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砂糖断ちする5つのステップ。
前回の記事で、
じぶんが砂糖依存症に
おちいっていたとき(と言っても、ほんの一カ月まえまで)のことを書いたので、
今回は、
習慣化されたお菓子を断つにいたった日々の
備忘録です。恐縮です。
なぜ甘いものはやめられないのか。
砂糖というのは、
マイルドドラッグと呼ばれ
コカインと同等の
中毒性があると言われているらしく。
中毒になるメカニズムは、
ざっくり言うと、
食後、血糖値の上昇によりインスリンが大量に分泌され血糖値を下げ『低血糖』に。それを脳がエネルギー不足(空腹)と勘違いし、再び糖分を摂取するようになり、結果それを繰り返す。
また、脳の報酬系の回路が刺激され、幸せホルモンが大量に分泌され、それを快感と記憶していき、習慣化する。
それ以外にも、
外発反応性が高い、口唇欲求が強い傾向にある、なども関係していると思うけど、
要は、
人体の仕組みが自動的に行うことなので、
気が付けない。なかなかやめられない。
そうそう脱出できない。
砂糖が
『不味くあってくれていれば…』と
どんなに思ったことか。
最終手段で “ 催眠術 ” をかけてもらい
砂糖を嫌いになれないものか…と
ちょっと本気で考えたりもした。
あと、板チョコ1枚100万円、とか。
ぜったいに買えない価格になれであれ、と思ったり。
だってあれ、100円~とかで、ちょっとした幸せ(感)になれるんだもの、
それじゃぁやめられないよね…と思ったものだ。
わたしをとくに
とらえて離してくれなかったチョコクッキーだが、
甘さだけではなく、
あの噛む時の、サクサク、ザクザクといった触感にも、
依存していたのだと思う。
あの感じが、たまらないのです。
小麦粉&砂糖の最強タッグです。
小麦粉の方にも依存性があるらしいから、余計にね…
砂糖を断つ方法。
じぶんが砂糖依存症、砂糖中毒におちいっていると
気が付いてからも
どうしてもやめられずに
ずるずると月日は経っていた。
やめようにも、
やめられない。とまらない。どうすることもできない。どうしようもない。
ずっと『砂糖をやめたい』ともがき続け、
その間、
砂糖断ちの方法や
砂糖による健康への影響についての情報を
いろんな動画や本、ネットからあつめていた。
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![](https://assets.st-note.com/img/1722137172895-URq9a58vVE.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1722137210639-j88SknJw85.jpg?width=1200)
※これらを読むと、『えっ、一体全体、人体に必要な栄養素など公表されてるデータって何を信じたらいいの?!』と思うこと請け合い。勉強になります。
そんな日々が過ぎ、
急に
ふわっと
わたしの砂糖断ちがはじまったのだ。
それはそれは急に、
ふら~っと。
まるで東急ハンズに用もないのに
フラッと立ち寄るときのように
なにも意気込むこともなく、
なんの計画もなく、急に。
情報収集。
この “ 情報をあつめる ” ということが
よく聞く、
心のコップをいっぱいにさせたのではないか、と思う。
無意識の領域にある心のコップに
情報を注ぎつづけ
『さぁ!もう砂糖はやめるぞ!』と、
いよいよあふれ出したのではないか、と。
ただ、なにもかも厳密にやると
ちょっとしたことで挫折しそうなので、
調味料に含まれる分はOKに。
しょっぱい系のお煎餅にも
砂糖は含まれているが
たまに食べる分にはOKにした。
そして
きび糖やテンサイ糖、
ハチミツやメープルシロップは、
けっきょく甘いものに依存しつづけそうだったので、
それらを代用することはしていない。
煮物料理は、本みりんか甘酒(砂糖なしのもの)を
使用している。
代用おやつ。
どうしても甘いものが欲しかったら、
ドライフルーツや甘酒、ニンジンジュース、果物を食べたりはしているが、
これらも、ゆくゆくは “ 不要 ” と感じられるような体になれたらいいなと思っている。
見ない・近づかない。
そして、“ 食べない ” ということは、
イコール買わない、ということであり、
買わないとうことは
イコール見ない・お店に立ち寄らない、ということである。
とにかく用もないのにコンビニや
スーパーのお菓子コーナーには近寄らないのが
得策である。
しばらくすれば、
お菓子の陳列棚も
ただの “ 風景 ” になる日が来る。
そうなったら、こっちのものである。
しかし、
いちばん誘惑に感じたのが
コンビニの窓に貼られたシュークリームのポスターであった。
シュークリームが半分に割られ、
中からとろ~りとクリームがあふれ出ているのである。
あれは不意打ちで目に飛び込んできて、
あやうくお店の中へと吸い寄せられるところだった。ほんとうに。
シュークリームを半分に割るのは、
全国の条例で禁止にして欲しいくらいであった。大真面目に。
(しかし、
こんなふうにして
経済というのは
ひとびとの心を動かしているのだなぁ、とつくづく感じた。)
宣言する。
ダイエットを成功させたいときに、
この方法はよく耳にするが
砂糖断ちも
やはりこの『周知する』というのが
必要になってくる。
いままで
好んで甘いものを食べていた人間が
まさか『砂糖断ち』しているなぞとは
友人、職場のひとたちみんな、
思いもよらないのである。
なので先手を打って
周知しておくのが
挫折回避である。
わたしも
甘いものは喜ばれるものとして
認識しているので、
優しいひとびとみんな良かれと思って
寄こしてくれるのである。
すると、
こちらとしては
断ると悪いから、や
もったいない気持ちになって
一口なら…とやってしまうので
ここは潔く「スイーツやめてま~す!」と
先に言っておくことにした。
家族に宣言した場合は
前科があったりすると
「またまたぁ。はいはい。せいぜい頑張ってね」と
本気でとりあってくれないケースも少なくはないと思うので、
ここは意地をとおすところを見せたい。
ブレイクタイムを見直す。
わたしの場合、
なぜかブレイクタイムのお供は
疑う余地もなく、
『コーヒー』と『チョコレート』という
セットになっていた。
いま思えば
昔から見ていたテレビコマーシャルの影響なのであろう。
思い込みで『休憩とはそういうもの』と
なんとも思考停止の状態であったことを知る。
べつに、
屈伸したって
深呼吸したって
首を回したり、
窓を開けたりするのだって
いいのである。
“ 息抜き ” なのだから
息をふーっと吐いておけばいいのだ。が、
なのに
なぜなにかを食べて
気分転換しようとしていたのだろうか。。。
そして
これらの習慣化したブレイクタイムからの
脱却も、
これまた難しいのである。
いままで
コーヒーを飲んでいたのを
急に水と深呼吸だけでは
なにか物足りなく感じてしまう。(けっきょく水が一番おいしいのだけれど…)
なので
オーガニックのもので
砂糖不使用の飴などもあるので
それを持っていると
不意な誘惑になびかないお守りになる。
まとめ。
このように
砂糖断ちをスタートさせ
つづけるためのステップとして
①情報収集をする。
②代用おやつを用意する。
③お菓子を見ない・近づかない
④周りに宣言する。
⑤ブレイクタイムを見直す。
といった具合で
すごしていると
一カ月経っていたのだった。
けっこう
むりなく日々は過ぎたつもりだけれど
チョコパフェを夢の中で食べて
「あ、しまった!」と思ったので
ちょっとはむりしているのかもしれない。
砂糖断ちの効果については
また別記事にて。
☕︎ Have a nice day! ☕︎