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「時間がない」は、本当ですか?
毎日、忙しいといいながら追われるように暮らすのと
時間はあるあると思ってゆったり暮らすのでは
どちらが暮らしやすいでしょうか?
そんなの決まっていますよね〜
時間はあるあると思ってゆったり暮らす方がいいですよね〜
でも、「時間がない」と思って、分刻みで動くことの方が多い毎日なのではないでしょうか?
今日は、
お子さんが学校へ通っている場合について考えてみましょう
お子さんが学校へ行っている時期は
登校時間に間に合うように
起こして、身支度をしてもらい
朝ごはんを食べさせて
送り出す、あるいは送っていく
ということが、毎日繰り返されます
お子さんによって
その一連の行動を自発的に決まった時間までに行える場合と
一人では、なかなかその行動が身につかない場合とがあると思います
支度が遅かったり
今日は学校へ行くのかどうかもわからないという場合は
さらに
家族のイライラが募るかもしれません
そんな時に
お子さんがどのくらい、自分でできるような仕組みができているかどうかを点検してみましょう
○ 朝は、自分で起きてきますか?
○ 着替えは自分でしますか?
○ 学校へもっていく学用品の準備は、自分でしていますか?
○ 朝ごはんを食べる時間はありますか?
○ その後、トレを済ませたり、歯磨きをしたりする時間はありますか?
○ 学校までは一人で行けますか?
こうしてあげてみると
朝起きてから、学校へ出かけるまでに、いろいろな工程があることがわかります
次に、この1つ1つについて
もし自分でできていない場合は
どのようにしたら、自分でできるようになるかを考えてみます
○ 朝は、自分で起きてきますか?
これが起きられない場合には、どんなことが考えられるでしょうか?
1)前の日に夜更かしをしてしまった
2)お母さんが起こしてくれるから、自分で起きなくても大丈夫と思っている
3)そもそも学校へ行きたくないと思っている
こうして原因と思われることを挙げてみると、解決策が思いつきませんか?
例えば1)なら、前の日に夜寝る時間を○時と約束するとか。
その時に、親や、年齢の大きな兄弟が遅くまで起きていると、ちょっと難しくなりますね。
その時は、部屋を分けられるなら、小さな子どもが早く寝られるように、早寝する子たちの部屋を暗くするとか、一緒に添い寝をするとか、配慮する必要があるかもしれません
2)の場合はどうですか?
なるべくなら、起きる時間を子どもに任せるという方向に、習慣づけた方がいいですよね
毎朝、子どもを起こすということをやめてみて、一人で起きて来るのを待ってみるということも、試してみてくださいね
子どもはできないと思わないで、ちゃんとできる子だと信頼するってことです
自立へ向かって、頑張っていることを認めていくということです
それは、子どもが自立していくことを、見守ることができるということでもありますね。「私がいなくちゃ!」と、子どもの自立を妨げないという意味もあります
親が、どうしてほしいと願っているかは、ちゃんと伝わりますから、子どもが伸びる力を信頼して、任せるということに取り組んでみてくださいね
まあ、起きるのが遅くて、学校に間に合わなかったところで、大丈夫です。遅刻をして、本人が嫌な思いをすることがあったとしても、きっとそれも、乗り越えていくと思います
3)の場合ですが、これは慎重に、いろんな角度から、どこに原因があるのかを、みていく必要がありますね
本人が気になっていることを、よく聞いて、一方的に判断をしないで、しっかりと受け止めてみましょう。学校の先生や、小児科の先生、場合によっては、地域の発達に偏りがある子に対応してくれる機関にも相談してみましょう
きっと何か、解決への糸口が見つかると思います
あらあら、まだ、一つ目の○しか、考えていないのに、長くなりましたね
その次の丸から先も、一つ一つ考えて
子どもが自立できるためにはどうしたらいいかの手立てを考えていったら
朝のバタバタが減っていくことと思います
その時に、感じる時間は、
バタバタの時と、少しは違っているでしょうか?
お家に、片づく仕組みができているかどうかで
ずいぶん暮らしやすさに差が出ると思います
お母さん一人が頑張るのではなくて
一人一人の子どもを信頼して任せるという方向に考えてみましょうね〜。
それではまた!
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