異世代コミュニケーションの苦手がなくなる「世代間コミュニケーションに必要な視座」2024/5/13リベコイベント
5月に入り、新生活や新しい人間関係にも慣れてきた頃でしょうか。
慣れてくると、慣れてくるで難しいコミュニケーション。ついつい、いつもの仲間内でのコミュニケーションをしてしまい、距離感が広がってしまったことや、伝わっているようで伝わっていない体験をしたことはありませんか😵💫?そして、「世代の違う人たちとのコミュニケーションが苦手かも」と思い始めていませんか?
でも、大丈夫です😄🌟😄
5月13のリベコイベントで教育現場で世代の違う人たちと日々接しているリベラルコンサルティング協議会理事の矢萩さんに「異世代の人とのコミュニケーションのコツ」について教えていただきました。「世代間コミュニケーションに必要な視座」を持つと、苦手意識が薄まり、構えなくてもよくなるかも😮です。
そもそも、コミュニケーションは得意ですか?
今回取り上げさせていただくのは「世代間コミュニケーション」。ですが、まずは皆さん、「世代にかかわらず、コミュニケーションは得意ですか」?
「誰でも得意。大丈夫😄」という最強の方から「同世代は得意だけれども、若手は苦手」、「年上だけは得意」、「年上だけ苦手」、「若手の方が気が楽」「誰とでも苦手😵💫」と様々だと思います。
では、なぜ「コミュニケーションで苦手意識のある人とない人がいるのでしょうか」?そもそもの能力?知識?考え方?もしかすると、得意と思っているものの自分だけで、押し付けているだけかもしれません😭💦
苦手の思いは相手に合わせないといけないと思っているから
では、まず、外国の最近のニュースから考えてみましょう
画像は白い「イヤフォン」🎧のようです。
しかし、これがニュースに取り上げられるということは、私たちが思うようなものでないということですよね。
(考えてみてください🤔。チ、チ、チ、チーン)
答えは…
「キャンディー」🍬です‼️金額は「7600円」‼️味は「ミント味」。
あなたはこれを購入しますか?食べますか?抵抗ある方が多めでしょうか?
しかし、若い人は抵抗が少ないようで、売り切れ続出だったそう。
これが「世代間キャップ」です。
それを、「わかる~」などと言って合わせようとするのは「コミュニケーションとは言わない」とのこと😮
つまり、「世代の経験や記憶から生じる具体的で偏った話😵💫」でコミュニケーションを取ろうとするから、難しくなるのです😮どちらかに話題を合わせている状態では本質的なコミュニケーションはできないとのこと(下の三角形の間の部分)
「世代が違っても共通すること」でコミュニケーション(会話)すればいいのです😮(世界の基本、最新の世界観:これがリベラルアーツです‼️‼️)
もちろん、世代ごとの価値観を知ることも大事です🙂
ということで、まずは今の世代の前提を学習しましょう📝
認識しておいた方がいい3つの前提条件
今の世代は環境の変化でこのように考える人が増えています
💡デジタルネイティブ世代 だから…
「情報は口コミと動画」、「コミュニケーションはリアルとSNS」
日常的にグループに属するため、日常は「承認と調和を求め平和主義」
デジタルツールは使い慣れているが、使うだけ(消費する側)。
得意でも、何かを生み出す(創造性)ことに関しては二極化
💡社会はずっと不景気 だから…
今を犠牲にしても、未来に得する保証はない
現状は満足ではないものの、無難のまま(今のまま)が良い
失敗することは「黒歴史」(デジタルタトゥー)になるのですべてに慎重
不景気でも生きていけるよう分散投資、パラレルキャリアは基本
💡多様性 だから…
様々なところに属することができるので、ゆるい人間関係を大事にする
「フラットな関わり」を求め、「能力で尊敬」(年齢だけで尊敬しない)
「責任」や「義務」よりも、「やめる権利」や「やらない権利」重視
まったりする(チル)な時間を求め、「仕事」よりも「自分の時間」
異世代コミュニケーションのコツ3つ
では、その前提条件を認識し、コミュニケーションをするにはどうすればいいのでしょうか。コツは3つです😊🩷
世代間のコミュニケーションでは、
1言語(概念)をそろえる
2最新のニュースやコンテンツを話題にする
3説明は抽象概念を利用し、例は一般的なものを用いる
1言語(概念)をそろえる
この言葉、分かりますか🤔🤔‼️?
「ちょえ」「おkおk」………
もし、知らない言葉なら大丈夫😊。相手に聞きますもんね。
しかし、この言葉はどうですか🤔?
「やばい」「えぐい」「ワンチャン」…
分かりますよね。
しかし、昔は「絶好のチャンス」でしたが、「たぶん、もしかすると」の意味で使われること多々。このように、意味が異なる場合、注意が必要です‼️
ということで、「こじれることのを防ぐためには 合わせなくてもいい言葉を使いましょう」😊
2最新のニュースやコンテンツを話題にする
これは関心は別にして世代間で変わりようがないからです。
大谷さんの結婚ならほとんどの人が分かるという感じです。
3説明は抽象概念を利用し、例示は一般的にする
世代ごとの経験によって考え方や言葉が違う場合があることを学びました😊
そのために、説明に世代に偏った事例を使うと余計にややこしくなります😵💫
概念だけを使って説明し理解できるものを使いましょう🤔
今回、👆お互いに合わせなくてもよい一般的なものをコミュニケーションの基盤とする👆重要性を学びました。そして、そのために必要となってくるものが「リベラルアーツ」。私たちはそれを日々学んでいます😊抽象的に物事を考えることができる大人を目指して一緒に学んでいきませんか。
興味を持たれた方は一般社団法人リベラルコンサルティング協議会まで✋🏻😄✋🏻
(イラスト:噺のキャリアコンサルタント 小谷篤史
文:3分で心に癒しをつくる絵本キャリコン 浦田ひろみ)