「合宿所はよかった」
ジャニーズ性加害問題当事者の会・副代表は一時メディアに出まくりだったが、出るたびに自身が受けたとする性被害を涙ながらに訴え、喜多川に足を触られたのが今でもトラウマでPTSDで眠れない等の発言していた。ところが奇妙なことにこの人物は、僅か3年前まで「合宿所はよかった」「あの頃はよかった」みたいな、どう控えめに見ても当時を肯定的に語っている動画を自身のユーチューブチャンネル「じゃにあっく!チャンネルプラス」で配信している。
もちろん現在も削除されることなく堂々とそれは公開されている。
https://www.youtube.com/watch?v=7CP8jvgnUO4
「合宿所」と言えば喜多川の自宅であり、実際性加害が行われた「現場」でもあり、この人物の「トラウマ」の元凶でもある。ところが動画の中では全くあっけらかんと「合宿所でわちゃわちゃ楽しかった」「少年隊から色々教えてもらった」とか、トラウマの元凶とは思えないくらい楽しく当時を語っている。
たとえ喜多川以外の部分が楽しかったのだとしても、自身のトラウマの元凶となった現場を自分から嬉々として語れるものだろうか。尚、こういうのは副代表のみならず、代表は数年前まで「ジャニーズの魅力を語るトークライブ」なるイベントを主催していた人物でもある。こうした人物らの言葉を信じて企業はドミノ的にCMを撤退し出したのわけだ。
副代表の他の動画でももちろん喜多川を否定的に語る内容は見られないが、トラウマを受けた人がその当時を自分から嬉々と語り、ここ最近になって「35年間戦ってきた」みたいに言ってるのは正直言って違和感しかない。戦中の軍国少年が敗戦後に180°転向し、当時から戦争反対でしたと言ってるのに近いものがある。
尚、その後企業がCMから次々撤退した件については「いささか性急」などと言っており、事務所が倒産すれば自身が補償金を得られなくなると考えたのだとすれば、ああなるほどと色々辻褄が合う。