鍼灸って丁寧だと思う話🌳
鍼灸って丁寧だと思う話
みなさんこんにちは。
温かくなってきましたね。
森のサロンがあるひるがの高原でも
雪解けが始まり、ふきのとうが顔を出し始めています。
さて。最近のブログ内容が難しい内容でしたので
今回は鍼灸師として普段考えていることを、
患者様に言われた一言から考えてみたいと思います。
先日、新しくいらっしゃったお客様に
「先生は、丁寧に触られますね。心地がいいです」
「ちゃんと、その日の私を丁寧にみてくれている感じがして嬉しい」
と言われました。
思いが伝わるのは嬉しいことですね。
この「丁寧」に関してなのですが、
私、鍼灸治療ってとても「エレガント」な行為だと思っています。
華美とか裕福(ゴージャス)ではなくて、エレガント(丁寧)です。
価格の問題ではなくて、上品な丁寧な行為です。
1日最大で4人しか予約を取らないシステムも、
1人にじっくり時間をかけて行う治療スタイルも、
鍼灸=エレガント(丁寧・上品・優雅)
という考えがあるからです。
何故、そう思うか?なのですが、
現在日本では、実質3割負担で医療サービスを受けられます。
保険診療と言われるものですね。
疾患に対して、高度な医療サービスを国が負担し受けられる。
(実は、疾患を高度な医療サービスで診てもらえる国は世界で3割程度です)
にも拘わらず、いらっしゃるお客様は
じっくり時間をかけて、体質・不調を癒すために、鍼灸を選ばれています。
これって、自分の体や心を丁寧に扱っている証拠だと思うんです。
頂いた体を無下にしない、ということを実践していらっしゃる。
鍼灸でなくても、自分のメンテナンスのために
たとえ1000円でも実費負担として対価を支払っているのなら、
もうその行動自体が、「エレガント」であると言わざるおえないと思うんです。
そんなご自身を「丁寧」に扱われている相手に
治療だけすれば良い、なんてそんな申し訳ないことはできません。
医療サービスの中では体現し得ないことを提供するべきで、
私たちは、「サービス」より「ホスピタリティ」を意識するべき。
(主従関係があるサービスより、個性や感性を主体にしておもてなしや喜びを感じてもらい)
そう考えているのが根本にあります。
だから、「丁寧」に「ホスピタリティ」を意識して
患者様とお話して、施術するってことなんですね。
鍼灸って、エレガントだ。
今日も、皆様の体と心を
全力で丁寧にお迎えしています。
森にひっそりとある
あなたの休憩所、森のサロン🌳からでした。
◆◇◆森のサロン🌳メニュー◆◇◆
【鍼灸部門】
●部分コース(¥4,000/40分)
肩こりがつらい、腰痛・ぎっくり腰をした。首が痛いなど、改善したい部分がはっきりされている方に。
●全身コース(¥10,000/90分)
改善したい部分が多い。(2箇所以上)
体の疲労が抜けない・つらい。リラックスしたい。
体の体質の改善、自分にご褒美・癒しをあげたい方へ。
季節の変わり目🌸
ご無理なさらず大切なお身体労って
お過ごしくださいね☺️