ヨーロッパ36泊後に、もう一度やりたいこと10選
こんにちは!もうすぐ長い夏休みが終わるSammyです。
"毎日日曜日"を2週間ほど過ごした、とある日のことです。私は気が付きました。
物・場所・人などの名前がパッと出てこないんです…。暑い日も多かったので、撮り溜めたドラマなどを家で観ていたのですが、複数人との会話や外部の刺激がないと、年齢に関わらず人間はボケるのだということを実感しました。老後も何かしら仕事は続けた方が良いのかも、と思い直した出来事でした。
さて、ボケる前の2024年5〜6月に、ヨーロッパ5カ国、10都市を巡ってきました。
今回は、36泊の経験の中でも、もう一度行きたい!と思った場所と楽しみ方をご紹介します。
ヨーロッパ旅行をしたいけど、どこの国・都市にするか迷ってる方々にとって、少しでも参考になったら嬉しいです。
なぜ円安なのにヨーロッパに旅行したのか
こんな円安の時にヨーロッパ旅行??と思った方もいらっしゃると思います。
円安にも関わらずわヨーロッパ旅行を決行した理由は、以下の3つです。
転職のタイミングで長期休暇を確保できたから。
2020年のオーストリア🇦🇹ワーホリの時に断念した、スロヴェニアのブレッド湖とイタリアにどうしても行きたかったから。
2020年〜2024年の世界情勢を見ていて、自分の行けるタイミングで旅行しないと、数年後には行けなくなってしまうかもしれないと思ったから。
要は、行けるタイミングで行かないと、後で後悔するかもと思ったからですね。実際、予算の1.5倍の費用がかかりました。💸💸💸
↓オーストリアについては、こちらの記事もご覧ください。🇦🇹
旅程
10選が知りたいのよ!という方は、こちらの章はスキップしてくださいね。
36泊の内訳を簡単にご紹介します。
旅程の全体像
ざっくりと旅行期間を1ヶ月と決めた後、今回の旅で絶対行きたい場所、スロヴェニアのブレッド湖とイタリア、をベースに、予定を組みました。
飛行機代は時期が近づくと値段が上がってくるため、先に日本→フランクフルト、ローマ→日本の飛行機を予約しました。ですが、結果として2回に分けてイタリアに滞在しているので、戦略ミスりました(汗)。
旅程の詳細
日毎の、都市間移動と宿泊先都市を記載しています。1日でこのくらい移動できるんだなーというのをイメージしていただければと思います。
国を跨いだタイミングで国旗のアイコンを入れています。
移動手段をアイコンで表現しています。
🛩️:飛行機
🚝:鉄道
🚌:バス
🚢:船
🇯🇵羽田 🛩️
🇩🇪フランクフルト 🚝 フュッセン泊
🇩🇪フュッセン 🚌 ノイシュバンシュタイン城 🚌 フュッセン 🚝 ミュンヘン泊
ミュンヘン泊
ミュンヘン 🛩️ 🇸🇮リュブリャーナ泊
リュブリャーナ 🚌 ブレッド
ブレッド泊
ブレッド 🚌 リュブリャーナ 🚌 🇭🇷ザグレブ
ザグレブ泊
ザグレブ泊
ザグレブ 🛩️ ドゥブロヴニク泊
ドゥブロヴニク泊
ドゥブロヴニク 🛩️ 🇮🇹バーリ泊
バーリ 🛩️ ミラノ泊
ミラノ泊
ミラノ 🛩️ 🇫🇷パリ泊
パリ泊
パリ泊
パリ 🚌 ロワール 🚌 パリ泊
パリ泊
パリ泊
パリ 🚌 ジヴェルニー 🚌 パリ泊
パリ 🚌 モン・サン・ミシェル 🚌 パリ泊
パリ泊
パリ 🛩️ 🇮🇹ローマ泊
ローマ 🚝 ピサ泊
ピサ 🚝 フィレンツェ 🚝 ピサ泊
ピサ 🚝 フィレンツェ 🚝 ピサ泊
ピサ 🚝 ナポリ泊
ナポリ 🚝 バチカン 🚝ナポリ泊
ナポリ 🚝 ローマ 🚝ナポリ泊
ナポリ 🚝 ローマ 🚝ナポリ泊
ナポリ 🚝 ローマ 🚝ナポリ泊
ナポリ 🚝 サレルノ 🚢 アマルフィ 🚢 ポジターノ🚢 サレルノ 🚝ナポリ泊
ナポリ 🚝 ローマ泊
ローマ 🛩️
🇯🇵羽田
フィレンツェとローマの宿泊費が3星ホテルで1泊3万円超えだったので、列車で1時間程度で通えるピサとナポリに滞在しました。
もう一度やりたいこと10選
ここからは、ヨーロッパ36泊の旅を振り返ってみて、もう一度、行ってやりたいことをランキングの上位からご紹介します!
1 予習をしてからノイシュヴァンシュタイン城に挑む
魅力:
なんといっても、マリエン橋からの景色!
マリエン橋から城に向かう道も、段々城に近づいていることを実感でき、とてもワクワクしました。内装も豪華絢爛で、ルートヴィヒ2世の城にかける熱い想いを感じました。
近くに湖もあるので、歩き疲れたら湖畔で休憩するのもおすすめです。お昼のサンドイッチを白鳥に二度も狙われました(笑)。
後悔:
ヨーロッパの城に行きたい!と意気込んで向かったのですが、先の旅程の準備でばたついていました。その結果、ノイシュヴァンシュタイン城の予習をせずに訪問することになりました。
チケット予約時に、人によるガイドとオーディオガイドを選択できます。オーディオガイドなら自分のペースで回れるのかと思い、オーディオガイドを選択しました。しかし、実際には各部屋の滞在時間は決まっており、
部屋に入る → オーディオガイドを聞く →スタッフに促され移動する
の繰り返しでした。
あれよあれよという間に見学が終わってしまいました😭
悔しかったので、お土産屋さんでガイドブックを購入し、復習しました(笑)
館内は撮影禁止です。ルートヴィヒ2世やワーグナーの歌劇、白鳥伝説について、事前に頭に叩き込んでから見学しましょう。
↓アクセスや周り方については、こちらの記事を参考にしました。
旅の知恵:
フュッセンに宿泊して朝一に城に行くのがおすすめです。
ミュンヘン→フュッセンの列車が来る前(8時台)のフュッセン→ホーエンシュヴァンガウ行きバスに乗り、バスを乗り継ぎマリエン橋に向かいました。8:30頃のマリエン橋はガラガラでしたが、午後に再び行ったら20人ほど橋の手前に列ができていました。
2 ミラノでレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を堪能する
魅力:
食堂の全体の内装を考慮した上で絵が描かれていることを知り、その緻密さに感動しました。絵の中の窓→通路への道→食堂の壁面の内装と、遠近法を使ってつながるように描かれています。
また、絵がどのように空襲を免れたのかの展示も興味深かったです。
後悔:
正式サイトからの予約はすでに完売だったため、日本人ガイドツアーを購入しました。
ガイドさんの説明で理解が深まったのでそこまで後悔はしてないのですが、想定より費用がかかりました。
なお、見学時間は15分です。ガイドがない場合はしっかり予習していきたいですね💪
旅の知恵:
日程が決まったら、早めにチケットを購入することを強くおすすめします。現地到着後はネットでのクレカ決済が失敗することも度々あったので、出国前に購入する方が安心です。
3 ジヴェルニーのモネの庭でモネの絵に想いを馳せる
魅力:
モネの絵の世界観を五感で感じることができます!
庭を訪れてみて、絵は「切り取られた風景」なんだなということを実感しました。庭全体は思っていたよりも広く、日本人に馴染みのある花もたくさん咲いていました。竹も植えてあります。
モネが晩年を過ごした家もあり、庭で土いじりをしたり絵を描いているモネを想像しながら、楽しい時間を過ごしました。
後悔:
曇り時々雨だったのが心残りです。(雨女だからね…)
晴れていたらもっときれいなんだろうなぁ。藤の花が咲いてたらとてもきれいだったろうなぁ。
今回は、パリからの半日バスツアーを利用してジヴェルニーに行きました。目的地まで直接送り届けてくれるので楽ですが、道路混雑もあり、滞在時間が1時間強しかなく、ゆっくりできませんでした。次回は天気を確認して車で来場し、ゆっくり散歩したいです!
余談:
高知県北川村にモネの庭があります。水の庭の周辺の再現度をもう少し上げて欲しいとは思いましたが、青の睡蓮がとても綺麗でした。
4 ローマのコロッセオで地下とアリーナを見学する
魅力:
外観、内観ともに大迫力でした!特に、2階の皇帝・貴族席からの眺めが圧巻で、自分が偉い人になった気分でした(笑)
後悔:
一番安いチケット18€では、地下とアリーナに入れません!次回は地下とアリーナに入れる24€のチケットを買って下まで見学します!
また、コロッセオを舞台にした映画を事前に観ようと思っていて見損ねたのも後悔ポイントです。映画を観た後の方がきっと感動が大きかったと思います。
※金額は2024年5月時点です。
↓チケット購入はこちらのサイトを参考にしました。
旅の知恵:
5月下旬で、すでに気温は30℃を超えていました。暑さ対策は入念にしましょう。
冷房対策にスカーフを持参していましたが、帽子と頭の間に挟んで日差しよけになりました。
時間指定の入場券ですが、炎天下の中30分ほど並びました。飲み物の準備もお忘れなく。(近くに無料の水はあったので、ボトルを持参すれば補充できます)
5 アマルフィとポジターノでのんびり海水浴とグルメを堪能する
魅力:
海からの景色が印象的でした。行く前はアマルフィの方が楽しみだったのですが、テレビ等で観るアマルフィの海岸沿いの景色は、ポジターノの方がイメージに合う気がします。
30度越えの暑さだったので、レモンソルベがとても美味しく感じました。カラッとした暑さにはレモンの酸味が合います。
後悔:
今回は日帰りでの観光でした。次回は宿泊してのんびりしたいです!
海水浴して、美味しいものを食べる!!😎
旅の知恵:
アマルフィへ行く方法は、車、バス、船の3択です。私は船を利用しました。
日帰りの場合は、船の時刻的に、サレルノ 🚢 アマルフィ 🚢 ポジターノ🚢 サレルノの順番になります。
バスでの移動の方がはるかに安い(3€くらい)ですが、数時間ずっと立ちっぱなしになる可能性があるのと、オンシーズンは道が混み、時間が読みづらくなります。船は割高(1回10~15€くらい)ですが確実に座れます。
6 ドゥブロヴニクで城壁と海鮮を堪能する
魅力:
ドゥブロヴニクの街中を歩いていると、ゲームの世界に入り込んだような気分になれます。そして、城壁からの海や街並みの景色がとてもきれいです。
また、大好きなムール貝をお腹いっぱい食べました。日本だとこの量はなかなか食べれないので、大満足です!
後悔:
観光地価格でペットボトルの水は高い(確か3€)ので、ボトル持参をおすすめします。水を入れる場所はありました。
また、レストランもたくさんあるので、事前にリサーチしておけば良かったです。
旅の知恵:
城壁は1周するのに2時間かかるので、時間と体力には余裕を持って出かけましょう。
7 フィレンツェ ドゥオーモの景色を数分間一人占めする
魅力:
幸運にも、指定の時間のほぼ最初に並んでいたため、一番最初に登りきりました。「クーポラには私一人だけ」の時間が少しだけありました。階段を登り切った達成感と優越感とこの絶景はもう一度味わいたいものです。
後悔:
クーポラの入場チケットが正式サイトでは完売だったため、ツアーサイトで高額のチケットを購入しました😭
8 トリュフ料理を食べまくる
魅力:
トリュフたっぷりで、香りも味も最高でした!天気が良かったのでテラス席でいただきました。
クロアチアの方がローマやパリに比べて物価は安い気がします(感覚値)。
後悔:
円安ということもあり、今回のあまりレストランには行きませんでした。次回は大好きなトリュフを食べまくりたいと思います!
9 オランジュリー美術館でモネの睡蓮を堪能した後、カフェでほっと一息する
魅力:
「睡蓮」は、じーっと眺めていると心が洗われる、不思議な空間でした。30分くらいは眺めていたと思います。
また、パリには美術館もカフェもたくさんあるので、次回も美術館でたっぷり歩いた後に、カフェで優雅な時間を過ごしたいです🫖
とても有名なカフェのようで、平日のお昼くらいに行きましたが、1時間並びました。
モンブランティーは、モンブランに合う紅茶だと思って注文したのですが、モンブランフレーバーの紅茶でした🫖ダブルモンブランになってしまいました(笑)
後悔:
てっきり、モネの「睡蓮の池と日本の橋」が見れると思ってたのですが、違いました…勉強不足が悔やまれます。
10 パリでお惣菜を買って、宿で楽しむ
魅力:
レストランはお高いので…お惣菜屋さんやパン屋さんで気になる料理を買い、宿でゆっくり食べるのも旅の醍醐味ですよね。
パリのパン屋さんは、バゲットがとても安い上に小麦粉の香りがしてとっても美味しかったです!エシュレのバターを奮発して買ったのも大正解でした。
おわりに
ランキングには入りませんでしたが、美術館巡りも楽しかったです。🖼️
美術館巡りをしていて今回初めて知ったのは、「最後の晩餐」の絵は色んな画家が描いているということです。てっきりレオナルド・ダ・ヴィンチのものだけだと思っていました。💦(勉強します)
さて、長い夏休みも終わりです。8月から心機一転、また頑張って行こうと思います。💪
P.S. トップ画像の写真は、ブレッド城から撮影したブレッド湖です。1時間ほどぼーっと座って眺めていました。曇りだったのでなおさら神秘的な景色でした。