【即興詩】2022/12/31「チラシの裏の幸福論」

私は不幸だ
そう思うなら きっとそう

私は幸せだ
そう思うなら きっとそう

誰かによって決められないから
この世は素晴らしいのだ

感じたら 感じただけ
また 新しい感情をもらえる

私の幸せは 私しか知らない
それもまた 素晴らしいこと

それを誰かと分かち合えるとしたら
そんなに幸福なことは 他にないでしょう

チラシの裏なんて言葉、もう聞かなくなりましたね。
チラシに書くよりもTwitterに書くほうが早いし、なんなら誰かからリアクションしてもらえるかもしれないし、と思うと、何かしら誰かしらに共感してほしい気持ちなんかは多くの人の根底にあるのでしょう。
不幸なことを誰かに認めてほしい。
同様に、幸せなことも誰かに認めてほしい。
それもまた、嘘のない一般的な心理。
本当は、自分でそれらを感じ切ることができれば、一番なのだとは思うのですが。

2022年は、僕にとって非常に大事な一年になりました。33年生きてきて、ある意味一番大事だったかもしれません。
2023年は、この世に生きている人間として、少しでも誰かの役に立てたらと思います。
そのためには、私がまず私らしくいないと。

もうすぐ日が暮れます。
どうかみなさま、良い年をお迎えください。

2022.12.31 モリタクロウ