2021/08/06 即興詩 「かぞえうた」

あなたとわたしの
かぞえうた
少なくとも
2までしか数えられない

よく「ひとつになろう」っていうんだけど
ひとつになるはずなんか
無いんじゃないかって
よくわからない雑誌の
ワンネスみたいな
そんな観念的な話なのかな

ひとつになれるかな
僕はそうは思えない

でも確かに
ひとつになりたいっていう気持ちは
時々わかるよ
すっごく心地よくて
今この瞬間が
永遠に続けばいいのにって

でも
どうも歳を重ねてしまったから
だんだん気づいてしまった
結局死ぬ時は
ひとりでお墓に入るんだって
頭じゃわかっていたけれど
あなたとひとつになる夢は
叶えられないんだって

だからたぶん
あなたと過ごすこの時間を
できるだけ大事にするしかできないの

あなたとわたしの
かぞえうた
3まで数えられたら
知らない幸せが訪れるかもしれない

———

昔合唱団にいたときに「かぞえうた」を学んでいた。
その歌詞をむちゃくちゃあやふやに覚えて、それっぽーく合わせていたのは内緒。
合唱団でなくとも、なんか地域にありませんでしたか？

いちにい
さんぼのしっぽ
ごりらのろっぽ
なっぱ　はっぱ
くさったとうふ

さてここで問題。

ろっぽって、何でしょう？

…なんやろ？知らん。。。