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わが家が唯一ひとつになる時間「名探偵コナン」
卒業するものだと思ってた。
実際私は気づいたときには離れていた。
それがまた、日常の一部になるとは。
「名探偵コナン」
のことだ。
私が初めにハマったのは
小学生のころ。
ちょうどアニメが放送され始めたときだった。
当時は月曜夜7時半~の枠で、
必ずそのときにはTVの前に着席していた。
ZARD、倉木麻衣、B’s、愛内里菜、、、
主題歌も楽しみの一つだった。
離れてしまったのはいつだろう。
まったく覚えていないが、
部活に熱中するような年ごろだったと思う。
それが昨年の夏ごろから
家族全員でコナンにドハマり。
きっかけはケーブルテレビのお試しで
あらゆるチャンネルが観られたこと。
その中にアニメに特化したチャンネルがあり、
たまたま録画したのが
「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」
である。
純粋に面白かった。
最近のコナンはわからないし、
知らないキャラがちらほら出てきたのに
面白かった。
話の流れも、ミステリーとしても。
正直、それまでは
普段アニメがTVでやっている作品が
わざわざ毎年映画になる理由がよくわからなかった。
でもこれを観てその意義がよくわかった。
TVアニメと映画は別次元なのだ。
優劣ではない。次元が違うのだ。
ハロウィンの花嫁は家族で数えきれないほど観た。
観れば観る程、様々な視点で考えられて
家族で盛り上がった。
それを機に、TVの通常放送も観るようになった。
今のコナンは土曜夜6時~になった。
コナンがスマホを持っている。
時代が変わった。
でも面白さは変わっていなかった。
それだけじゃ収まらず、
YouTubeでも公式で
過去の作品が一部みられるようになっているので
毎日のように観ている。
こちらは
私が小学生の時に放送されていたものが多いので
タイムスリップしたかのように
時代を感じる。いろいろと。笑
ウン十年経つのに前奏が流れると
曲を察知して歌い出しから狂いなく歌えるのは
不思議なもので嬉しくもあった。
昨年12月には
コナン展なる展示会にも足を運んだ。
恋愛や犯人など各ブースが
一つのテーマに絞って展開されていて
興味深い展示だった。
名探偵コナン初心者の子どもも
復習+アップデート組の私も
隅から隅まで見て読んで聴いて感じて、
熱中して何時間も滞在し
お土産も散財した。
図書館で毎週のように漫画を借りて
1巻~106巻まで読破。
子どもは毎週学校の図書室で
映画のノベライズ本を
借りている。
高学年が読むくらいのレベルらしいが
「好きこそものの上手なれ」で
うちの子は低学年だが
難なく読んでいる。
ちなみに よちよちちゃんも
コナンを見かけると「あ!」と近づくように。
コナンの顔は認識しやすいようだ。
この春、4月18日からは
映画の新作「名探偵コナン 隻眼の残像」が
公開されるということで
久しぶりに映画館へ行こうと思っている。
きっと映画館で感じるコナンは
臨場感が違うだろうということで。
うちの家族は趣味・好みがバラバラで
共通の話題がなかなか見つけられず、
食卓ではいつも
仕事や学校の報告会だった。
そんな私たちに家族団らんをくださった
名探偵コナン関係者各位にお礼申し上げる。
今回はしれーっと卒業することはなかろう。
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