見出し画像

【即興詩】2022/03/22「牛乳パック」

牛乳パックの表面を
パルプのようなものが覆って
「私は 紙です」と

ああ それでもいいんだなあと
少しばかり いい加減さを感じたりして

だからって 誰も牛乳パックを
嫌わないんですよ

よくよく考えてみれば、そりゃあんたおかしいだろうみたいなものはたくさんあります。
しかしながら、それが廃れずなお残るということは、その違和感はきっと本質ではない、ということなのだと思います。

いいなと思ったら応援しよう!