、意欲と運動システムの要となる神経伝達物質です。
ドーパミンが分泌されると気持ちが前向きになり、幸福感を持たせてくれるだけではなく、やる気と集中力も向上します。
体を動かずと、脳のドーパミン・ニューロン同士の繋がりが強化され、ドーパミンが出やすくなるため、自然とやる気と集中力が増してくるのです。

また、運動を習慣化すると、脳内のドーパミン貯蔵量が増えるメリットもあります。
ドーパミン受容体をつくる酵素が生成されて、「報酬中枢」にある受容体そのものが多くなります。
何かを成し遂げたとき、より多くのドーパミンが分泌され、強い満足感を得られるようになります。

今まで運動習慣が無かった人は、まず、日々の生活にランニングやウォーキングを取り入れてみてはいかがでしょうか。
手軽に始められ、目標設定もしやすいです。

ドーパミンは何かを達成したときにも分泌されるので、「今日はここまで走れたから次はもう少し距離を伸ばしてみよう」など、小さくてもいいので、新しい目標をどんどん立てて達成していきましょう。
そうすることで、新たなモチベーションが生まれ、やる気が持続しやすくなります。

運動後に分泌されるドーパミンのピークは1時間~1時間半。

この間は落ちついて物事を明晰に考えられると言われています。
朝に余裕がある方は、出社前を運動の時間に充てるとよいでしょう。
「やる気が出ないのは気合が足りないからだ」という根性論で考えるのではなく、食事や運動でドーパミンを増やし、科学的にやる気を引き出してみてはいかがでしょうか。

ドーパミンを出すコツ

  • 適度な運動をする

  • 充分な睡眠をとる

  • 健康的な食事を摂る

  • ストレスを軽減する

  • 楽しい活動や趣味に時間を費やす

  • 社交的な関係を築く

  • 成果を得るために目標を設定する

  • 刺激的な状況や新しい経験を追求する

  • 音楽や笑いに触れる

  • プライドや自尊心を高める

  • マインドフルネスや瞑想を実践する

  • ソーシャルメディアやデジタルデバイスの使用時間を制限する

  • ネガティブな思考パターンをポジティブなものに変える

  • アートやクリエイティブな活動に取り組む

  • 自然に触れるためにアウトドア活動をする

  • ペットとの触れ合いや遊びを楽しむ

  • セックスや身体的な親密さを増やす

  • 心地よい匂いやアロマセラピーを利用する

  • ウィットやユーモアを楽しむ

  • 音楽を聴くだけでなく、自分で演奏するなどアクティブに関わる

これらは、ドーパミンの放出を促す方法の一部ですが、個々の人に合わせて適切な方法を見つけることが重要です。

参考文献:
強いカラダ・ココロ・アタマをつくる はたらく人のコンディショニング事典
岩崎一郎/松村和夏/渡辺卓 監修  クロスメディア・パブリッシング

++++++++++++++++++++++++++++++++

【モーニングコーチング™】
朝の15分間を最大限に活用できる「モーニングコーチング™」
昨日の一日から在りたい姿に向かうための教訓を引き出して、新しい自分のイメージをインストール(上書き)していきます。

HP: morning-coaching.com
LINE登録で3大特典🎁:lin.ee/ndUG4Mr
X(旧Twtter):https://twitter.com/takahiro_ino
Instagram:https://www.instagram.com/morningcoaching_jp/ 
毎週日曜日20時~インスタライブ開催!友達登録してチェックしてね。

#日曜メッセージ
#朝活
#コーチング
#朝のやる気スイッチ
#ドーパミン
#出勤前に運動しよう


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?