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しあわせ(幸福論)

夫が休職することになった。
とても客観的に自分を分析して一か月休職を選んだので、尊重しようと思う。
彼は疲れたのだ。
生活に。
3人の子どもがおり、夫婦共々働いている。

子どもは休ませてくれない。

私たち夫婦は仕事から帰ってきてもフルで働き、倒れるように寝た。
自分の時間は無かった。

毎日モダンタイムスのように働いて、ご褒美は子どもたちの笑顔。

嘘つけ。

人間はロボットじゃない。
でも最中にいる時はロボットのように動けると思ってしまうのだ。
油切れになってからそのことに気づいた。
じゃあ私たちは不幸なのか。

それは違うと思う。多分客観的に見たらハードワーク、
自分の時間も持てない非人間的状態なのだろう。

夜は疲れ果てて泥のように眠るけど、幸せだと思う。
子どもの頭が自分の枕を乗っ取っていても。

幸福とななんだ。
どんな状況の時に人は満たされるのだろう。

人それぞれに幸福の価値基準はあると思うが、自分にとっての幸福なんだろう。
アンパンマンの歌だって言ってるけど、真理だと思う。

(何が君の幸せ?何をして喜ぶ?わからないままおわる?そんなのは嫌だ!)

わからないといつまで経っても満たされない。
心の底に穴が空いていて、さらさら流れていつまでも。

私にとっての幸福とは、コミュニティの中で頼り頼られる存在がいることだ。

そんなコミュニティをたくさん持つ事だ。
最近そう気づいた。

不幸を作るのは「自分だけ」と思ったときだ。
孤軍奮闘してるような気持ちになった時不幸になる。

自分の気持ちが行き場を失い、身体の中を汚い気持ちがぐるぐる駆け回り、
どこにも吐き出せなくなった時不幸になるのではないか。

夫にとっても幸福とは何なのだろう。


私にとっての幸福はあなたに頼り頼られること。
あなたにとっての幸福を教えてほしい、そう思うけど近すぎて言えない。
癒えることを祈っている。

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