【母の入院】と遠距離で介護と仕事の両立を体験【3-1】
私の母の介護体験ですが、転倒から入院と、お決まりコースでした。仕事もあり、遠距離での入院対応、退院後の自宅のバリアフリー化介護リフォーム等の準備で、会社を休むことが多くなりました。
Ⅰ:1ケ月の入院(内科病院)時での対応方法を説明!
<熱が高い時の母は…>
整形外科から内科病院へ救急車で移動、転院したこと等はまったく覚えていなかったが、抗生物質と栄養剤の点滴により2日から3日程度で熱も下がり、4日目には、トイレも★ポータブルトイレでできるようになりました。
★ポータブルトイレ説明:トイレまで移動しなくても部屋でそのまま排泄できる。持ち運び可能なトイレのことです。介護保険の特定福祉用具に指定されています。申請で1割負担で購入できます。(定価で3万から10万程度です)
<2週間程度で1人でトイレも可能まで回復した。>
病院食は残さず食べているようで、目に見えて回復しているのが分かった。
実際、1週間程度は個室で、その後は4人室でした。話す内容は2週間程度から以前とは全く違い、食事をよく取るようになり、体調は大きく改善してきていました。
母は、以前に自分で入院準備した物で不足なもの等を病院へ持参又は無い物は購入して欲しいと依頼ができるまでになっていた。驚きでした。病院の先生も回復力に驚いていました。
私は、今回の件では1週間の年休で対応し、★介護休暇の申請はしませんでした。母の容態が改善してからは、毎週土日に大阪の自宅と病院を往復することになりました。毎回片道4時間程度の移動である。
★介護休暇とは:法律で規定されています。病気や怪我や高齢者などの理由で、家族に介護が必要になった際に1年度で5日取得できる休暇です。
移動時間は、リラックスする為に、読書なり、駅弁等で気分転換をすることにして、結構、新幹線はゆっくりさせてもらいました。やらねばならないことは、楽しくやる主義なので。
更に介護休業も活用できます。対象家族1人に対して、93日まで(3回まで分割取得が可能)、ただし、休暇も休業の賃金は原則無休で利用できる条件があります。
<入院時の家族の対応内容は?>
入院1週間頃には、元々短期間の(1週間程度)入院準備しかしていなかったので、母の下着も含めて、着換えが不足した、病院で確認し、本人の希望サイズ、内容等を確認し、下着と洋服、オムツ(衛生用品)関連等を購入しました。
母の衣類を買うのは始めてで恥ずかしくもありました、また、入院が長期になっているので、入院に必要も備品を購入しました。
毎日下着等も含めて洗濯し、持参もしました。この年齢でもやはり男性が洗濯物を持参したり、女性用の下着購入したりするのは、やや抵抗感があり、恥ずかしくもありました。
お店では、必要商品が分からないので、何度も店員さんに聞くことになりました。男性では、女性のことはわからないことが多いのです。
この間にも、私は、包括支援センターとの連携で、介護保険申請、退院後のことがあるので、入院中での認定調査を依頼したり、実家の掃除(掃除の件は次回の記事で詳しく述べたいと思います。)をしたりと休日は忙しく動き廻りました。
この時点では、母の回復が早く、死にかけたとは思えないほど、言葉も行動も良くなっており、母も、私も、自宅で元の生活に戻れると思っていました。日本の医療は素晴らしいと感じましたね。
過去にも入院するこてがありましたが、無事に回復していたので、今回も退院後は、もとの生活に戻るとと思っていました。死にかけた母とも思えない回復でした。
【参考になる福祉用具を紹介します】
Ⅱ:次回は、体力が回復したので内科から整形外科病院へ転院、再度病院内で転倒した結果!【3-2】
【感謝】