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「紫式部が生きた時代の文学と社会」①

富士市民大学前期ミニカレッジ、今年は市民歴史講座を受講することにした。高校生の娘と一緒に😊

大河ドラマの影響がやはり大きいのか、受講希望者がすごく多かったらしい。当選できてよかった。

第一回『平安時代の文学と紫式部の生涯』
国文学研究資料館 准教授 中西智子先生

先生は思ったより若い。
おとなしそうで、文学好きですオーラがやっぱすごい。
お話が始まってびっくり!はきはき通る声でしゃべりまくる!!
あぁ、平安文学ヲタだ。
ヲタの話って、なんでおもしろいんだろ。熱量が違うんだよな。
資料に紫式部日記参考系図が添付されててすごく嬉しかった。家系図、見てるだけで楽しい✨今回の大河には登場してないけど、紫式部にとってけっこう重要な人物とかのお話、興味深かった。
紫式部と清少納言の関係や、道長や公任のことも、とにかく先生の知識はノンストップ😅

ただ、今回私の心に残った事柄は、清少納言が使ったことで有名な「あけぼの」からの「夜明け」をあらわす空の情景のこと。
平安人は夜明け前後を表すことばをいくつも使っていたそう。

「暁(あかつき)」
  ⇒夜明け前のまだ空が暗い頃
「東雲(しののめ)」
  ⇒夜明け直前の、東の空がわずかに
  明るくなる頃
「曙(あけぼの)」
  ⇒東の空が薄明るくなる頃
「朝朗(あさぼらけ)」
  ⇒ほのぼのと明るくなった頃
「朝(あした)」
  ⇒夜が完全に明けきる頃

こんなに細かく捉えていたんだ!!
微妙な移り変わりを感じて違う言葉で表現。なんてみやびやかな… ザ・平安🎎

今朝は、暁の頃、寝坊できないプレッシャーで目覚め、さすがに早すぎだから東雲の頃はベッドで過ごし、曙の頃弁当作りのために起床。朝朗(あさぼらけ)には朝食と弁当を作り終え、朝(あした)に家族を起こした。

ん?風流さが1ミリもないよ💦

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