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note創作大賞感想

まだまだ知らないだけで面白い作品はたくさんある。
Xで読ませていただく作品を募集いたしました。
本記事では、その作品の感想を書いていこうと思います。

椿あやかさん 



スランプ中の中堅作家と聞くと、僕のような森見登美彦ファンとは、お!となりました。室生犀星、内田百閒が書くようなジャンルになるのかな。
時代は昭和。幻想的な描写と、スランプ作家。そして亡き妻。

そうじゃない。そうじゃないのよ。身体の命の他に心の命もあるでしょう?

ここからふわっと広がっていく、儚い風景に心を打たれました。
素敵な作品をありがとうございました。

アルロンさん 

全体の色に対して補色の立場をとろうとしがちなのだ。

タイトルだけを読むと、?と感じる人もいるだろう。
ある意味では、それは必要なことだったのだ。
筆者は、自身の立ち位置を把握し、家庭において冷静な判断を担っていたのである。
人にはそれぞれ性質がある。それは昨今言われているような多様性だとかそういう言葉で一括りにしたくない固有性というものがある。
僕は、そのままでもいいんだとなんだか救われたような気持ちになりました。

紡ちひろさん

二人の少女というのが良いですね。
そして二人の間に流れるのは、文学と音楽が奏でる春風。

お互いに小さな秘密を共有し距離が近づく中、流れてくる音楽はベートヴェンのソナタ(テンペスト)嵐だ。さてどうなる。

そうか、音楽は物語なのか。私は初めて気付いた。

音楽が小説に流れる瞬間というの好きなんですよね。
その瞬間一気に主導権を握られる感じ好きだな。
素敵な作品でした。

魔王の下僕さん

異世界転生モノというのはよくあると思うのだが、この作品は、異世界のものが現在にやってくるという逆パターンで描かれているのが面白い。あまり詳しくなのでそういうパターンもありなんだと新鮮な気持ちで読みました。
そして最強美少女(?)魔王との奇妙な同居暮らしが始まる。そして親は海外へと赴任してしまう。こりゃ大変だ。

魔王がこちらに来られるのなら、敵もこちらに現れる。さあ大変。
ただ、さすが魔王、桁違いにつええ。

素敵な作品をありがとうございました。

本田すのうさん

ん、んんん、んんんん!?
なぜ野球をしているのか。
そして気がついたら少年たちが群がっていた。
スピード感が心地よい文章です。
まさか1ヶ月でこんなことになるとは、おそらく大変だったでしょうが、面白くて笑ってしまいました。展開が竹の成長より早いんじゃないかな。
楽しい作品をありがとうございました。


さいごに

私もエッセーを書いているのでもしよろしければ読んでいただけると幸いです。


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守田樹(もりた)
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