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太陽の光と電車読書でホイミ。

私の住む地域では、冬にすっきり晴れることが少ない。太陽の光がものすごく貴重なのだが、今日は久しぶりにしっかりお出ましであった。

何と気持ちが良いことか。

日差しをたっぷりと浴びることによって、私のどうしようもなくこわばった心と体が、いくぶんほぐれたような気がした。

冬場に天気が良い地域というのは本当に羨ましい限りである。
明日も天気が良さそうなので、たっぷりと活動して、その分日曜日はダラダラしてやろうと思う。
いや、土曜日にしっかり活動することによって、日曜日も有意義に過ごそうと思うようになって、ZINEを作り始めることに成功するかもしれない。

次の即売会は、3月2日(日)まだ結構あるから大丈夫だよな、と思っていた、もう2週間しかないことに気づいてしまった。むっ。

2月って他の月と比べるとたったの2、3日少ないだけなのに、1週間くらい短く感じるのはなぜだろうか。

うーん、12月に新しいZINEをつくってからいまだに新刊が完成しない。まあ、急いでも仕方ないのだけれど、やっぱり売り物は多い方がいいと思うんだよね。

これは良いのか悪いのかわからないのだけれど、自分の中で文章判断レヴェルというのが上がっているような気がする。文章を書く力、ではなく、自分の文章を読んでみて、これは本当にだしても良いのだろうか、というセンサーのようなものである。

なんだか、それがピーピー反応するようになってしまったから、えいっと踏み切ることができなくなっているような気がする。それも大事かもしれないが、結局のところ、出してみないと売れるか売れないかというのはわからないのであって、そういう賭博性というのは避けることができないのである。

それでも無謀な賭けはやめたいと思うのが性である。つまりはそういうことだと思っておく。

それでも太陽の光のおかげで元気が湧いてきたので、いくばくかではあるが、文章にも力が出てきたような気がする。筆で書いているわけではないので、残念ながら、読んでいる人には伝わらないかもしれないが、
自分が、あ、結構元気にかけてるかも、と思えることはとても大切なことである、そうだよきっと!

あとは、朝日をしっかり浴びたおかげか、電車の中でもわりとしゃきっとすることができたので、本を読むことができた。
最近はずっと陰鬱な波にまどろんでいた。

滝本竜彦『新NHKにようこそ!』を笑いを堪えながら読んだ。面白いんだよな。
この本を読んでいると、引きこもりでもべつにええやんって思っちゃうんだけど、社会というのは思っている以上に厳しいのだ。

やれ税金だの、働けだのいわれるのだと思うと、頭が痛いよ。多分来年度はそんな感じになっている。
金がなくなったらバイトします。そして家賃をペンで稼ぐという目標を達成したい。それができればかなり自由な暮らしができるのではないかと思う。
一人だし、そんなにものないし、飽きたら引っ越せば良い。

たしかベートーヴェンはものすごい数の引っ越しをしていた。

とりあえず、春から住むところは決まったので、しばらくはその土地でジタバタしてみようと思う。

そのあとは、浅井音楽『しゅうまつのやわらかな、』を読んでじーんとしていた。
この本に流れる風、というか、少し憂鬱なんだけど心地よい感じがたまらなく良い。こういう文章が書けるようになりたいなあって思う。

鬱ヒーラー。
憂鬱な感じはあるんだけど、なんか回復する。
王道な回復役ではないので、きっと勇者のパーティーには入れないけれど、野良のヒーラーとして冒険者たちを癒す、そんな存在になりたいのである。

と書いてみて、それは一体どういうことなのか、よくわからない感じになってしまったが、僕はそういう文章というのを追求したいのだと思う。

今週も疲れたな。みなさま寒い中、毎日お疲れ様です。

ゆっくりできる方は、ぜひあたたかくしてお過ごしください。

お仕事の方は、もう一踏ん張り。ホイミかけときますね。






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守田樹|凡庸な日常
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