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2024年9月、3人の育児中40代女性、休職中に一人で初めてパリに行った備忘録です。 ミュージアムパスを使用して美術館巡りをしました。 旅行準備から実際に行った様子まで。
前の記事 ルーブル美術館やオルセー美術館は期待どおりだったけれど、予想以上によかったのがコンシェルジュリーとピカソ美術館だった。 マリー・アントワネットに会いにいくサント・シャペルとコンシェルジュリーはMUSEUM PASS使用可、かつ事前予約がネットで0円でできたので日本で予約しておいた。 2つの建物があるシテ島に入ると、いきなり警官の数が増える。銃を携帯しているので緊張感が高まる。観光客が増えるからスリも多いのだろうか。 サント・シャペルに着くが行列ができており、な
前回の記事 もちろんルーブル美術館以外にも行った。 まずはオルセー美術館。13区のホテルからはBUSで。今回のホテルはMETRO1駅、BUS1駅、Train1駅、共に駅が近い。 BUSが来たら手を上げてアピールするのだが、右からBUSが来たのでアピールしたら反対車線だった。日本とは逆なの忘れてた…。そばにいたパリジェンヌが教えてくれた。 恥ずかしい! 大学の多いエリアだったため学生が多く、地元民のような気持ちになる。電車よりも人々の生活がすぐ近くに見えて面白い。
転職に至った経緯絶賛無職にて、久しぶりの2ヶ月という長期休暇をエンジョイしている。非常に楽しいのだがなぜか背徳感に常に付きまとわれており、無条件に「ヒャッホウ」できない自分の貧乏性に呆れ果ててもいる。 20年勤めてきた会社を辞めた。 就職氷河期の終わり頃になんとか就職できた会社だ。20年の間に3人出産し育児休暇・時短勤務を経験し、昇進はなかった。もちろん私の能力に難があったのだけれど、女性活用の波にはうまく乗れなかったと思う。一つ下の世代が昇進しながら子育てしているのを「
前の記事 役に立ったアプリ編ルーブル美術館のことを書くのに飽きてきたので、今回の旅行の準備について振り返ろうと思う。 携帯アプリに関しては以下の4つを使いまくった。この4つがあれば問題ないと思う。無かったら路頭に迷っていたなあ。 Google map Google翻訳 Bonjour RATP Uber Googlemap 道に迷ったらこれ。どのお店に入ろうか、迷ったらこれ。方向音痴には神アプリ。 Google翻訳 現地の人と話すのにも使ったけど、美術館の
前回の記事 ドゥノン翼からの脱出ルーブル美術館には3つのパートがあり RICHELIEU(リシュリュー翼) SULLY(シュリー翼) DENON(ドゥノン翼) 特にドゥノン翼に有名絵画が集まっている。 私はシュリー翼からドゥノン翼に入ったのだが、あまりにも人が多くげっそりしてしまった。 これでは素晴らしいものも素晴らしく見えなくなると思い、一旦ドゥノン翼から出ることにした。 ニンテンドーDSのガイドにリシュリュー翼へのGOALを入れたのだが、なかなかガイドが分かりづらく
夢にまでみたルーブル宇多田ヒカルのように「初めてのルーブルはなんてことなかった」 なんて格好いいこと言えない。 行きたくて行きたくて。 岸辺露伴もルーブルに行ってるのに。 私だってルーブルに行きたかった。 日本に来たら大行列になるようなあの作品もこの作品もルーブル美術館にはあるんだから! ルーブル美術館が1日では見切れないことは前情報として知っていたけれど、私はまだその本当を理解できていなかった。 だって私たちの東京国立博物館だって1日で見切れないじゃん? まあ、
前の記事 ミュージアムパスを使い倒す今回の旅の目的はできる限りパリの美術館に行くことだ。 そこで役に立ったのがミュージアムパスです!! ミュージアムパスとはこれ一枚でパリのさまざまな美術館に入ることができるパスで有名どころは全て網羅されている。 かつ、優先レーンがあったりするので行列の場合も並ばずに入場できたりする。 ・2日券(48時間)70ユーロ(4ヶ所以上行けば元取れる換算) ・4日券(96時間)90ユーロ(5ヶ所) ・6日券(144時間)110ユーロ(6ヶ所)
うっかり13区 でも13区!円安にて1ユーロ160円だ。 買ってきたガイドブックが古くて、1ユーロ130円と書いてあったので なんだか泣きたくなった。 でも仕方がない。 今が私のフランスへ行くタイミングなのだ。 160円を甘んじて受けよう。 でも予算内に収めるためには何処かを削るしかない。 人によってそれはまちまちだと思うが、私にとっては宿泊費と食費だ。 ①にも書いたが交通費はケチらずに課金したのだ。 富豪であればオペラ駅の近くやシャンゼリゼ通りのホテルで豪遊す
人生でやりたい100のことそのうちの一つがパリに行ってルーブル美術館に行くことだった。 というのも学生時代は美術史を学び、美術部に入り、美術を愛してきた界隈の端くれだったもので、やはりルーブル美術館は一生のうち一回は訪ねておきたい場所だった。 ただ学生のうちに行きそびれ、有休の取りにくい会社に入り、3人の子供を産み育てるうちに完璧にその機会は失われていった。 突如機会は訪れる。ついに転職することにしたのだ。 なんだか途方もなく疲れてしまい、仕事を辞めたことにより2ヶ
夫が休職することになった。 とても客観的に自分を分析して一か月休職を選んだので、尊重しようと思う。 彼は疲れたのだ。 生活に。 3人の子どもがおり、夫婦共々働いている。 子どもは休ませてくれない。 私たち夫婦は仕事から帰ってきてもフルで働き、倒れるように寝た。 自分の時間は無かった。 毎日モダンタイムスのように働いて、ご褒美は子どもたちの笑顔。 嘘つけ。 人間はロボットじゃない。 でも最中にいる時はロボットのように動けると思ってしまうのだ。 油切れになってからそのこ
みなさん!食費いくらですか〜!!!(アントニオ猪木の口調で) うちは週二万円です。 未就学児二人と小学生一人、食べ盛り働き盛りの夫婦の5人暮らしです。 なんでこんな事書いてるかというと、我が家は週に一回買い溜めします。 スーパーでカート2台押しながら3カゴ分買うんです。 レジに並ぶとそれはそれは大迷惑。 後ろの人は待たされますよね。 そんで先日後ろに並んでた人に言われたわけ。 「え…二万円だって…」 え? 二万円くらいいくよね?5人家族なら週二万円、食費いきますよね…。 こ
老人に弱い。 私は老人が出ている映画はもれなく泣ける。 ニューシネマパラダイス、ストレートストーリー、 セントラルステーション、カール爺さんの空飛ぶ家。 さらに子供でもセットになっていようものなら二倍だ。 なぜ老人に弱いのか。 私のトップオブ老人シーンは山田洋次「学校」の中の田中邦衛が 字を書くシーンだ。 山田洋次は心の柔らかいところを グリグリ「人間の優しさ」という武器で攻撃してくるので、本当に要注意な監督だと思う。 「学校」は夜間学校を舞台にした四部作の映画だが、 私が
コミュ障という便利な言葉ができた。コミュ障って言っておけば、 人間関係こじれても免罪符のように使える気がする。 「私コミュ障なの」 家族とはよく喋るしコミュニケーション取るけど、 公の場に出るのが極端に苦手になった。人と話せば後悔するし。 寝る前に今日一日を反芻する。 「なんであんなこと言ったんだろう」 「代わりにこう言えばよかった」 「黙っておけばよかった」 そんなことの繰り返しで38歳になっている。 20代の時より慎重になったし落ち着いてきた。 代わりに20代の時
尾籠な話、生理がひどい。 ここ一年くらい特に出血量が酷くて、 一番ひどい時なんか尿のように出た時があった。 もちろん尿のように制御は効かないから、あっという間に下着を汚し、 着ていたパンツとコートを汚した。 私は電車のなかで双子をベビーカーに乗せていたから、焦って駅の個室の大きなトイレを探した。 子供に血を見せないように、両手血まみれになりながら処理をしてトイレを出たが、その処置虚しく、あっという間にまた服を汚した。 生理痛は無いのだが、出血量が多く、その時は夜用ナプキ
青春サムエル・ウルマンの「青春の詩」という詩がある。 この詩を深く感じたことがあった。 昨年義母が亡くなった。 とても元気だったのに、ガンが発覚しあっという間に、半年で亡くなった。 太陽みたいに内側からエネルギーが発散している人だった。 ずっとしゃべっていて、静かな時は寝ている時。 車椅子ダンスがライフワークで、日本どころか中国、アメリカにまで車椅子の方たちと一緒に飛び回り、車椅子ダンスの普及を目指していた。 そんなお義母さんにガンが発覚した時、それはそれは大変だった。
こどもにミルを渡して珈琲豆を挽かせると、 魔法のように美味しい珈琲が出来上がるのだ。 できればこどもの中でもせっかちじゃないやつに任せるといい。 ゆっくりゆっくり、力いっぱい時間をかけて挽いてくれる。 大人ではこうはいかない。 せっかちなものだから、ガリガリガリすぐに挽いてしまう。 それなりの味にはなるのだが、 こどもが挽いたものとは深みが違う(ような気がする) 平日には難しいのだが休日はこどもの出番だ。 こどもの口には入らないものをこどもに作らせるのは少し罪悪感があ