ながれやまひの

がんばっていきましょう! ほどほどに。

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最近の記事

純粋どころでない飲み会よ。

会社の飲み会。重鎮の定年。集まる同僚。華々しく送る定年の会。 もちろん体裁を整えるために出席。上司の言葉に重々しくうなづき、交流。 ボディタッチも気にしないふりをして、時代作の錯誤のセクハラにも見ないふりして、騒いでるが。 結局、この会は空虚な騒ぎにすぎない。 隣では昇進させてあげれなかった男子に向かっての謝罪が行われ、結局男同士の傷の舐め合いの様相。 男に擬態した女のみが昇進してる世界。 まじふぁっくだろ。 お前ら全員仲間だという勘違いに酔いしれてるだけだろ。 結局は嘘嘘嘘

    • しあわせ(幸福論)

      夫が休職することになった。 とても客観的に自分を分析して一か月休職を選んだので、尊重しようと思う。 彼は疲れたのだ。 生活に。 3人の子どもがおり、夫婦共々働いている。 子どもは休ませてくれない。私たち夫婦は仕事から帰ってきてもフルで働き、倒れるように寝た。自分の時間は無かった。毎日モダンタイムスのように働いて、ご褒美は子どもたちの笑顔。嘘つけ。 人間はロボットじゃない。 でも最中にいる時はロボットのように動けると思ってしまうのだ。油切れになってからそのことに気づいた。 じ

      • 週二万円の食費

        みなさん!食費いくらですか〜!!!(アントニオ猪木の口調で) うちは週二万円です。 未就学児二人と小学生一人、食べ盛り働き盛りの夫婦の5人暮らしです。 なんでこんな事書いてるかというと、我が家は週に一回買い溜めします。 スーパーでカート2台押しながら3カゴ分買うんです。 レジに並ぶとそれはそれは大迷惑。 後ろの人は待たされますよね。 そんで先日後ろに並んでた人に言われたわけ。 「え…二万円だって…」 え? 二万円くらいいくよね?5人家族なら週二万円、食費いきますよね…。 こ

        • いたたまれないきもちになる

          老人に弱い。 私は老人が出ている映画はもれなく泣ける。 ニューシネマパラダイス、ストレートストーリー、セントラルステーション、カール爺さんの空飛ぶ家。 さらに子供でもセットになっていようものなら二倍だ。 なぜ老人に弱いのか。 私のトップオブ老人シーンは山田洋次「学校」の中の田中邦衛が字を書くシーンだ。 山田洋次は心の柔らかいところをグリグリ「人間の優しさ」という武器で攻撃してくるので、本当に要注意な監督だと思う。 「学校」は夜間学校を舞台にした四部作の映画だが、私が語りたい

        純粋どころでない飲み会よ。

          コミュ障がこころに人を飼う話

          コミュ障という便利な言葉ができた。コミュ障って言っておけば、人間関係こじれても免罪符のように使える気がする。 私コミュ障なの 家族とはよく喋るしコミュニケーション取るけど、公の場に出るのが極端に苦手になった。人と話せば後悔するし。 寝る前に今日一日を反芻する。「なんであんなこと言ったんだろう」「代わりにこう言えばよかった」「黙っておけばよかった」 そんなことの繰り返しで38歳になっている。20代の時より慎重になったし落ち着いてきた。代わりに20代の時の発想や勢いは失ったと

          コミュ障がこころに人を飼う話

          血が足りない(婦人科系の話)

          尾籠な話、生理がひどい。 ここ一年くらい特に出血量が酷くて、1番ひどい時なんか尿のように出た時があった。 もちろん尿のように制御は効かないから、あっという間に下着を汚し、パンツとコートを汚した。 私は子どもをベビーカーに乗せていたから、焦って個室の大きなトイレを探した。 子供に血を見せないように、両手血まみれになりながら処理をしてトイレを出たが、その処置虚しく、あっという間にまた汚した。 生理痛は無いのだが、出血量が多く、その時は夜用ナプキンで30分持たなかった。 これは異

          血が足りない(婦人科系の話)

          義母と、青春のこと

          青春サムエル・ウルマンの「青春の詩」という詩がある。 「青春とは人生のある期間ではなく心の持ち方をいう。 青春とは人生の深い泉の清新さをいう。青春とは臆病さを退ける勇気 やすきにつく気持ちを振り捨てる冒険心を意味する。 ときには、20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。年を重ねただけで人は老いない。 理想を失うとき はじめて老いる。」 昨年義母が亡くなった。 とても元気だったのに、ガンが発覚しあっという間に、半年で亡くなった。 太陽みたいに内側からエネルギーが発散してい

          義母と、青春のこと

          珈琲があればいい

          こどもにミルを渡して珈琲豆を挽かせると、魔法のように美味しい珈琲が出来上がるのだ。 できればこどもの中でもせっかちじゃないやつに任せるといい。 ゆっくりゆっくり、力いっぱい時間をかけて挽いてくれる。 大人ではこうはいかない。せっかちなものだから、ガリガリガリすぐに挽いてしまう。 それなりの味にはなるのだが、こどもが挽いたものとは深みが違う(ような気がする) 平日には難しいのだが休日はこどもの出番だ。 こどもの口には入らないものをこどもに作らせるのは少し罪悪感があるが。

          珈琲があればいい

          おんなのかばん

          女性のかばんについてツイッターが炎上していたことを思い出した。 私には「かばん」なのだが「バッグ」だ。 「女性と女性が持つブランドバッグのレベルは大抵相関している。個人的にはセリーヌ以上を希望」「アラサーでミュウミュウは辛い」 というような内容だった。 そのことに対して「そんなことで人の価値をはかるのか」と炎上し、その結果みんなが持っている楽しいかばん合戦になったのだった。 (余談だが、ツイッターが深刻な論争からすぐ大喜利合戦を始めるところが大好きだ。) 普段から便宜上、

          おんなのかばん

          一生分の夏休み

          私の考えた言葉ではなく、昔所属していたサークルのキャッチコピーで、偶然後輩たちのSNSを見たのだ。 私の所属していたのはダイビングサークルで、一年生のときにライセンスを取り、国内を年に4〜5回合宿して潜水していた。 国内の海なので、そこまで派手では無かったけど、学生ならではの海の楽しみ方をしたと思う。 小笠原の海を船の屋根に乗って(たぶん普通の客だったら許してもらえないだろう!)クジラを見に行ったこと。 夕焼けだけを見るためにみんなで登った岩。 月の光が海の上に道を作っ

          一生分の夏休み

          アウトプットのこと

          毎日の仕事、タスク、こどもの世話。ワーキングマザーの日々。 やるべき事が山のようだ。 本来これらはクリエイティブなものなんだけど、余裕さえあれば気づきもあるだろう。 しかし、いかんせんルーティンワークや作業に陥りがちだ。 これを続けると「作業」になってしまった日々に疲れてしまう。 タスクタスク、チェック、チェック。 限りある時間をいかに効率的に使うか。 いかにベターな選択をするべきなのか。 朝起きてから寝るまで「効率的」に動く。選択選択、効率的選択。 モダンタイムスの

          アウトプットのこと

          大人になって旅に出るということ

          こどもの体感時間とおとなの体感時間は異なるという。 こどもにとっての一年間は色濃く、1日1日が鮮やかに過ぎていく。 おとなはどうだろう。気づけば半年が過ぎ、気づけば年末。ジェットコースターのように日々は過ぎていく。 こどもにとって、毎日は初めての体験の連続であり、初めての感情の揺さぶりが起きている。 おとながこどものような体感時間を経験したいとするなら、旅に限ると私は思う。 じぶんでコントロールできない空間に自らを置く。じぶんの経験値なんか0になってしまう心細さ。言葉

          大人になって旅に出るということ