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人体の神秘に魅せられつつ、アラフォーの体調不良にあの手この手を。

書店で見かけて
気が付いたらレジに並んでいた。



人体のことに
想いを馳せるのが

ここ数年のマイブーム。


きちんと意識すればする程、
「どうなってるんですか?」としか思えない。




推させてください。



泣ける。



ありがとーう!



人体のまえでは、
どうしたって “ 森ノ ” は、ただ棒立ちで
なす術もないのです。




あなたの歯は、何本?


少しまえ、
7年ぶりに歯医者さんに行って
健診を受けてきたときに、

じぶんの歯が28本生えていることを
初めてちゃんと自覚して

わたしはちょっと、泣きそうになった。


なぜなら、
普段じぶんの歯が28本あるって、
ほとんど意識していなかったから、です。


「わたしって、歯が28本だった!」と
おマヌケな感想を抱き、


そして
毎日毎日お世話になっているにも関わらず
歯のことを
考えなさ過ぎて反省したのです。

え、32本くらいなかったっけ?と思う始末。


歯が無ければ、
ものを噛みくだき
すり潰して食べることもままならないのに、
そんなことも、ちゃんと知らんかったなんて。。。


申し訳なさ過ぎて
泣けた。



定期的にフロスをしたり、
こだわりのクレイ歯磨き粉や
竹炭を使ったりと
気にかけているつもりになっていたが、


歯が
上14人、
下14人の
28人だったなんて
忘れていたんです。



ありがとう、歯。




虫歯を自然治癒?


7年ぶりの
歯科医院では

虫歯がひとつ
見つかり

治療してもらった。



この “ 虫歯 ” について、
むかしのおばあちゃんの知恵、みたいなのを
聞いたことがある。


虫歯になっている方を
下側にして眠ると

唾液に含まれる成分で自然治癒できる、
という話しだった。
(抗菌作用やミネラル補充作用などだと思われる)



ほんとうだとしたら、
すすす、すげー!



まっ、
人体のことだから、
自分で治す術くらい
持っていても
なんら不思議では無い(信頼厚)
と思いつつも、


小心者のわたしは
「もし、それで自然治癒できず、虫歯が重症化したら?」
とおびえ、そそくさと歯医者さんに行ったのであり。


もし右側に虫歯があっても、
寝ている最中、ずっと右向きでいられる自信も、ない。
寝返りするであろうから。



生理って最高な件。


4年ぶりの
婦人科検診も

結果
異常無し。


良かった良かった。


おりものが気になっていたので
先生に調べてもらったら

「だれにでもよくいる菌がいますが、だいたい生理で血といっしょに外に出されますのでねー。そんなに問題ではないです」
とのこと。



そのような話しは
よく聞いてはいたが

あらためて
ちゃんと想いを馳せてみて

わたしはほんとうに
感動してしまった。



生理って、やつぁ。
粋なことしてくれるぜ。



生理って
だいたい月に一度、


腹痛、
食欲低下、
はたまた暴飲暴食、
腰回りのダルさ、
ショーツの蒸れの不快感、
イライラ、
気分の落ち込みなどオンパレードで

なんだか
『うっとうしい』と位置付けされることも
多いと思う。


かくいうわたしは、
もれなくかつて
生理をそんなふうに見なしていた時期もあり、
いまは心から謝罪したい。


生理さん、ゴメン!!!
そして、ありがとうでしかない。





人体の不思議。


わたしは
だいぶの大人になってから

人体についての
本を読んでは

その神秘さに
驚愕してきた。


指についた傷に
かさぶたができる。


これだって、
神業だ。


森ノが、
「傷よ、治れーーーーーーい!!!!」など
唱えたところで、
なんもならない。
なんも出来ないのである。



そして森ノが
“ 神業 ” “ 神秘 ” と呼んでいるそれらの業を

けして神業でも神秘でもなく

粛々とやってのけている人体に対し、

ただただ森ノはなす術もなく

デクノボーの佇まいで

湧きあがる豊かさに、
込み上げる感謝を感じることしか、できない。




思い通りにならない体。



胃の調子がよくない。

おまけにとつぜん
なぞのヒドイ手湿疹になったり

ワケわからず
いつも健やかでいて欲しいけど
そうそう思い通りにならない体に
「なんでや~どうしてやねん~」とツッコミを入れてみるが、

そもそも思い通りになんか
なっていない。



森ノが思うその思いの上を
いつも体は、行っている。


唾液ひとつ、
「えぃ!」って出せない。

梅干しのことを考えると
じわりと、出てくる。


その出し方は、
わたしは知らない。


体が、やってのけている。



どんなに楽しくても
胃が痛むときもある。


どんなに悲しくても
胃が痛くないときがある。



どんなに森ノが
ズルくても、
意気地がなくても

体は
毎瞬、活動をこなしている。

「そんなズルくて、意気地なしは、もう知らない
なんて、しない。


いや、
痛みや不調が
体からの「もう知らない!」とも解釈できるけれど、
その痛みや不調さえも、
粛々とした
働きのひとつだと、
わたしには思える。



森ノの思い通りになんか、ならない。
思いの遥かかなた上を、行っている。

だから
そんな体に
身をゆだねつつ、

森ノが割り入るとしたら

良さそうだな!ということを
ちょこまか
させていただくしかない。


胃に良さそうな、
『よく噛んで』
『消化によいとされる物を食べて』
『たまに休ませる』など、

そして
『刺激物を控える』とか
『なるべく規則正しく』だとか 
『ストレスためない』だとか、


そんなことを
させてもらおう。



けれど
そんなことも
ままならず、
がっついて食べたりしちゃうのだけれど(汗


いつだって
指先や
足先や

右目や左目や

24個に連なる椎骨のことに
思いを寄せる森ノでは
居たいと思うのです。



むかしはそれこそ、
やれもう少し鼻が高ければ良かったとか、
やれ足が細かったら良かったとか
思っていたけれど、


一兆種類の匂いをかぎ分けてくれる
この嗅覚をそなえた鼻が
低くてもいい!って思えてくる。





いつだって
絶大なるリスペクトを込めて。


思い通りになど
ならない遥か異次元の体に、
いつでも最大の
リスペクトを込めて。



☕︎Have a nice day! ☕︎


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